七坂めぐり・・天王寺~谷九 (2016.5)
友人に誘われて大阪 天王寺~谷九までの「七坂めぐり」を歩いた
谷町筋と松屋町筋の大通りは何度か通ったが、この間の坂を登り下りをしたのは初めてだった
天王寺からスタート
近くの統国寺へいく ここは韓国の寺でドイツ統合のベルリンの壁がある
信者からの奉納されたとか 韓国の人の南北統合の祈りを感じる所
天王寺の鳥居の近くに 昔からのまんじゅう屋「釣鐘屋」がある
天王寺を西門から入る
六時堂の前の亀池には亀がいっぱい甲羅干ししていた
お骨仏で有名な一心寺 今年は10ぶりに仏様が作られる年だそうだ
ここで「七坂めぐり」のスタンプラリー台紙を貰う
台紙とスタンプを押してくれる寺の表示
一心寺の前の坂が「逢坂」 道路で広い
真田幸村終焉の地 安居天満宮 石碑が立ち、幸村の像があった
天満宮の横の坂が「天神坂」
清水寺
大阪に清水の舞台や清水瀧があるとは知らなかった
「清水坂」の下には絵を描いている人がいた
「愛染坂」を登る
登り切った所に大江神社がある ここから夕日がきれいだったから「夕陽岡(丘)」と言われた
今は木が茂って西は見えない
愛染堂の入る 「愛染かつら」の桂の樹は老木で枯れてノウゼンカツラが絡んでいた
奥の多宝塔は立派だった 明治の頃サンフランシスコの万博に模型が出展されたそうだ
この七坂周辺には、道路にカラータイルがあり 歴史街道の案内となっている
伊達家、陸奥家の墓所跡 薩摩の小松帯刀の埋葬されていたが子孫により東京に移された
行き止まりの奥に 藤原家隆の墓が草に埋もれていた
「口縄坂」を下る 下から見ると蛇(くちなわ)の形に見えると言う
車も通るこの坂は「学園坂」夕陽丘学園に行く道
松屋町筋沿いに歩く お寺が並んでいる インド風の心光寺、新選組の大阪旅宿だった光明寺など
源聖寺でスタンプを押してから「源聖寺坂」をのぼる
坂の途中の「齢延寺」が新しく立派な寺だった
生玉神社に到着
境内に織田作之助の像 井原西鶴の像がある
道路や鉄道以前は、この辺りが大阪の北の中心地だったことを思う
境内を通りぬけて出た所が「真言坂」 生玉十坊が真言宗だったので名付けられた
生玉神社で最後のスタンプを押して、完歩証を貰う 楽しいスタンプラリーだった
玉造&天六 (2016/2)
環状線歩きで行ったところだが、もう一度しっかり見たくて歩いてみた
玉造駅から歩き始める
玉造駅商店街は真田の旗がなびいて、大河ドラマの歓迎ムード
突き当りの三光神社は大阪七福神めぐりで有名
寿老人の像がある
ここに幸村の像があり、大阪城に抜けると言われる穴がある
裏から丘へ上がり、日清戦争時の軍人墓地を通り、マリヤ聖堂へ行く
途中に大阪女学院があった
以前は修理中だったマリア聖堂はきれいな姿で立っていて中に入ることが出来た
左右の高山右近と細川ガラシャの立っている
内部のステンドグラスが美しかった 正面のマリアは日本的
ぜひ中を見たいと思っていたから満足する
ここから天満駅に行き 商店街を通って天六へ行く
勧められた「大阪くらしの今昔館」へ行く
エレベーターで10Fに上がり見物スタート
中は大阪商家の街並みが再現されていた
江戸の屋根は板葺の頃、大阪では立派な瓦葺だったという
下に降りて人波に入って驚いた 周囲に聞こえるのは外国語ばかり・・
しかも和服着た人でいっぱい?
受付で聞いてみたら先着順で着れるそうだが、人気ですぐにチッケト切れになるそうだ
昔の大阪の様子と歴史の展示を楽しんだ
確かに外国人にも判りやすい良いと思う お勧めの場所である
難波宮跡 (2015/12)
「講師が説明する難波宮」のハイキングに参加した
NHKや歴史博物館には何度か行くが、こんなにしっかり見たのは初めてだった
地下鉄谷四で降りて、歴史博物館へ
先ずは研修室で学芸員から今日見学する場所の説明を聞く
上町台地の先端にあたるこの地に、難波宮が建設されたのは650年(大化の改新)頃、と750年(大仏開眼)頃の2回、
火災で焼けた後、ほぼ同じ位置に建てられたので、今残っているのは後期のものが多い
普段は空いてないらせん階段を下って、前期の頃の水道路を見る
歴史館の床にガラス張りのところがあり 発掘の柱跡が見える
別の入口から地下へ入り 保存されている遺跡跡を見る
白い提灯は当時の柱を表していて、建物の復元図もあった
この遺跡の下は駐車場になっていて、わずか4~5mの厚さの土地をビルの空間で保存しているとか
個人で行ってもこの展示ツアーに参加できるのでお勧めクリック
http://www.mus-his.city.osaka.jp/news/zyousetu/b1.html
歴史博物館で 古代の展示を見ながら説明を聞く
当時の大極殿の人形が並ぶ中で映像説明をみる
終わると壁側が開いて、目の前に難波宮の跡地が広がる 見事な演出だった
外に出て実際を見学
当時の倉庫を実物大で復元 瓦が発掘されなかったので茅葺だったろう 中身は不明
丸いのは柱の跡 こんなに沢山並んで倉庫が建っていた
広場の床にある丸印 赤は前期 城は後期の柱跡だそうだ
駐車場やマンションの庭にもマークや柱跡 知らなければただの椅子
難波宮の大きさと保存に協力している様子が判る
国の史跡の指定されている広い公園だ
基壇の上から広場(朝廷)を見ると 映画「ラストエンペラー」で、幼い溥儀が居並ぶ家臣を見下ろすシーンが浮かんだ
歴史勉強をした一日だった
舞洲ゆり園(2015/6)
大阪の新名所になったと言われる舞洲ゆり園に行った
お勧めの時期に行ったので評判通りの華やかさを見ることが出来た
入口から入ると・・
目の前にカラフルな色のゆりが咲き乱れていた「わぁーきれい!!」の声があちこちで聞こえた
上からゆっくり眺める休憩所もある
おわり