ひ・み・つ -いつのまにか-

「はやく、ひみつ法できないかな…」　ｂｙ　イノセ

いつのまにか…。

いつのまにか、世の中が変わってしまって後悔しないように…。

国民のコンセンサスをもとらずに、数のチカラで法案を成立させ、民主的で豊かな文化をはぐくむ、安泰な（平和ボケ）日本の国民、市井の生活を

なんか“きなくさいような”“閉鎖的な”雰囲気漂う寒々した国・生活に変えてしまうかもしれない法律ができようとしている。

そして時の権力者たちは不利・難題を知らん顔して通り過ぎ、はては都合のいい事だけをのこして生き残ろうとする。

いつのまにか…。

国益を守る守秘義務は理解することが出来るが、現行法の拡大解釈はスピードをもっては必要かもしれないが、

その前に「国の主権者」たる国民をあたかもあざむくような法案策定・法案成立の過程はいかがなものか。

いつのまにか…。

以前のブログにも記載したが「数を頼り」の戦前ナチスドイツの生い立ちとその後どうなったかを学んできた限りでは、ある面似通ったところがある気がする。

文化の発展・成熟する１つの条件に「国民を守るための情報共有」というものがあると思う。

あの中国でさえ、絶対権力・絶対秘密主義の政府・党の国民に対しての統制が崩れかけようとしている。

情報の共有が進みつつあるからだ。

そんな時代の趨勢・流れにあえて逆らおうと試みている日本ていう国家はなんなんだろうか。

「アベノミクス」なんて聞こえがいいコトバに翻弄されて、浮き足だっている国民の生活が、いつのまにか身動きが取れなくなり、

成熟して安泰な国民生活が脅かされようとしている。

いつのまに…いつのまにか。

「はやく、ひみつ法できないかなぁ…やりたいほうだい、したいほうだいできるんだけどなぁ…」ｂｙ　シンゾウ