交流する文化、この解釈になれば、文化を交流する、文化が交流する、このいずれであろうか。交流する文化を研究する、となるか。交流する文化が研究対象だ、となると、同じく文化を対象としても、文化そのものに視点がある。文化交流は文化を交流する、わたしたちが文化を交流することであった。文化交流には文化が交流するとはとらえにくい。文化交流する、と言えても、交流文化する、とは、言いにくいのは、文化を交流する、に対して、交流する文化が対象となるからだ。交流文化は自文化をとらえてのことか、異文化をとらえてのことか。それが文化交流ならどうか。わたしに主体をおく文化か、文化に主体をおくわたしか。文化交流があった、国際交流に加えてのこと、そのあとに来るのは交流文化であろう。 . . . 本文を読む