現代日本語百科   けふも  お元気ですか

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思い遥か0228

2016-02-28 | 日記
いわば虚弱であった。痩せていた。10歳のころの蚊トンボのような、わが姿の写真があった。胃下垂によるものだろう。体質でもあったから。学校給食の食パンに苦しんだ。太ることなく身長ばかりが伸びた。12歳のころ、偏頭痛を気にし、冷えるため、さらに風邪をひいては扁桃腺を赤くはらした。扁桃腺肥大症は8歳のころから自覚する。痩せて、頭痛もちで、扁桃腺が弱いと来れば、絵に描いたように神経質ということになる。そのことは今でも変わらないから、周りは大きな迷惑だろう。体質の転換はいくつかのできごとをもって、それは軟式の庭球に興じたり、意地張りの頑固であったり、大きなきっかけは、小心者であるにもかかわらず、人前を恐れなくなって、気づけば人気者になったりもした。身体機能にはちょっとした異変が7歳のころにあったが、街医者は首をかしげただけで、横隔膜が作用するとかなど、診立てをした。腹腔内か、胸腔で音がして気になったのである、成長期のバランスで、ほどなく忘れてしまっていたが、そのあとに身長がぐんぐんと伸びてしまったので、バランスはますます崩していただろうに、生来の神経質と、行動の大胆さと、程よい勉学で克服した、とでもいえるだろうが、実は、思春期のまっただなか、17歳で病を起こすことになる。手術には至らぬようなことで、受験期の半年間を戦うことになる。5月に発病して、8月までの安静と休養、体力の消耗はその10月ぐらいまで続いていた。胃下垂気味と偏頭痛と、扁桃腺と、そこに加わった心臓の袋の合併症だった。それから、一病息災で生きてくることになる。 . . . 本文を読む

勘違いしない 気の置けない友達

2016-02-28 | 勘違いしやすい日本語
いまふうに言えば、気を置く と理解する言い方で、置く 置ける となる、対象の捉え方である。気と言うことである。気を置くのは、いわば、安気であるとなる、その状態を意味する。気を置く、つまり、気が置ける対象を、あなたに求めることである。気が置けるのだから、安心していることになる。その気が置けないわけであるから、本来には、気が置けない人であるというのは、、安心できない相手となる。ところが、気を置く というときに、相手に気遣うとの用法があって、さきとは意味が逆転する。気を置く、ほっとする、と言うのに対して、気を置く、遠慮する、となってしまうから、このどちらなのかという言い方には、気を置くことができない、となってしまう。そしてさらには、語の慣用で、気が置けないではなくて、気の置けない人 というふうに、意味のまとまりを作るようになっていて、その気を安気ではなくて、遠慮の気に使用することになる。 . . . 本文を読む