ここにきて師走を迎えるのにいろいろなことが重なってきた。国連安保理で、米国の大使からの発言は、戦争になれば北朝鮮は完全に破壊されるだろうということである。中国に原油の供給をやめるべきだとも言った。これに対して中国は人道支援を縦に応じない。それに、ロシアが同様にすべきでないと言っている。北朝鮮のミサイル発射は長距離弾道弾であり、そこに核搭載の可能性が出てきたので、米国軍部には開戦の条件のひとつとするものであった。2か月の沈黙で揺さぶりをかけてきた駆け引きは、この2017年にのっぴきならないところまでやってきたことになる。シナリオをかくとどうなるか、その用語をシミュレーションすると言い、その実践はロードマップにすることで明らかであると、これまでの米国が起こしてきたことに用いられたカタカナ用語に現れることがある。朝鮮半島の情勢は南側の政情が不安定になりそうな気配である。北側の拉致問題にも時限装置のように時間が刻まれ続けている。国内情勢に奇しくも現れた民族の感情は行方をどう見せるか。国技、国体と人々の脳内に過るものがある。元号の制定によってはカレンダーが決まらないという業界事情が垣間見える。 . . . 本文を読む
流行語大賞の時季、年末の年中行事となって、目白押しにでるか。いち早くニュース性をもって発表した方が宣伝効果があるのだろう。ＪＣ・ＪＫ流行語大賞２０１７ とあって、ヒト モノ アプリ コトバの4部門に分けて、なかに、コトバ部門がならぶから、これが流行語大賞とするものになる。その調査結果だというから、どう調査しているか、それでも女子高生の流行がわかるのだろう。この前に、同様の 2017年ティーンが選ぶトレンドランキングなるものがあり、13歳～19歳の女性、1,006人を対象にした調査がある。また検索していると、あなたが考える流行語大賞ランキング というものがヒットして、ちょうど、流行語大賞に合わせた企画にも見える。 . . . 本文を読む
流れ着いた木造漁船から上陸した人たちが民家に現れて、こんばんは、となれば、それはびっくりするだろう。その民家の驚きにすれば、記事の見出しの書き方はその人々の国のことであるからもっと驚いていい。木造漁船は港に係留したかどうか、次の日の朝には忽然と消えていたというから、監視をしていた警察はどうしていたのか。その漁船が壊れたか、流れ着いた木片と雑品で、それと推定するような結末になる、かどうか、おそがい。木造漁船が日本の岸辺に現れて食料を調達するとなる、そうなりかねない漂流したかの漁船が、救助を求めてきたわけではないが、領海を侵犯して、どうしたかと聞けば、そういうことで、食べ物がないと言っている、その漁船を見て、もうそこまでひっ迫している様子がわかる。かの国、その国と、その不一致に近い現実はいよいよ、ともにわたしたちの生活にかかわってくるようになった。軍事力の強化より、食料だろうに、となってきたのは、その国の政治のことであるから、とやかく言っても始まらない。しかし、メディアの書きたてる現実は、いったい何を見据えているというのか。 . . . 本文を読む