らいふ

日々の想いと暮らしの足跡。

コロナ、そして「揺るぎない強さ」

2020-03-15 01:47:03 | 観たもの聴いたもの読んだもの
新型コロナで世の中が大変なこの頃。
職場の小さな老人ホームでも感染予防をめぐって混乱しています。
面会も禁止され、大切なサービスも中止になり入居者もストレスが溜まっています。
感染予防のためとはいえ、何でも禁止すればいいってものでもないでしょう!と、時々腹を立てる私ですが、決める立場でもないのでグッと飲み込む毎日。
今日は、訳があって遠くから来てくれた息子さんが施設の軒下から見上げ、入居者の方が二階の居室から顔を少し出してほんの少しの再会をしました。
もう号泣していました。
成り行きでそういうことをしてしまった私、後でなんか言われそうです。
何が正しいのか。
今、皆が納得できる矛盾のない答えを出せる人はいないし、それを求めるのも難しいでしょう。ましてや自分の考えが正しいとはいえない。
きっと決断する上の立場の人が一番大変なのかもしれない。
でも、いつまで続くかわからないのだから、入居者と家族のストレスを考えると工夫の余地はあるよね。

そんなこんなで、日本中が揺らいでいる今、先週の朝ドラのテーマは「揺るぎない強さ」でしたね。
稲垣吾郎さん扮する大崎先生の言葉が沁みました。

私も病院に勤めていた時にも思い知らされました。
本当に患者さんの心は揺れます。
家族の心も揺れます。
病気の人でなくても、自分を含め普通に揺れるし、ブレているのだから困難のなかにいる人は揺れて当然なのです。
揺れる気持ちにあんまり寄り添えていなかったな~と後悔しています。

他人に対して、ブレない揺るぎない強さを求めるのではなく、他人を支えるために自分が揺るぎない強さを持つようにしている大崎先生。
ドラマとは言え、プロだなと思いました。
毎日涙の回が続く朝ドラですね。
朝ドラを見終わってから化粧しないと崩れます。
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