らいふ

日々の想いと暮らしの足跡。

図書館法を調べてみた

2021-09-28 21:02:19 | 社会・世の中

図書館からいろいろ借りてきました。「失敗図鑑」が面白そう!

本当はまっさらのきれいな本を買って読みたいけれど、ケチっています。

図書館と言うところはありがたいです。

タダで借りられるこの素晴らしいシステムとサービス。

何故、大体の自治体が公共図書館を運営しているのだろうと、ふと疑問に思って調べてみました。

図書館は社会教育法の精神に基づいた図書館法によって設置され、国民の教育と文化の発展に寄与する目的があるようです。

また図書館法には、国民の教養、調査研究、レクリエーションなどに資するために、一般図書の他にも郷土史や行政資料などの記録物、視聴覚教育の資料等々も収集し・・・と、細かくその役割が規定されていました。

何事も憲法や法律の後ろ盾があるわけですね。

憲法や法律は社会の根幹なのだと今更ながら思った次第です。

図書館の古びて茶色くなった本や文学全集の並びの中にいると、そこに堆積している時間の層みたいなものを感じます。

図書館法が見守っているせいでしょうか。ちょっと厳格で怖いような、寂しいような。

でも落ち着くような、自分に還る様なそんな複雑な空気感。

本屋さんにはない空気ですよね。

 

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「何で?」の破壊力

2021-09-21 11:06:12 | 生き方・考え方

森博嗣さんの「正直に語る100の講義」を読んでいます。

理系教授の経歴を持った方らしい筋道の通った、なるほど!なエッセイです。

日本人の会話は本当にファジーで察しの世界なのだなと気づかされ、ちょっと笑えます。

それに、如何に深読みしているか、または深読みが要求されているかってことも。

それが世の中を丸く収める秘訣かもしれないし、息苦しくさせている要因かもしれないですが。

笑えたエピソードが

コンビニ強盗を撃退した「何で?」の破壊力の話。

「金を出せ!」と強盗がすごんだら、店員さんから「何で?」と言われ強盗が退散したという話です。

凄んだものの、「何で?」と言い返され、うろたえたのか我に返ったのか分かりませんが、想像すると可笑しいです。

人は言葉以上の意味を受け取ってしまうのですよね。

特に女性はその傾向が強いと言います。私もその通り。

なにか言って「何で?」と返されたら、もう否定された気分ですもんね。

たんに理由を聞かれただけなのに。

つくづく感情の動物だと思います。

 

これが見えないのか!!と包丁を突き付けられた時

ロボットなら、「見えますよ、包丁ですね」

って言えるのかな。

 

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秋の創作物

2021-09-21 11:04:09 | 仕事

職場のデイサービスの窓に飾った工作です。

本物の干し柿みたいでしょう?! へへへ。

間違えられます。

綿をオレンジのお花紙で茶巾みたいに絞って色紙のガクを付けました。

紐はスズランテープをみつあみにして。

作り方を説明したら利用者さんが作ってくれました。

職員がしたのは紐に柿を挟んだだけ。

こういうアイデアをひねったり、どうやったら利用者さんが作りやすいか考えるのがけっこう大変だけど楽しいです。

デイサービスの看護師はなんでも屋です。

 

 

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大量消費料理

2021-09-16 19:20:44 | 料理・家事

夫が親戚の人が作る油揚げの詰め物を絶賛するので、何となくこんな感じかなと作りました。

冷蔵庫の野菜やキノコと卵を詰めて甘辛煮。

まあまあかな。

万願寺唐辛子を大量にもらったのでオカカ炒めにしました。辛い!!けど旨い!

キュウリも大量にいただいたのでキュウリのキュウちゃん風に浸けました。

ポリポリとあっという間になくなりこれしか残らなかった。(お料理動画様様です)

全体に茶色くておしゃれ感ゼロ。

 

 

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藤山一郎 さんの長崎の鐘

2021-09-16 16:26:29 | 観たもの聴いたもの読んだもの

友人が最近最新の大型テレビを購入しました。

You tubeも見られるという何とも羨ましい機能がついています。

あれこれおすすめ動画を見た後に

藤山一郎さんの「長崎の鐘」を聴きました。(すみません。動画をupできませんでした)

「長崎の鐘って、藤山一郎でないとだめだよね」

「ほかにも上手に歌う人はいっぱいいるけどね」

「でも、なんか違うんだよね」

「何でだろうね~」

と、一致した意見で、しみじみ聴きほれました。

 

これを聴くと

原爆を受けて何もかも失われたであろう長崎の町で響き渡った鐘の音が聞こえてきそうです。

最初の短調の哀しいメロディーから「なぐ~さ~め~」でぱ~っと明るい希望に満ちた長調になるところがグッときます。

それも、高齢になってからの歌唱が一番いい。

戦争を知っている世代の方だからでしょうか。

年齢をかさねて一層心に響く歌唱力。

 

戦争も大きな災害にも見舞われず平穏に生きてきましたが、それなりに辛いこともありました。

これからもそんなに明るい未来予想図も描けないし、心配事ばかりです。

世相も不安要素しかない。

でも、友人と一緒に「長崎の鐘」に共感して、一緒に拍手したら、なんか元気が出た。

辛いこと、嫌なことがある「にもかかわらず」

もう年を取るばかり「にもかかわらず」

前を向こうという気になった。

 

 

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