らいふ

日々の想いと暮らしの足跡。

伊坂幸太郎さん「チルドレン」を読む

2019-06-30 10:21:16 | 観たもの聴いたもの読んだもの


クラス会の帰りに仙台で時間が空いて書店にいってみました。
仙台と言えば伊坂幸太郎さんが浮かんで、読みやすそうな短編集「チルドレン」を買いました。
「ゴールデンスランバー」も仙台が舞台でしたが、これも仙台でした。
個性的な家裁調査員や友人たちが中心の物語。
面白かったです。
ずっと続く仙台のケヤキ並木のように、ずっと読んでいられる心地よさ。
重いはずの問題も事件もなんだか軽くてふっと笑える。
でも、じんわり染みてきて体温も0.5度くらい上がります。
5月の仙台のような空気が流れている、人に勧めたくなる短編集でした。
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すごいぞ同級生!&ダイエット開始

2019-06-29 20:20:29 | 日記


クラス会で衝撃をうけたのは10キロやせてスリムになったAちゃんの姿でした。
この「体幹リセットダイエット」をやってやせたそうです。
小顔、小尻、すっきり二の腕、たるみもなくキレイに落ちていてほれぼれしました。
学生時代は私とAちゃんはぽっちゃり部のツートップだったのに・・・。
還暦過ぎてのダイエットを貫徹する意思の強さ、すごいです。
おかげで、ぽっちゃり部は私一人になりました。

2年前のクラス会でホノルルマラソンで走ると宣言したBさん。
みんなびっくりです。
Bさんの投じた一石は大きく、自分も何かに挑戦しようと思った人は多かったようで、10キロやせたAちゃんもその一人です。

そしてなんと、ほかにも二人ホノルルマラソンに参加して二人は完走!
すごいぞ、すごいぞ、同級生!
もう、元気をもらいまくり。
元気の一気飲み状態。

私も含め、そんなあっと驚くような成果をひっさげて参加した人ばかりではありません。
でも、それぞれの環境で自分らしく生きていて素敵でした。
そして、何より互いを気にしあい、心配しあう、変わらず優しい、ありがたい仲間たちでした。

私も触発されて、こっそり「体幹リセットダイエット」の本を買いました。
ぽっちゃり部を退部できるかな~?
まずは、岩手の福田パン2個食べた分を取り返さないと😣 



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楽しい旅のしおり

2019-06-28 21:15:25 | 旅行


二泊三日のクラス会が終わりました。
青森・岩手をまたに掛けた充実の旅でした。
写真は幹事さんが作った旅のしおり。
あったかくて楽しくて気遣いにあふれてる。
手書きっていいね。
永久保存版です。
ありがとう。
楽しかった~!
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誰かと暮らすという修行

2019-06-24 09:03:56 | 生き方・考え方
今朝、とても不快なことがありました。
他人が聞いたら大したことではないでしょう。
快・不快は主観的なことがらですからね。
でも、当事者にしかわからない相手との関係があるから不快にさせるのですよ。
少しのことでも不快なことが積み重なった空気は心を蝕みます。
反対に、ささやかでも思いやりのある空気の重なりは、それはそれは幸福な人生でしょうね。

誰かと暮らすということは修行のよう。
正直、のびのびできない家庭生活がもう30数年。
その中でいかに自分らしく生きるのか、ずっと格闘してきました。
でも、楽しいこともあったし、恵まれていると思うこともあるし、苦しいことだけじゃなかった。
「人生は49対51なんだ。いいことが少し上回れば上々」
と、何かで聞いたことがありました。
禍福はあざなえる縄のごとし。
なるほどね。
そういう言葉に納得するタイプなので、こういう微妙な人生になったのかしら。
なんだか、落ち込んできた。

・・・そんな風にどんどん暗い森の中に入り込むような思いに駆られたときは動くにかぎります。
とりあえず、今日しなければならないことをクリアーして、家事をガンガンしたり、運動してみよう。
他人にどうにかしてもらう年齢でもないしね。
樹木希林さんの「なんでも面白がって平気で生きていけばいいのよ」っていう悟りには至れなくても気分を変えることはできる。
深いところを変えられなくても、浅いところなら変えられる。
固い地盤はどうしようもないけど、表面の土を耕したり水をかけたりしてほぐすことはできるもの。
そうやって、今日という花を咲かせるんだ。
なんちゃって・・・。

きっと午後には大丈夫。




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平野啓一郎さん「自由のこれから」を読みじめる

2019-06-23 04:29:33 | 観たもの聴いたもの読んだもの
平野啓一郎さんの「自由のこれから」を読み始めています。
おととしに友達から「マチネの終わりに」をすすめられて読み、著者を知りました。
何しろ、人間と自由のこれからを論じているので、さ~っとは読めません。
しかし、たまにこんなハードルの高い論説っぽいものを読みたくなるチャレンジャーの私です。

読み始めたばかりですが
この一節
~消費者は極力、「消費しない」というリスクを発現しないように日常生活を包囲され、物欲の火を絶やさぬように薪をくべられ続けている~
~問題は、一人の人間にとっての今日の世界の過剰さであり、その複雑さは、何らかの形で縮減されなければならない~

・・・なるほどな~と思います。
テレビのCM、ネットの広告にたえずさらされ続けて、街には商品があふれ、知らず知らずに消費システムにからめとられている不自由。
物だけではなく、過剰な情報や他人の価値観も「知らなくてもいい自由」「しなくてもいい自由」を奪ってしまっている気がします。

それにしても、「物欲の火を絶やさぬように薪をくべられ続けている」という言葉には耳が痛いです。
薪をくべる資本側だけでなく、自分にも物欲の火種があるから燃えるのですから。
火のないところに煙は立たぬ。
生きていくのに足りる以上のものを欲しがり、なかなかコントロールできないわけです。
そんな人の弱みがこの過剰な世界を作り上げたのでしょうか。
自分にとって何が大切か、何がしたいのか。
そこがブレてはならないのでしょうね。

でも、たまにブレるから面白いってこともありますよね😅 
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