東京に来たついでに、
大倉集古館の普賢菩薩騎象像と
泉岳寺に行こうと計画してたら、
刷新会議の討論会が30分延長して、
私へのインタビューも遅くなったので、
泉岳寺は諦めた。
集古館の裏
大倉集古館は
明治から大正にかけて活躍した実業家
大倉喜八郎さんが設立した
日本最初の私立美術館で、
ホテルオークラ東京本館玄関前にあります。
余談ですが、ホテルオークラは
息子さんの喜七郎さんの創設だそう。
ホテル本館玄関前から
ここで有名なのが国宝の
普賢菩薩騎象像
平安後期の作品で、作者不詳。
この像がもともとどこにあったのか詳細は不明で、
京都あたりの大寺にまつられていたものが
明治になって流出したんだろうと。
普賢菩薩は,文殊菩薩とともに
釈迦如来の脇に従って、単独で祀られることは稀で、
おそらくこの普賢菩薩も文殊菩薩とともに
釈迦如来の脇にまつられていたんだろうと。
文殊菩薩は獅子、普賢菩薩は象に乗り、
文殊は智恵を、普賢は慈悲を表しているそう。
本当に穏やかな、優しそうなお顔で、癒される。
この像は日本の普賢菩薩の中でも
屈指の名作なのだそう。
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