ソフトボール最高！！

　ついに悲願成る。北京の空に日の丸が翻る。日本のソフトボールが常勝アメリカに勝った。この３日間、ものすごい試合が続いた。特に前２試合は何れも延長戦。
あの世界最速の持ち主上野投手は３試合連投。前２試合で３１８球を投げ、腕は限界に近づいていたであろう。決勝戦の６回の裏の守りはハラハラの連続であった。ワンアウト満塁。一打出れば同点。長打の場合は逆転である。神は日本に笑ったとはこのことである。上野が投げた。打者が振る。勢いのついた黄色いボールは地を這うかのようにテレビ画面から消えた。抜かれた。万事休す。次の瞬間、サードが身を挺して捕球している姿がテレビに映った。サードライナー。よく捕った。鍛え抜かれた日本の守備である。まだ、ツーアウト満塁。次打者も３塁強襲。よい当たりである。これもサードがよく処理をした。チェンジ。いつの間にか、手には汗が出ていた。最大の難局を乗り越えた日本。そして上野投手の力投。更に鍛えられたサード。
ソフトボールは北京を最後に姿を消すという。世界的にソフトボールの人口が少ないという。近い将来、是非復活して欲しい。
　今日からは野球の戦いが始まる。星野ジャパン、日本のソフトボールチームを見習えといいたい。前半戦を見ていてもなんとなく全体的に覇気がない。闘争心が画面に出てこない。神もついていない。負けている韓国との戦いである。泣いても藁ってもあと２試合。悔いのない戦いをしてほしい。最後の最後まで・・・。
野球も今回が最後だ。是非野球の面白さを、奥深さを全世界に発信して欲しい。そんな戦いを期待する。
がんばれ星野ジャパン。