現代日本語百科   けふも  お元気ですか

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きさらぎ 如月

2016-02-01 | 日本語百科
月が遷って、きさらぎとなった。如月と、文字変換をしている。長くこの文字遣いを不思議に思っている。なぜこの異名には、この漢字があるのか。検索して、>神風型駆逐艦の「如月」については「神風型駆逐艦 (初代)」をご覧ください。 睦月型駆逐艦の「如月」については「如月 (睦月型駆逐艦)」をご覧ください。 というのが、出てきて、軍艦につけられた名称があるらしい。そこにあわせて、>「如月」は中国での二月の異称をそのまま使ったもので、日本の「きさらぎ」という名称とは関係がない。 以上、ウキペディアより というように、中国の異称を探ることになる。すると、あるサイトで、次のように言う。>ところで、今は、「きさらぎ」は漢字で「如月」と書きます。 これは、紀元前二世紀頃の中国の辞書『爾雅(じが)』の中に「二月を如と為す」という記載があり、古く中国で2月のことを「如」と表していたことに由来しているのです。 「如」は本来「従う」という意味で、「ひとつが動き出すと次々に従って動き出す。その動き出す状態」。 つまり、自然や草木、動物など、全てが春に向かって動き出す月、ということで「如」をあてたとされます。 . . . 本文を読む

文章論21  語の関与

2016-02-01 | 日本語文章論
文章論をふたたび、みたび、考える。文法文章論と文章文法論と、その違いは何か。日本語を冠して、日本語文法論文章と日本語文章論文法と、そこには日本文法文章論、日本文章文法論とがある。つまるところ、文章論と文法論とで、そのふたつにおいて、論の範囲をどのように位置づけるかである。文章を文法の法則で記述することが目標である。日本語文法の文章を意味に見ることである。文法の形態と意味をとらえて、形態論morphology から、シンタックスsyntax へと議論を展開する。文章は文の連続において、文と文とが関係し構成する。文は語の連続において語と語とが関係し構成する。語と語との関係構成は文に直接し、文章に文を介在して間接する。文の成立と文章の成立には、語の関係構成が、その成立に直接に関与するものと、その文に補い合うものとして関与するものがある。 . . . 本文を読む

やっかいな

2016-02-01 | 日本語百科
厄介な文字の使い分けと言うので、日本語が厄介ということかと、厄介を調べる。面倒なことということだろうか。扱いに手数がかかり、わずらわしい、とも、説明があるから、果たしてどうか。日本国語大辞典では、厄会 の変化したものか、一説、家居 やかい の意とも、とあって、その用例に、*日葡辞書〔1603〜04〕「Yaccai (ヤッカイ)〈訳〉他人に預けられたり、依存することで、その人にかかった出費」 と、見えるのが原義に近いのだろう。さて、やっかいな とは、日本語の文字の使い分けについてである。その思いには、>だれに読んでもらうのか、ターゲットをどこに置くのかで、文字の選び方が左右される。世界一複雑で豊かな使い分けをしているための悩みである。http://www.nikkei.com/paper/article/?b=20160131&ng=DGKKZO96685070Z20C16A1BC8000 というのがある。それは、日本では色々な文字が使われていて、文字によって印象や感じ方が違う、ということによると、述べている。 . . . 本文を読む