語の分類は、語彙分類表、日本語辞書に意義分類を項目としたもの、類語辞書などのモデルがある。日本語の分類は国語を漢語に倣って、釈儀を記す記述を行った辞書があり、和名を記載している。意味の分野での捉え方は、その工夫によって伝統的であった。意義分類体辞書と呼ぶ。和名類聚抄という、漢籍の伝来に漢語辞書を参照した、和語読みするものである。現代語の語彙に語種を立てて分類をした国語の考え方は、外来語に象徴的であった。漢語は借用語として日本語の取り入れたものであるから、同様にポルトガル語、オランダ語、英語などを日本語の語彙にとり入れる現象が語の分類を出自によるとした国語の分析である。漢語、外来語、和語として対比し、そこには混種としての複合、さらに表記による区別でカタカナ語も語種になろうとしている . . . 本文を読む