らいふ

日々の想いと暮らしの足跡。

手に職

2022-12-28 15:20:38 | 仕事
高齢者施設で細々と看護師を続けている私ですが、一応業界誌を定期購読しています。
勉強というよりは、勉強とは関係ないコラムや読者の声欄が楽しみだったりします。
読者の声欄に「ベテランナースが入れられない点滴を、頼まれてやってみたら一発で入って、これは何にも代えられない嬉しさでした」という若いナースの投稿がありました。
分かる!分かる!すごく分かる!
良かったね!
その技術の自信が人にやさしくできる余裕を生むと思う!
がんばって!

今の職場ではそういう機会は少ないのですが、65歳になっても点滴や採血がうまくいくと、人に針を刺しといて言うのもなんですが、ホッとして「イエイ!」となります。
一発で入れば何より患者さんや利用者さんがホッとするでしょうし。
もちろん収入を得るための仕事ですが、注射に限らず、そういう手ごたえを感じられることは何にも代えられないことです。
母も亡くなり、父も施設に入ってしまいましたが、父母が苦しい生活の中、私を高校や専門学校に通わせてもらったことのありがたみを今ごろになって身に沁みて感じます。


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門松つくり

2022-12-27 20:10:53 | 日記

門松を作りました。
町の行事で教えてもらいながら作りましたが、今風に言えばムズイ、とてもムズイ。
竹に節があるので3本まとめて立たせるだけでも大変。
それに俵になる稲わらを巻いたり、裾を編んだりするのも初めてで手こずりました。
あ~やっとできたわ。
皆さまお正月の準備はいかがですか?
今年は大雪で交通障害も心配だし、コロナのこともあるしで帰省客はなく、中高年と高齢者の3人の年越しになります。

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鎌倉殿の13人「どうかしてました」

2022-12-22 16:05:12 | 観たもの聴いたもの読んだもの
私が今年一番面白いと思ったドラマは何と言っても「鎌倉殿の13人」でした。
最終回を見て、次の日にまた録画を見たら一層面白かった。
度重なる粛清の「しぬどんどん」に途中下車したくなったけど、結局1話も逃さず見続けました。
主役の義時が「すべて鎌倉のため」と言ってダースベーダー化したのは、鎌倉のためだけでなく、後に名君となる息子泰時のためでもあって、すべてを背負って地獄に持っていく父親の覚悟だった。
最後の政子とのやり取りは迫真の演技ですごかった!
重い内容の中で閑話休題的な笑える場面もちょいちょいあってどん底まで暗くならない脚本で助かりました。

最終回でなぜか心に残ったセリフは政子の妹の実衣の言葉です。
自分の息子を鎌倉殿にしようと画策し、その母として頂点に立とうとしていたころを、「そうね、一言で言えば・・・どうかしてました」と振り返っていました。
皆様にも「どうかしてました」と思えることはありませんか?
私は結構あります。
あの頃とか、あのときとか。
その時はそうするしかなかった時もあるけれど、考えが足りず浅はかだったころもある。
まったくどうかしてたな~
これからもきっとそうなんだろうと思います。
みんな完璧でなく迷いながら惑いながら生きている。
だから、他人のことも少々のことは許さなければならないと思う。
いつか「どうかしてました」の話でワイワイ盛り上がりたいですね。
コロナが収まったら。



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冬至かぼちゃ

2022-12-22 13:34:59 | 日記
今日は冬至。
今年の当時かぼちゃは砂糖を足しすぎ激甘になりました。
明日から少しずつ日が長くなると思うとうれしい。
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62年前の写真

2022-12-20 19:16:06 | 日記

たぶん62年くらい前の寒村の子どもの写真です。
膝に接ぎあてがあるズボンにつんつるてんの傷んだはんてんを着た子どもと、母親の手作りの絣の服をきて気を付け!している子どものきょうだい。
戦後15年くらいしか経っていなかった頃でしょう。

職場の若い人に見せたら、これって衣装ですか?と言われました。
この時代、電話もテレビも冷蔵庫も洗濯機もなかった。
囲炉裏が一つだった気がする。
戸の隙間から雪が入り込んだりして。
それが当たり前なそういう時代だった。

自分の目で見るものが世界のすべてだった貧しいあの頃。
今のように物があふれ、インターネットやスマホのある生活なんて想像もできなかった。
でも、この写真の素朴な世界があまりに愛おしくて笑えて泣けてくる。


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