「凜太郎~お帰り~チュッ
」
「ただいま~チュッ
」
ほっぺにチュッチュッする二人です(^^;
凜太郎ったらNYに行って目覚めたのかしら?そんな訳ないわよね、でもほっぺにチュッくらいは全然平気なんだ、さすがNY、NY万歳だわ。
「あー美味かった!これが食べたかったんだ」
「1年半ぶりの帰国だもんね、しかも凱旋帰国、さすが凜太郎ね。今日は実家に泊まるの」
「うん」
「明日は一日遅れのクリスマスパーティ&凜太郎お帰り会をやるからね!」
「ありがとう健ちゃん、みんなに会うの楽しみだな、みんな元気か」
「うん、元気よ」
「じゃあまた明日」
あれっまだ店に電気がついてる、遅くまでやってるんだな。誰がいるんだろ?
キン・・・は今頃あいつとラブラブクリスマスだな、店の様子もみたいし、ちょっと覗いてくるか。
*
「立花!」
「よっ元気そうだな、クリスマスだってのにまだ仕事してたのか」
「もう終わったけどね、店長ともなると仕事多くてね、立花みたいに早く出来ないしさ」
「ここリニュアールしたんだな、いい感じできんの店になってるよ」
「ありがとう、誰よりも立花にそう言われると嬉しいよ」
「元気だったか」
「うん、みんな元気だよ。それにしても立花ってやっぱ凄いわ、NY支店は大繁盛。この雑誌の特集・NYコレクションを華やかに彩った立花凜太郎の手腕っときたもんだ。次はパリコレか?」
「・・・・・」
「けっマジかよ! でも同期としては鼻が高いよ。NYじゃ金髪のお姉ちゃんにモテて困るだろう(笑)」
「んなことねーよ」
「だな、立花って案外モテないんだよな、でも彼女の一人くらいいるんだろ」
「ああ」
「チュウしたか? その顔はしたな、で、その先は?」
「なんでおまえにいちいち報告しなきゃなんねーんだよ」
顔見るだけで立花のことならわかるんだよな。
「バッカだな~早くやれよ、もたもたしてっから好きな女 他の男にとられるん・・・ごめん」
「おまえはどうなんだよ・・・幸せか」
なんで黙ってんだよ。。。
「彼とは別れたんだ・・・」
「はぁ? なんだよそれ」 あんなに大騒ぎして投票までして
「私が夢を諦めないでって言ったから、それでいろいろと無理して頑張り過ぎて痩せてやつれちゃって、それでも笑顔を絶やさなくて・・・もう彼を自由にしてあげようと思ったんだ。現実はさ、童話のようにめでたしめでたしってわけにはいかなかったな」
「そんなこと・・・」
「わかってたよ、立花を選んだ方が幸せになるだろうなっていうのもわかってた」
「・・・・・」
「だけど、あのときの私は彼のことがとても、どうしようもなく好きだった」
「後悔してるのか?」
「してないよ、幸せだったもん」
「ならいい、けど泣きたいときは泣け、我慢すると便秘になるぞ」
「なんだよ、それっ 相変わらずだな~立花は(笑)」
「やっと笑ったな」
「立花・・・」
涙が溢れ出る桜。桜を抱き寄せる凜太郎。。。
「えらかったな、頑張ったな、よしよし」
あったけーな、凜太郎の胸は・・・
「ん? おまえ腹出たな、この年になると気つけないと戻らなくなるぜ」
「ちげーよ、今5ヶ月なんだ」
「えっ・・・」
「別れた後にわかったから彼は知らないんだ」
「待ってろ! 俺がなんとかすっから」
「ばーか、なんもしなくていいよ、私はこの子がいるだけで幸せだから」
「よくねーよ、それじゃ駄目だって! 俺母子家庭で育ったから分かるんだ」
そうだった・・・
「あれっ 立花さんだ! 帰ってたんですね、お久しぶりです」←柏木(NAOTO)くん。
「そのハンカチは?」
「ああ、これ店の入り口に落ちてたんです。お客さんが落としていったのかな」
「さっき掃除したときは落ちてなかったけど」
「メアリ・・・・・キン、ちょっと待っててくれ」
「待たないよ! 私のことはいいから早く行け! 走れリンタロー!追いかけて押し倒せ!」
「おっ おうっ」
日本まで追いかけてくるなんてやるね~。
よかった・・・本当によかった。 あーあ、年取ると涙もろくなるってもんだ。
*
何処行ったんだろ?向こうに交番が見えるけど・・・・・いないか。
「本当にありがとうございました。私達がくるまでずっとこの子の相手をしてくださったようで」
「いやー私どもは英語喋れなくて助かりました」 ←警官です。
「クリスマスの夜に坊やのお付き合いさせてしまって申し訳なかったわ」
「いえ、私一人ですから、それにこれからホテル帰って寝るだけなんです」
「まあ、あなたみたいな若くて綺麗なお嬢さんが、それは勿体ないわ。日本の男性は見る目がないわね、ではごきげんよう、メリークリスマス」
「メリークリスマス」
ケーキでも買って帰ろうかな、そういえば昔の日本のドラマに29才のクリスマスっていうのがあったな~あれ最後どうなるんだっけ?
私の20代最後のクリスマスは日本での一人クリスマスとなりまし・・・
「メアリ!」
「立花さん・・・・・立花さんを追いかけて日本まで来ちゃいました。こんな重い女でごめんなさい」
「なに言ってるの、凄く凄く嬉しいよ」
ホントに?ホントに? だって抱き合ってた。 昔好きだった人、今も好きなんでしょ?
おばあちゃん、私は弱い女です。早くも白旗です。
「お邪魔しました。 さようなら」
「メアリ、君はなにか誤解してる。あいつとは20年来の腐れ縁で、大事な友達で家族のようだったり兄弟のようだったり、だからあいつが困ってると助けたいと思うし、あいつが泣いてたら慰めたいと思う。だけどメアリとあいつに対する感情は全く別のものなんだ」
「どう違うんですか?」
「メアリ、君といると・・・君といるとムラムラするんだ!」
「ムラムラって・・・」
「いや、そうじゃなくて、違う、そうじゃないわけではないんだけど、えとムラムラは置いておいて、いやその感情は置いておけないけど。」
いつも穏やかで大人な凜太郎さんが焦ってテンパってる。なんだか可愛い・・・
「私も・・・私もムラムラします!」
「メアリ・・・よかった。 君のことが好きだ。うんムラムラじゃなくて好きだって言いたかったんだ(笑)無論ムラムラもしてるけど(照)」
*
おばあちゃん、ダブルベッドありがとう~でもなんか用意してたみたいでこれってどうなんだろう?(^^;
「メアリもシャワー浴びておいで」
「はっ はい」
はぁ~日本人でこんなにバスローブの似合う人っていないだろうな。
こう見えて、私もナイスバディな身体にはちょっと自信があるのよ、この身体で立花さんを私のとりこに~。無理だ・・・だってこの身体、殆ど使ったことがない残念な私だった。
あれはどんくらい前だっただろうか(遠い眼)なんか心配になってきた。
「なに百面相してるの?」
「いっ いつからそこにいたんですか!?」
「だってシャワー長いんだもん、まちくたびれちゃった」
「キャッ」 29年生きてきて人生初のお姫様抱っこ、嬉し過ぎるぜっ!
「メアリ・・・」
「あっあの電気もう少し暗くしてください」
「いいよ(微笑)」
(凜太郎・パン一のバックショットです
)パン一とはパンツ一丁だよん
凜太郎さんの背中って広くて大きいんだ、あっほくろみっけっ。
それにしても綺麗な背中だな~足長いし、おしりの形もいいし
「なんか凄く背中に視線感じたんだけど」
しっしまった(^^;
お返しとばかりに凄く見られてる。恥ずかしくてたまらない。
「立花さん、そんなに見ないでください」
「名前で呼んで・・・」
「凜太郎さん・・・あぁ・・・・・やっ・・・」
「ここ?(微笑)」
「い・・・ぢわるっ・・・」
こんなふうにあの人も? バカッなんでこんなときにそんなこと考えるの?
知らなかった、私ってこんなに嫉妬深い女だったんだ・・・
「なに考えてるの? 考える余地を与えた俺がいけなかったかな(微笑)」
あなたの息遣いが聞こえる。
身体中に降り注ぐ愛の証。。。
こんなに愛されてるのにまだ足りない。
もっとあなたで私を満たしてください。 もっと・・・もっと。。。
「メアリ、いつまでシーツかぶってるの(笑)」
盛り上がり過ぎた夜が恥ずかしくて顔出せないよ~。
「今日、お昼から健ちゃんとこで1日遅れのクリスマス会をやるんだ。健ちゃんてのは幼馴染でSOBARって店をやっていて、そこで皆にメアリのこと紹介したいから、そろそろ起きて着替えて」
「はい・・・て、なっなんで裸なんですか!?」
「なんでってシャワー浴びたから、なんか期待した?(笑)」
「もおぉ~」
*
「メアリと言います」
「私は遠山桜です。立花とは同期で20年来の腐れ縁で、立花の後を継いで吉祥寺店の店長やってます。それにしてもメモリちゃんがこんなに可愛い子だったとは、ホントに立花みたいな41のオッサンでいいの?」
「おめえは余計なこと言うんじゃないの」
「へいへい、失礼しました」
「私は凜太郎と幼馴染でこの店のマスターなの、健ちゃんて呼んでね」
「健ちゃんさん」
「あらっ さんはいらないわよ、ホント、メモリちゃんて可愛い子ね」
「メモリちゃん、よろしく~よろしく~」←その他大勢。
「つーか、なんでみんなしてメモリって言うんだよ、定規じゃあるまいし、メ・ア・リだよ」
「だって桜が、メモリって名前なんだってって言ってたから」
「おいキン、耳まで遠くなってきたのかよ。そんなんじゃ老後が大変だぞ」
「おめぇ~に心配してもらわう筋合いはねぇーよ、おめぇ~こそジジくさくなってメモリちゃんに逃げられないように気をつけな」
二人・・・仲いいんだな~。ずっと楽しそうに喋ってる。。。
それに凜太郎さん、ちょこちょこ動き回る桜さんのことをずっと気にかけて見てる。
「あっ」
こけそうになった桜を素早く抱きとめる凜太郎。
いたたまれなくその場を離れるメアリ。。。
「バカッ 気をつけろよ!」
「バカはおまえだよ」
・・・・・化粧室・・・・・
「メモリちゃん」
「桜さん」
「私、今妊娠5ヶ月なんだ、それでなんだよ」
「えっ・・・」
「あいつはバカ優しいんだよ」
「バカ優しい?」
「バカみたいに優しくて、それでメモリちゃんが傷つくことがあるかもしれない、だけど大目に見てやって。だって初めて見たよ、立花のあんな顔。凄く愛おしそうにメモリちゃんのこと見てたよ」
「桜さん・・・」
「それと私と立花は一度も男女の仲になったことはないんだよ。あっ その顔を見るとやっぱり言ってなかったんだね、立花は頭がよくて感も鋭いくせに、どこか抜けてて特に女心には鈍感なやつだから(笑)」
この人に嫉妬してた自分はなんて醜いんだろう・・・
「桜さん、ありがとうございます」
「ん? 別に礼を言われることはないけど。さっ行こうっメモリちゃん」
「あの~私メアリですから」
「あっそうだった、ごめんごめん」
「健ちゃん、志麻さん、美樹さん、みんな、桜のことお願いします」
「そんなの当たり前じゃない」
「そう、みんな桜のことが大好きだもんね」
「うん」
「立花さんはメモリちゃんとお幸せに!」
「だからっメモリじゃなくてメアリだってば!」
*
「桜さん、凜太郎さんのことバカ優しいって言ってました」
「バカ優しい?」
「バカみたいに優しいんですって、でも桜さんもバカ優しい人です。大らかで気さくで、素顔も心もとても綺麗な人」
「ガサツな女だけどな(笑) 俺にとってはとても大切な友達なんだ」
「はい(微笑)」
「着いたよ、ここ、俺んち」
「まあまあいらっしゃい」
「こんばんは、メアリと申します」
「まあ可愛らしい方、洋服のセンスもいいわね」
「1年半ぶりに会った息子には眼もくれないんだな」
「だって、凜太郎の髭面見ても楽しくないじゃない」
「あれだけ顔見せろって煩かったくせに、俺の口の悪いのはおふくろ譲りだな」
「まあ、凜太郎さんたら(笑)」
「さあ、あがってあがって、私のお料理、お口に合うかしら~(ウキウキ)」
*
アメリカのとある場所です。
「よっ」
「立花さん・・・」
「一発殴らせろ!」
寸止めで止めます。
「今度はよけないんだな」
「なんの用ですか、僕に用なんてないでしょ。僕たちは別れたんだから、桜さんをどうしようとあなたの自由です」
「桜は妊娠してる、5ヶ月だそうだ」
「桜さん!」
「待て! 今日本に帰ってあいつが喜ぶと思ってんのか? だからおまえはガキだってんだよ。もう少し大人になれ」
「僕は・・・ずっとあなたに嫉妬してました。なにをやってもあなたには適わない。桜さんはあなたを選んだ方が幸せだったんじゃないかってそればかり考えてた」
「当たり前だ40年生きてんだぜ、おまえに負けてたまるか。あんときは負けたけどな(苦笑)・・・あいつはずっとずっとおまえのことが好きなんだよ」
「桜さんは元気でしたか?」
「ああ、すこぶる元気だったよ、大丈夫、向こうには桜を好きなやつが沢山いる。だからおまえはここで頑張って結果だせ」
「はいっ!」
*
「終わりました?」
「うん」
「なんか、凄く若い子ですね」
「15才下だからな」
「じゅっ 15才ですか!」
「15才下って有り?」
「私の15才下だと14才ですよ!それは犯罪です」
「だな(笑)」
*
「お待たせっ」
凜太郎さんのフォーマル姿、初めてみた。ひっ髭も無い!
王子様というよりまるで貴公子だわ
(うっとり)
「来週からパリだから気分一新ていうか、髭そったんだ」
「そっか」
「髭のない凜太郎さんだとヘアメイクだけでなくモデルやってくれって頼まれちゃうかも」
「まさか(笑)」
「うわぁー高いな~ここから見下ろすニューヨークの夜景は最高です!」
「うん」
「食事も美味しいです!」
「うん」
「凜太郎さん、顔色悪いですよ」
「実は高いところ苦手なんだ」
「だったら無理してこんな高層レストランに来なくても」
「一生に一度のことだから無理しちゃえって」
「一生に一度って?」
「メアリ・・・僕と結婚してください」
嬉し過ぎて言葉が出てこない・・・
「返事は急がなくていいから、ゆっくり考えて、それにしても俺ってボキャブラリーがないよな。甘い言葉とか、いろんなプロポーズを考えてみたんだけど、カミカミになるか、こないだみたいにテンパって変なこと言いだすよりはシンプルにストレートにって思ったんだけど」
なんか、氷のように固まってる
うわぁーうっかり下を見てしまった。なんか眩暈がしてきた。気分が悪い。。。
「はいです」
「えっ?」
「はいっ! はいです!」
「よかった、一緒に幸せになろうな・・・・・ごめん、トイレ!」
無理させちゃってごめんなさい。でも忘れられないプロポーズになりました
「お姫様と王子様は国中の人々に祝福されて盛大な結婚式を挙げました。めでたし、めでたし」
「いいな~いつか私のところにも王子様がきてくれるかな?」
「いつかメアリにも素敵な王子様がきてくれるよ」
「おばあちゃん、本当?」
「でもその為にはメアリは優しくて素敵な女の子になって、ううん、平凡な女の子でもいいんだよ。メアリだけを愛してくれるメアリだけの王子様が世界に一人はいる筈だから。でも現実は童話のようにメデタシメデタシでは終わらないからね、お互いを信じて思いやりをもって・・・おや、寝てしまったのかい。なにもおばあちゃんが語らなくてもそれは大人になればわかることだけどね。今は楽しい夢を見て おやすみ メアリ」
「おばあちゃーん」
「おはようメアリ、どうしたんだい、怖い夢でも見たのかい? 涙眼になってるよ」
「あのね、夢の中に王子様が出てきたの、でもその王子様はお髭がぼうぼうだったの」 fine
楽しんで頂けたなら幸いです。一言でも感想頂けたらより嬉しいです。

「ただいま~チュッ

ほっぺにチュッチュッする二人です(^^;
凜太郎ったらNYに行って目覚めたのかしら?そんな訳ないわよね、でもほっぺにチュッくらいは全然平気なんだ、さすがNY、NY万歳だわ。
「あー美味かった!これが食べたかったんだ」
「1年半ぶりの帰国だもんね、しかも凱旋帰国、さすが凜太郎ね。今日は実家に泊まるの」
「うん」
「明日は一日遅れのクリスマスパーティ&凜太郎お帰り会をやるからね!」
「ありがとう健ちゃん、みんなに会うの楽しみだな、みんな元気か」
「うん、元気よ」
「じゃあまた明日」
あれっまだ店に電気がついてる、遅くまでやってるんだな。誰がいるんだろ?
キン・・・は今頃あいつとラブラブクリスマスだな、店の様子もみたいし、ちょっと覗いてくるか。
*
「立花!」
「よっ元気そうだな、クリスマスだってのにまだ仕事してたのか」
「もう終わったけどね、店長ともなると仕事多くてね、立花みたいに早く出来ないしさ」
「ここリニュアールしたんだな、いい感じできんの店になってるよ」
「ありがとう、誰よりも立花にそう言われると嬉しいよ」
「元気だったか」
「うん、みんな元気だよ。それにしても立花ってやっぱ凄いわ、NY支店は大繁盛。この雑誌の特集・NYコレクションを華やかに彩った立花凜太郎の手腕っときたもんだ。次はパリコレか?」
「・・・・・」
「けっマジかよ! でも同期としては鼻が高いよ。NYじゃ金髪のお姉ちゃんにモテて困るだろう(笑)」
「んなことねーよ」
「だな、立花って案外モテないんだよな、でも彼女の一人くらいいるんだろ」
「ああ」
「チュウしたか? その顔はしたな、で、その先は?」
「なんでおまえにいちいち報告しなきゃなんねーんだよ」
顔見るだけで立花のことならわかるんだよな。
「バッカだな~早くやれよ、もたもたしてっから好きな女 他の男にとられるん・・・ごめん」
「おまえはどうなんだよ・・・幸せか」
なんで黙ってんだよ。。。
「彼とは別れたんだ・・・」
「はぁ? なんだよそれ」 あんなに大騒ぎして投票までして
「私が夢を諦めないでって言ったから、それでいろいろと無理して頑張り過ぎて痩せてやつれちゃって、それでも笑顔を絶やさなくて・・・もう彼を自由にしてあげようと思ったんだ。現実はさ、童話のようにめでたしめでたしってわけにはいかなかったな」
「そんなこと・・・」
「わかってたよ、立花を選んだ方が幸せになるだろうなっていうのもわかってた」
「・・・・・」
「だけど、あのときの私は彼のことがとても、どうしようもなく好きだった」
「後悔してるのか?」
「してないよ、幸せだったもん」
「ならいい、けど泣きたいときは泣け、我慢すると便秘になるぞ」
「なんだよ、それっ 相変わらずだな~立花は(笑)」
「やっと笑ったな」
「立花・・・」
涙が溢れ出る桜。桜を抱き寄せる凜太郎。。。
「えらかったな、頑張ったな、よしよし」
あったけーな、凜太郎の胸は・・・
「ん? おまえ腹出たな、この年になると気つけないと戻らなくなるぜ」
「ちげーよ、今5ヶ月なんだ」
「えっ・・・」
「別れた後にわかったから彼は知らないんだ」
「待ってろ! 俺がなんとかすっから」
「ばーか、なんもしなくていいよ、私はこの子がいるだけで幸せだから」
「よくねーよ、それじゃ駄目だって! 俺母子家庭で育ったから分かるんだ」
そうだった・・・
「あれっ 立花さんだ! 帰ってたんですね、お久しぶりです」←柏木(NAOTO)くん。
「そのハンカチは?」
「ああ、これ店の入り口に落ちてたんです。お客さんが落としていったのかな」
「さっき掃除したときは落ちてなかったけど」
「メアリ・・・・・キン、ちょっと待っててくれ」
「待たないよ! 私のことはいいから早く行け! 走れリンタロー!追いかけて押し倒せ!」
「おっ おうっ」
日本まで追いかけてくるなんてやるね~。
よかった・・・本当によかった。 あーあ、年取ると涙もろくなるってもんだ。
*
何処行ったんだろ?向こうに交番が見えるけど・・・・・いないか。
「本当にありがとうございました。私達がくるまでずっとこの子の相手をしてくださったようで」
「いやー私どもは英語喋れなくて助かりました」 ←警官です。
「クリスマスの夜に坊やのお付き合いさせてしまって申し訳なかったわ」
「いえ、私一人ですから、それにこれからホテル帰って寝るだけなんです」
「まあ、あなたみたいな若くて綺麗なお嬢さんが、それは勿体ないわ。日本の男性は見る目がないわね、ではごきげんよう、メリークリスマス」
「メリークリスマス」
ケーキでも買って帰ろうかな、そういえば昔の日本のドラマに29才のクリスマスっていうのがあったな~あれ最後どうなるんだっけ?
私の20代最後のクリスマスは日本での一人クリスマスとなりまし・・・
「メアリ!」
「立花さん・・・・・立花さんを追いかけて日本まで来ちゃいました。こんな重い女でごめんなさい」
「なに言ってるの、凄く凄く嬉しいよ」
ホントに?ホントに? だって抱き合ってた。 昔好きだった人、今も好きなんでしょ?
おばあちゃん、私は弱い女です。早くも白旗です。
「お邪魔しました。 さようなら」
「メアリ、君はなにか誤解してる。あいつとは20年来の腐れ縁で、大事な友達で家族のようだったり兄弟のようだったり、だからあいつが困ってると助けたいと思うし、あいつが泣いてたら慰めたいと思う。だけどメアリとあいつに対する感情は全く別のものなんだ」
「どう違うんですか?」
「メアリ、君といると・・・君といるとムラムラするんだ!」

「ムラムラって・・・」
「いや、そうじゃなくて、違う、そうじゃないわけではないんだけど、えとムラムラは置いておいて、いやその感情は置いておけないけど。」
いつも穏やかで大人な凜太郎さんが焦ってテンパってる。なんだか可愛い・・・
「私も・・・私もムラムラします!」
「メアリ・・・よかった。 君のことが好きだ。うんムラムラじゃなくて好きだって言いたかったんだ(笑)無論ムラムラもしてるけど(照)」
*
おばあちゃん、ダブルベッドありがとう~でもなんか用意してたみたいでこれってどうなんだろう?(^^;
「メアリもシャワー浴びておいで」
「はっ はい」
はぁ~日本人でこんなにバスローブの似合う人っていないだろうな。
こう見えて、私もナイスバディな身体にはちょっと自信があるのよ、この身体で立花さんを私のとりこに~。無理だ・・・だってこの身体、殆ど使ったことがない残念な私だった。
あれはどんくらい前だっただろうか(遠い眼)なんか心配になってきた。
「なに百面相してるの?」
「いっ いつからそこにいたんですか!?」
「だってシャワー長いんだもん、まちくたびれちゃった」
「キャッ」 29年生きてきて人生初のお姫様抱っこ、嬉し過ぎるぜっ!
「メアリ・・・」
「あっあの電気もう少し暗くしてください」
「いいよ(微笑)」
(凜太郎・パン一のバックショットです

凜太郎さんの背中って広くて大きいんだ、あっほくろみっけっ。
それにしても綺麗な背中だな~足長いし、おしりの形もいいし
「なんか凄く背中に視線感じたんだけど」
しっしまった(^^;
お返しとばかりに凄く見られてる。恥ずかしくてたまらない。
「立花さん、そんなに見ないでください」
「名前で呼んで・・・」
「凜太郎さん・・・あぁ・・・・・やっ・・・」
「ここ?(微笑)」
「い・・・ぢわるっ・・・」
こんなふうにあの人も? バカッなんでこんなときにそんなこと考えるの?
知らなかった、私ってこんなに嫉妬深い女だったんだ・・・
「なに考えてるの? 考える余地を与えた俺がいけなかったかな(微笑)」
あなたの息遣いが聞こえる。
身体中に降り注ぐ愛の証。。。
こんなに愛されてるのにまだ足りない。
もっとあなたで私を満たしてください。 もっと・・・もっと。。。
「メアリ、いつまでシーツかぶってるの(笑)」
盛り上がり過ぎた夜が恥ずかしくて顔出せないよ~。
「今日、お昼から健ちゃんとこで1日遅れのクリスマス会をやるんだ。健ちゃんてのは幼馴染でSOBARって店をやっていて、そこで皆にメアリのこと紹介したいから、そろそろ起きて着替えて」
「はい・・・て、なっなんで裸なんですか!?」
「なんでってシャワー浴びたから、なんか期待した?(笑)」
「もおぉ~」
*
「メアリと言います」
「私は遠山桜です。立花とは同期で20年来の腐れ縁で、立花の後を継いで吉祥寺店の店長やってます。それにしてもメモリちゃんがこんなに可愛い子だったとは、ホントに立花みたいな41のオッサンでいいの?」
「おめえは余計なこと言うんじゃないの」
「へいへい、失礼しました」
「私は凜太郎と幼馴染でこの店のマスターなの、健ちゃんて呼んでね」
「健ちゃんさん」
「あらっ さんはいらないわよ、ホント、メモリちゃんて可愛い子ね」
「メモリちゃん、よろしく~よろしく~」←その他大勢。
「つーか、なんでみんなしてメモリって言うんだよ、定規じゃあるまいし、メ・ア・リだよ」
「だって桜が、メモリって名前なんだってって言ってたから」
「おいキン、耳まで遠くなってきたのかよ。そんなんじゃ老後が大変だぞ」
「おめぇ~に心配してもらわう筋合いはねぇーよ、おめぇ~こそジジくさくなってメモリちゃんに逃げられないように気をつけな」
二人・・・仲いいんだな~。ずっと楽しそうに喋ってる。。。
それに凜太郎さん、ちょこちょこ動き回る桜さんのことをずっと気にかけて見てる。
「あっ」
こけそうになった桜を素早く抱きとめる凜太郎。
いたたまれなくその場を離れるメアリ。。。
「バカッ 気をつけろよ!」
「バカはおまえだよ」
・・・・・化粧室・・・・・
「メモリちゃん」
「桜さん」
「私、今妊娠5ヶ月なんだ、それでなんだよ」
「えっ・・・」
「あいつはバカ優しいんだよ」
「バカ優しい?」
「バカみたいに優しくて、それでメモリちゃんが傷つくことがあるかもしれない、だけど大目に見てやって。だって初めて見たよ、立花のあんな顔。凄く愛おしそうにメモリちゃんのこと見てたよ」
「桜さん・・・」
「それと私と立花は一度も男女の仲になったことはないんだよ。あっ その顔を見るとやっぱり言ってなかったんだね、立花は頭がよくて感も鋭いくせに、どこか抜けてて特に女心には鈍感なやつだから(笑)」
この人に嫉妬してた自分はなんて醜いんだろう・・・
「桜さん、ありがとうございます」
「ん? 別に礼を言われることはないけど。さっ行こうっメモリちゃん」
「あの~私メアリですから」
「あっそうだった、ごめんごめん」
「健ちゃん、志麻さん、美樹さん、みんな、桜のことお願いします」
「そんなの当たり前じゃない」
「そう、みんな桜のことが大好きだもんね」
「うん」
「立花さんはメモリちゃんとお幸せに!」
「だからっメモリじゃなくてメアリだってば!」
*
「桜さん、凜太郎さんのことバカ優しいって言ってました」
「バカ優しい?」
「バカみたいに優しいんですって、でも桜さんもバカ優しい人です。大らかで気さくで、素顔も心もとても綺麗な人」
「ガサツな女だけどな(笑) 俺にとってはとても大切な友達なんだ」
「はい(微笑)」
「着いたよ、ここ、俺んち」
「まあまあいらっしゃい」
「こんばんは、メアリと申します」
「まあ可愛らしい方、洋服のセンスもいいわね」
「1年半ぶりに会った息子には眼もくれないんだな」
「だって、凜太郎の髭面見ても楽しくないじゃない」
「あれだけ顔見せろって煩かったくせに、俺の口の悪いのはおふくろ譲りだな」
「まあ、凜太郎さんたら(笑)」
「さあ、あがってあがって、私のお料理、お口に合うかしら~(ウキウキ)」
*
アメリカのとある場所です。
「よっ」
「立花さん・・・」
「一発殴らせろ!」
寸止めで止めます。
「今度はよけないんだな」
「なんの用ですか、僕に用なんてないでしょ。僕たちは別れたんだから、桜さんをどうしようとあなたの自由です」
「桜は妊娠してる、5ヶ月だそうだ」
「桜さん!」
「待て! 今日本に帰ってあいつが喜ぶと思ってんのか? だからおまえはガキだってんだよ。もう少し大人になれ」
「僕は・・・ずっとあなたに嫉妬してました。なにをやってもあなたには適わない。桜さんはあなたを選んだ方が幸せだったんじゃないかってそればかり考えてた」
「当たり前だ40年生きてんだぜ、おまえに負けてたまるか。あんときは負けたけどな(苦笑)・・・あいつはずっとずっとおまえのことが好きなんだよ」
「桜さんは元気でしたか?」
「ああ、すこぶる元気だったよ、大丈夫、向こうには桜を好きなやつが沢山いる。だからおまえはここで頑張って結果だせ」
「はいっ!」
*
「終わりました?」
「うん」
「なんか、凄く若い子ですね」
「15才下だからな」
「じゅっ 15才ですか!」
「15才下って有り?」
「私の15才下だと14才ですよ!それは犯罪です」
「だな(笑)」
*
「お待たせっ」
凜太郎さんのフォーマル姿、初めてみた。ひっ髭も無い!
王子様というよりまるで貴公子だわ

「来週からパリだから気分一新ていうか、髭そったんだ」
「そっか」
「髭のない凜太郎さんだとヘアメイクだけでなくモデルやってくれって頼まれちゃうかも」
「まさか(笑)」
「うわぁー高いな~ここから見下ろすニューヨークの夜景は最高です!」
「うん」
「食事も美味しいです!」
「うん」
「凜太郎さん、顔色悪いですよ」
「実は高いところ苦手なんだ」
「だったら無理してこんな高層レストランに来なくても」
「一生に一度のことだから無理しちゃえって」
「一生に一度って?」
「メアリ・・・僕と結婚してください」
嬉し過ぎて言葉が出てこない・・・
「返事は急がなくていいから、ゆっくり考えて、それにしても俺ってボキャブラリーがないよな。甘い言葉とか、いろんなプロポーズを考えてみたんだけど、カミカミになるか、こないだみたいにテンパって変なこと言いだすよりはシンプルにストレートにって思ったんだけど」
なんか、氷のように固まってる

うわぁーうっかり下を見てしまった。なんか眩暈がしてきた。気分が悪い。。。
「はいです」
「えっ?」
「はいっ! はいです!」
「よかった、一緒に幸せになろうな・・・・・ごめん、トイレ!」
無理させちゃってごめんなさい。でも忘れられないプロポーズになりました

「お姫様と王子様は国中の人々に祝福されて盛大な結婚式を挙げました。めでたし、めでたし」
「いいな~いつか私のところにも王子様がきてくれるかな?」
「いつかメアリにも素敵な王子様がきてくれるよ」
「おばあちゃん、本当?」
「でもその為にはメアリは優しくて素敵な女の子になって、ううん、平凡な女の子でもいいんだよ。メアリだけを愛してくれるメアリだけの王子様が世界に一人はいる筈だから。でも現実は童話のようにメデタシメデタシでは終わらないからね、お互いを信じて思いやりをもって・・・おや、寝てしまったのかい。なにもおばあちゃんが語らなくてもそれは大人になればわかることだけどね。今は楽しい夢を見て おやすみ メアリ」
「おばあちゃーん」
「おはようメアリ、どうしたんだい、怖い夢でも見たのかい? 涙眼になってるよ」
「あのね、夢の中に王子様が出てきたの、でもその王子様はお髭がぼうぼうだったの」 fine
楽しんで頂けたなら幸いです。一言でも感想頂けたらより嬉しいです。
なお、桜と結ばれるバージョンも考えてます。7月4日に桜エンド編を書きました。
「メアリ、いきま~す」はアムロみたいで笑いました。
桜は欲しかったこどもを授かったんですね。よかったよかった。彼女なら周りが快くサポートしてくれるでしょう。
「バカ優しい」というのは言い得てますね。凛太郎にぴったり。「バカ正直」な桜とのシーンはお似合いだけど、いまムラムラするのはメアリちゃんになんですね(笑)。かわいい~。
桜バージョンも作ってくださるとか。楽しみ楽しみ。
きょうは凛太郎に会えないので、まりりんさんのお話があがる日だ~と朝から楽しみにしてました。またあとでじっくり読ませていただきます。
桜さんが広斗君と別れてるだろうな、と思ったけどシングルマザーの決意とはびっくり。
相変わらずの凜太郎さんと桜さんの掛け合いがあって、ほっこりしました。
幸せなLast LOVEをありがとうございます。
別バージョンも楽しみにしてます!!
あんなに大騒ぎして投票までして、で噴き出しました!
凜太郎さん、幸せになってよかった~!!
メアリちゃんみたいなかわいい子に出会えて、ほんと良かった~!!そしてメアリちゃんになりたい~!
そのまんま、ドラマとしてほんとに映像が目に浮かぶようです♪
まるで続きの12話を見たみたい♪
メアリちゃんとおばあちゃんの会話はうるうるしちゃいましたし、最後に私好みの髭なしのお顔で凜太郎さん登場してくれるし、最高に楽しませていただきました!!まりりんさん、ありがとうございます♪
桜さんバージョンも楽しみにしてますね(^^)
ぶちょおで藤木さんファンになったんですが、凛太朗さんもかなりのステキさでした。
最後は桜さんとじゃなくても誰かと幸せな姿(せめて予感だけでも)で終わって欲しかったな~と…(/ _ ; )
なので、幸せな凛太朗さんを見れて嬉しかったですU+2661
ありがとうございます(´∀`*)
桜さんと…バージョンも楽しみにしています♪
読み逃げばかりですみません。
凛太郎さん…幸せになって良かった!
書きたいこと、いろいろ有るけど…この言葉につきます!!
まりりんさん、ありがとう。嬉しくて読みながら、泣き笑いしました(*^o^*)
これからもよろしくです!!
ドラマ本編と色々な所がリンクしていて、凄いなぁ~!と思いました。
チョコちゃんの時とは違って、ヤンキース戦のチケットをもらった時からメアリちゃんに興味ありあり(ムラムラ?)だったんですよね?
後編の始まりで「おぉ!正月明けにメアリちゃんと!?」と思ったら健ちゃんとだったので大笑いしてしまいました!
(その時の健ちゃんの心の声がまたナイスでした 笑)
桜との掛け合いもありましたし、広斗はアメリカに渡ってBMX続けていましたし・・・(BMXは、私もアメリカで続けるべきだよ!と思っていたので)。
でも、まりりんさん、お優しいなぁ~と。
広斗に殴りかかる凛太郎だったけど寸止めだったし(←殴っちゃえ!!と思ってしまった、大人げない私です)
桜のメアリに対する気遣いもとても良くて、「桜は良い女」に戻っていましたし(←10話あたりから私の桜に対するイメージはガタ落ちだったので、まりりんさんのお話のおかげで桜のキャライメージも無事回復しました 笑)
本編には無かった色気のあるシーンもたくさんありがとうございます!!
背中をガン見する気持ち、よく分かります(笑)
凛太郎が過去のトラウマから抜け出して、素敵な女性と幸せになって本当に良かったです。
本編では色々と物足りなかった部分をたくさん補完していただき、本当にありがとうございました♪
正直、ドラマの最終回より待ち遠しかったです。(笑)
メアリちゃん、皆さんは、誰をキャスティングして、読まれたのでしょうか?
私は・・・・思いつかない・・・・。
もう一つのバージョンも楽しみに待ってます。
さて、某女性誌、立ち読みしてきました。
朝、早く目が覚めるって、言ってましたよね。
でも、好感度アップの記事で、ほっと一安心のおばちゃんでした。
これでようやくモヤモヤが消えます。
メアリちゃん、思いが通じてよかったですね。
凛太郎さんが好き!という気持ちが伝わってきてうるうるしちゃいました。
かわいい、やまとなでしこ風のメアリちゃんが浮かんできました。うらやましいです。
桜さんと凛太郎さんの掛け合いも健在で友達関係が続いててよかったです。
桜さんと広斗も良い人で登場して下さったまりりんさんは優しいですね。
私なんか先日コメントで書いたように
凛太郎さんが最後バスに乗って行くシーンから先のラブシーンをもう見たくなくて
そこから先を消してしまった心が狭い私です~恥ずかしいです。
それだけ凛太郎さんが素敵過ぎて感情移入してしまっていたのかもしれませんね。
桜さんバージョンも楽しみにしてます!
Fテレビさん、まりりんさん脚本でSP作ったら視聴率とれまっせ!
今でしょ!!
やっと広斗も大人になるでしょうね
(あの人物像は好きになれなかったから・・・)
桜さん編も楽しみにしています。
読んで幸せな気分です(^ ^)
最終回はわかってたけど。。。切なすぎたので(>人<;)リピートしたくない!って感じでした。
これを読んで、もう一回ドラマ観ようかなって思えましたU+2661
ありがとうございます☆