喫茶去

徒然に、日々の生活を書き留めたいと思います。喫茶去、まあ、お茶でも飲んで、のんびりしていって。

川端康成の初恋を巡る旅・加納天満宮

2024-09-05 | 寺・仏像

ここも川端康成の
「篝火」という小説に出てくるそう。

川端康成の初恋を巡る旅・西方寺からそう遠くなく
岐阜駅加納口から徒歩3分のところにある。



写真右下の牛、



こんな立札の説明が。
「座牛」、初めて目にしたので調べてみたら、
牛の置物か牛肉しかでてこない。
「御神牛」とか「使いの牛」と言われているようだ。

道真公と牛には、
承和12年(845)の乙丑(きのとうし)生まれ。
亡くなったのも延喜3年(903年)2月25日の丑の日。
亡くなった後の「天満大自在天神」という神号の
「大自在天」は元々はバラモン教の大本尊で、
仏教における姿は
八本の腕と三つの眼を持つ八臂(はっぴ)三眼で、
白い牛に跨がるとされていること。
また、
刺客から牛が菅原道真公を守ったことがあった等々。
様々な縁があるよう。

立札にある
「道真の柩を牽いて葬場に行く途中、
白牛が伏して動かなくなり、
そこが太宰府天満宮の本殿になった」
というのも初めて知った。




小説「篝火」のどんな場面に
加納天満宮が出てくるのか楽しみ。
早く、本 来ないかなぁ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

川端康成の初恋を巡る旅・西方寺

2024-09-05 | 寺・仏像

川端康成の初恋の相手、伊藤初代さんが
養女として身を寄せていた
岐阜市の西方寺に行って来た。
栗きんとんから川端康成の初恋 - 喫茶去 (goo.ne.jp)

庫裏のチャイムを押すと、
5分くらいで帰るからと、
本堂前の階段に座って待っていると帰って来られ、
本堂に入れていただき、
冷たいお茶でもてなして下さった。



持ち出され、
戦火を免れた本尊の阿弥陀如来像


大戦で焼ける前は、伽藍が3つぐらいあって、
あのビルのあたりまでの広さがあったんだと、
話をしてくださり、1955年に再建され、
区画整理で今の広さになったのだそう。
2人のことも聴けた。

小さなお寺だけど、お地蔵さんが整然と並んでいて、
境内も小奇麗に整っている。
百日紅のピンクの花が彩を添えていた。

初恋は彼の文学に大きな影響を与えたよう。
彼は初代さんに会いに度々西方寺を訪れ、
この時の出来事を、約10作の小説に書いている。
西方寺は『篝火』という小説に
澄願寺という名前で登場するそう。

アマゾンで川端康成初恋小説集を買ったので、
読むのが楽しみだ。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする