さっきテレビで「街録」を見ていました。
59歳で美大に入り68歳で卒業し、今74歳という可愛らしい女性。
「辛いことがいっぱいあったから、それが描く力になってる!これからもいっぱい描きたい!」とおっしゃってました。
それを見た六角精児さんが「うちの親父、92歳なんですよ。ブログをやってるんです。遺言みたいなことを毎日発信してるようです。機器を使えるのも驚きだけど、92歳にもなって、まだ言いたいことがあるって驚きだよ!」と言ってました。
驚く勿れ、92歳だからこそ、より一層言いたいことがあるんだと思うよ!と一人で突っ込んでみました。
65歳で、ほそぼそブログで自分語りをやっている私も「ドン引き」されるんでしょうか。
なるべく内緒にしておこう。
そういえば、この前「○○さん、アマゾンで買い物するんですか?!」と驚かれました。
それ言われたの、3回目です。
世の中についていけないような、ちょっとはついて行きたいような、あきらめきれない年代なのよ。分かってね。
付録目当てて「リンネル3月号増刊」を買いました。(付録のムーミンスリッパ、かわいかったです)
その中の「ヒロインになろうか」というエッセーに「分かるな~」と言う部分が多々ありました。
取り囲む世界の変化が激しすぎて「これは私の知ってる世界によーく似た、全く別の世界なんじゃないかしら」と、「おんや?」と思う、とか、自分がもう世の中の「対象外」になり、ステージから降りた人のように感じるとか、ウンウン分かる。
エッセーの筆者39歳、65歳の私も同じだよ。えっ?
しかしエッセーの最後の方に、「ステージは登ったり下りたりするものではなく、ただただ続いていくもの」「こうありたいという大人に責任をもってなることが、ヒロインになるっていうこと」と、まとめられていました。
そうだね。
自分のステージは死ぬまで終わらない。
いえ、もはや、死んでからも忘れられるまでは終わらないような気がする。
あなたも私も、通りすがりの人も。
演目の真っ最中なんだな。
あ、夫も、ばあちゃん(義母)もか?!