このごろの楽しみは朝ドラ。
いわゆる、想像の斜め上をいってて、お決まりではない流れ。
今週は特に衝撃でした。
見てない方は何のことやらですが。
寅子の友人の梅子さんの再出発が描かれました。
妻として嫁として、母親として耐えに耐えてきた梅子さん。
そこに、ドラマとはいえ、あんな残酷な仕打ちはないだろうと思う衝撃の現実。
わずかな希望をよりどころに尽くし続けてきたのに、ことごとく裏切られ、何も報われない不条理への失望、何より自分自身の選択が間違っていたという敗北感。
そこで、驚きの「妻、嫁、お母さん役もう辞めます」宣言。
梅子さんが「ごきげんよう!」と一切を捨てて家を出る決断には魂ふるえました。
家は出るにしても、子どもとも縁を切るとは!朝ドラらしからぬ選択。
でも、縁を切っても大丈夫なまでに育てたのは梅子さん。
誰をも責めず、「お互いに誰かのせいにしないで自分の人生を生きましょう!」と言って家を出た梅子さん。
あれは息子たちをどこかで信じているからできたことだと思います。
対等な立場で、それぞれ自分の人生を生きていきましょうと言うのは親として、最大の教育だったのではと思いました。
すごい脚本だな~
これからも目が離せません。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます