哲ノート

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鰍沢 -人形町 らくだ亭-

2013-12-17 23:50:11 | 落語・浪曲・講談・演劇・芸能
年も押し迫ったこの時期。聴きたい落語があります。

「鰍沢」

もう一つの「芝浜」とともに円朝 三題話の代表作です。(「芝浜」は傑作ですね)

真冬・しんしんと降り積もる雪の情景が描かれます。

人情話でもあり芝居話でもある「鰍沢」ですが、演者によって幕引き・オチがいろいろと演出され、何度聴いても新鮮な感じがします。

今回は五街道雲助師匠が「鳴り物」入りで芝居調で幕切れする演目でした。(鉄砲で撃つ情景でいきなり「ドン」なんてくるからみんなドキッとしてました)

聴衆もやはり“特別な演目”だからこそ、じっくり話を聴くし、演者も情景描写と抑揚のある話しっぷりでじっくり聴かせます。

この演目の時だけは、そんな緊張感のある空間でした。

他に「時そば」(そばの食べ方がいつのもましてリアルでした)「王子の幇間」「阿武松」(ひさびさ聴きました)とじっくり聞かせる古典落語で楽しめました。
コメント
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