進京亭のわんたんめん

桜上水の駅から小さな商店街をトコトコ歩いて、もうすぐ甲州街道ってところに老舗の中華屋さんがあります。

「進京亭」

カウンターのみのちいさな中華料理屋さん。むかし何度か通ったことが…で、再訪しました。

注文はいろいろあるなかで、もちろん「わんたんめん」

愛想のいい夫婦で手際よく注文に応じています、街中の中華屋さんです。

…………。

「ハイどうぞ」

出てきて最初に目が行ったのが「な・る・と」

やった～。さいきんなかなか見られなくなった「ナルト」がのってます（これポイント高いですよ）

ゲンコツベースの透き通ったスープを生姜がキリっとしめています。あっさりしていて飲み干さないと申し訳ないくらいおいしいです。

それに（あっこれこれ…）麺にも特徴あるんよね。ツルツルシコシコじゃなくて、ボソボソした、まるで“いなかうどん”をちぢれさしたような麺。

さきほどの「ナルト」に味がしみしみの「シナチク」、硬くてスジっぽいけど（むかしはみんなこんなじゃなかったかな）しっかりと味わいがある「チャーシュー」、

それにのりが添えられて…。あっそうそう「ワンタン」（これが大事）も存在感出してますよ。

まさしくこれぞ庶民の「中華そば」だよね。（わんたんなんて贅沢ですよ）

いつまでも変わらぬ味を提供してくれる「街中の中華屋さん　進京亭」さんでした。ごちそうさまです。