かな と読む、仮名は、仮り名であったとするが、かな かんな の発音はンの無表記、かりな の音変化だとする。13世紀ごろに、片かんな とした表記に、かりな を類推する。仮名と真名の対比は、真字を当てたようだが、それは辞書の用例では18世紀まで時代が下がる。ひらがな について、
*日葡辞書〔1603〜04〕「Firagana (ヒラガナ)〈訳〉日本の文字の一種」
*和英語林集成(初版)〔1867〕「Hirakana ヒラカナ 平仮名」
と、その呼称は17世紀初めに見える。 . . . 本文を読む
外来語の初出は。日本国語大辞典によると、>国語のため〔1895〕〈上田万年〉言語学者としての新井白石「采覧異言と西洋紀聞とは、外来語研究上の資料になるもので」 と見える。次いで、>辞林(明治四四年版)〔1911〕〈金沢庄三郎〉「ぐゎいらいご(外来語) 外国語より借入したる語」 とある。外来語は、借用であるから、日本語の語彙は、外来語に対して、固有語である。借用と固有の関係を、在来語、本来語に対比して、外来語と位置付ける。それは日本語となった外国語が、日本語の語彙と定着することを指して言う。外来語の表記をカタカナですることが行われて、外来語は漢字かな書きに際立つようになっている。 . . . 本文を読む
国際の語を各国の交際とする語構成を説明する。わかりよいが、もとは外交を意味していたから、国際のつく語は、international の訳語となって、国際間の意味内容を持つようになった。このことは国際という語をわかりにくくしている。日本人の国際性を論じるには、外交であるのか、いわゆる民間外交を指すか、あるいは国際間の異文化交流を目途とする活動であるか。さらに、グロ-バルという用語が、国際に代わって用いられて、訳語には全球と言った地球をとらえる用法が、いまだにそのまま国際と訳されているようである。さて、日本人が外交をよくするかどうかが、政治のことだけでなく、いうところの島国であるためか、交際を得意としないことが言われる。国際化として地域に国際交流としての動きはそれをあらわすかのような、地域の国際という現象である。 . . . 本文を読む