読書など徒然に

歴史、宗教、言語などの随筆を読み、そのなかで発見した事を書き留めておく自分流の読書メモ。

苦渋

2007-03-13 17:17:48 | Weblog

「漢字の散歩道」から
「苦渋」と言う語は中国では、もとは「詩に手を加え過ぎて、聞き辛く、理解し難くしてしまったこと」を言う意だそうだ。日本では「物事が上手く行かない」意で使われる。ところで、この言葉を一番多く使ったのは村山富市首相ではないかと思われる。社会党が政権の座に立った途端、消費税ok,自衛隊ok,君が代ok,オウム真理教への破防法適用okと「苦渋の選択だった。」を繰り返した。彼が歴代首相恒例の自衛隊の閲兵をしている姿をテレビニュースで見たときは私も苦渋を感じたものだ。