今回の“せたぶん”世田谷文学館は
「浦沢直樹展 描いて描いて描きまくる!」
浦沢直樹氏のすべてと言っていいほどの中身の濃い展示会です。
幼少の時の直筆の絵から、もちろん現在執筆中のものまでを公私を問わず展示され見ることができて、時間がいくらあっても足りないほどの内容です。
自分の浦沢作品との出会いは、強烈なのはやはり「YAWARA!」です。
まだまだ柔道というと、男のスポーツでしかも「根性モノ」だったものが、この作品でいっぺんに身近なものになり、どこにでもありがちな青春モノになりました。
しかもその描画のこまやかさと、個性あふれるキャラクター登場人物の多さがピカイチだったのを思い起こさせます。
展示でもこの「YAWARA!」の原画と掲載画があり、当時を思い出しながら見入ってしまいました。
自分の脳裡に焼き付いているあの場面がズバリ出ていましたよ。
ライバル本阿弥さやかを一本背負いで投げ飛ばし、本阿弥さやかの“差し歯”がポロリと落ちるシーン。(そうそうあのシ~ン、鮮明に憶えています)
だれもが脳裏に焼き付いている場面なんでしょうか…もうしばし立ち止まって“立ち読み状態”
他にも「MONSTER」「MASTERキートン」などなどなど…。
読者の年代によって影響を受けた作品が違うだろうけど、すべてが興味津々の作品群がズラリと…。
この人は「漫画家」であると同時に「小説家」ですよね、描写力もあるし、長編作品でも説得力ある筋書はただモノじゃないです。
だからこそ、どの作品も年代の壁を乗り越えて読者をグイグイ引き込んでいつのまにか“浦沢ワールド”にどっぷりと浸かるわけですよ。
今回の展示会は、よくぞここまで一同に集めた、内容の濃さにただただ感謝するばかりです。
「浦沢直樹展 描いて描いて描きまくる!」
浦沢直樹氏のすべてと言っていいほどの中身の濃い展示会です。
幼少の時の直筆の絵から、もちろん現在執筆中のものまでを公私を問わず展示され見ることができて、時間がいくらあっても足りないほどの内容です。
自分の浦沢作品との出会いは、強烈なのはやはり「YAWARA!」です。
まだまだ柔道というと、男のスポーツでしかも「根性モノ」だったものが、この作品でいっぺんに身近なものになり、どこにでもありがちな青春モノになりました。
しかもその描画のこまやかさと、個性あふれるキャラクター登場人物の多さがピカイチだったのを思い起こさせます。
展示でもこの「YAWARA!」の原画と掲載画があり、当時を思い出しながら見入ってしまいました。
自分の脳裡に焼き付いているあの場面がズバリ出ていましたよ。
ライバル本阿弥さやかを一本背負いで投げ飛ばし、本阿弥さやかの“差し歯”がポロリと落ちるシーン。(そうそうあのシ~ン、鮮明に憶えています)
だれもが脳裏に焼き付いている場面なんでしょうか…もうしばし立ち止まって“立ち読み状態”
他にも「MONSTER」「MASTERキートン」などなどなど…。
読者の年代によって影響を受けた作品が違うだろうけど、すべてが興味津々の作品群がズラリと…。
この人は「漫画家」であると同時に「小説家」ですよね、描写力もあるし、長編作品でも説得力ある筋書はただモノじゃないです。
だからこそ、どの作品も年代の壁を乗り越えて読者をグイグイ引き込んでいつのまにか“浦沢ワールド”にどっぷりと浸かるわけですよ。
今回の展示会は、よくぞここまで一同に集めた、内容の濃さにただただ感謝するばかりです。