友達に会って話しているかのようにブログを書いて発散している今日この頃です。
今日は地域の町内会の婦人会のことをいろいろ。
少子高齢化、人口減少で地域の町内会組織の役割や民生委員を担う人がいないとか、地域のつながりが希薄になってきている昨今ですよね。
家で冠婚葬祭をやっていた時代は隣組的な人たちとの協力は必須でしたが、時代は変わりました。
そこにコロナです。
私の町内でも細々続けていた敬老会もこの3年やっていません。
婦人会組織もあって敬老会のお手伝いや総会と懇親会をやっていたのですがそれもなし。
これが、内心とっても楽なんですよね。
今年は私が婦人会の当番で、何もないし楽だわ~と思っていました。
ところが、ここにきて婦人会存続問題を投げかけられました。
「そもそも婦人会がない町内もある」「みな忙しくて活動が難しい」、ようするに面倒だと言うわけです。
あ~貧乏くじ。総会を段取りする羽目になりました。
大忙しで店を予約して、出欠の案内を作り、当番表や3年間の会計報告を作ったりして大わらわです。
婦人会の存続問題をどうまとめていくかについてもいろいろ考えました。
友達や職場で他の地域の状況を聞いてみたり、ネットで調べてみたりしましたが、もともと無かったり、やめているところが多く、風前の灯なのが分かりました。
そして、私がなんとなくモヤモヤするのが、この「婦人」て何?このジェンダーがどうのと言われている時代に婦人とは何?ってことです。
料理と洗い物と雑用は御婦人で・・・みたいな。
そうだ、これはジェンダー問題だ!と、ひとり燃える私。
皆も面倒だからと廃止の流れになるだろうけど、反対する人もいることも考え、いろいろシナリオを準備してドキドキしながら総会の日を迎えました。
さて、当日。そんなに集まらないだろうと思ったら、あら、ほぼ全員集まったじゃないですか。
そしてビールを飲んで話し合いが始まったら、存続の危機はどこへやら。
口々に「やっぱりみんなが集まるのはいいね。顔が見えるのはいい。このままでいいじゃない?」の大合唱。
考えたシナリオの出番はなく、ジェンダーのジェの字も出る幕ありませんでした。
同調圧力があったのかもしれませんが、久しぶりに集まってみんな楽しくなっちゃったんでしょうね。
女の人って感情と気分の単純な生き物だよね(失言です)
でもまあ、何事もやってみないと分からないし、頭だけで色々考えてもダメだってことだし、筋書き通りにはならないってことだし、顔を突き合わせることが大事だってことだよね、と色々学びました。
あんなに吹き込まれて悩んだ私がバカみたいでしたが、なんだかホッとしました。
以上、田舎町の婦人会の話題でした。