国宝の解剖図鑑 渥美古窯で紹介した、本の中に、
1496年(雪舟77才) 実物は畳1畳の大きさ
雪舟が描いたこの慧可断臂図が載っていて、
「斉年寺(愛知)」と書いてあったので、
調べたら、今は、京都国立博物館に寄託されていた。
実物は、
1年前のこの国宝展で鑑賞。
雪舟は私が生まれ育った山口県(周防国)とも関係が深かったので、
そんな雪舟の絵がなぜこの寺にあったんだろうと、
斉年寺に行ってきた。
佐治家の家紋
江戸時代に狩野派が雪舟を師と仰いだことから、
諸大名が雪舟の絵をこぞって求めたのだそう。
大野城二代目城主佐治上野介為貞がどのような経緯で
「慧可断臂図」を所有したかは不明だけど、
1532年、父親の三回忌の時、
菩提を供養するために斉年寺に寄進したのだそう。
ところで、雪舟のこと調べていたら、
外国の切手になった最初の日本人だそう。
昭和31年(1956年)にウイーンで開かれた
世界平和会議で世界平和文化人として、
10人のひとりに選ばれ、
それを記念して切手になったのだそう。
https://blogs.yahoo.co.jp/kittekensaku/23471936.html
しかし、
こっちの自画像のほうがかっこいい。
一つの事からいろいろなことがつながって、面白い!
※雪舟(1420~1506)
現岡山総社市に生まれ、京都相国寺で修行、
大内氏の庇護により周防国に移り住む。
その後、明に渡り中国の画法を学んだ。
帰国後、周防国のほか豊後国や石見国で活躍した。
室町時代の水墨画家・禅僧。
日本独自の水墨画風を確立した。
1502年(文亀2)秋から美濃国にも旅していたようだ。
http://www.yma-web.jp/exhibition/special/archive/sesshu/tour/asia04.html
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