文字の義と言えば、漢語の形音義による。語すなわち文字そのものが持つ意義である。意味と言えば、この漢語の意義を意味という言い方ですると、意義と意味とはどう違うのかと、使い分けを意識することがあるかどうか、まして、言葉の意味と言って、意味を使う方が多い。この区別についてサイト検索をすると、意味の範囲が広い説明がある。意と義と、本来の語構成を対立的に捉えれば、意の範囲が広くなり、それこそ意味のようになる。文脈的意味、場面的意味と、日本語の捉え方に意義はこの文脈、場面での用法は、あまりない。意味が一般的になったのは、かつて、もとの語にある義が、どのように文脈、場面で現れるかを説明することによる。漢字の字形をもって理解することが日本語の社会では難しい。 . . . 本文を読む