らいふ

日々の想いと暮らしの足跡。

人生を考える

2020-04-28 20:02:22 | 生き方・考え方

青くさい話になりますが

若い時から「人生の意味とは何か」とか「人生の目的は何か」とか考え、答えを求める性質でした。

これだ!と納得できる普遍的な人生の目的があるはずだと思っていたのです。

哲学っぽい本を読んだり、何かを成し遂げた人の生き方考え方に憧れたり。

その結果、今は「自分が持っているもの、与えられたものを活かすこと」が人生の目的なのかなと思っています。

それが人類共通のことかはわかりませんが。

でも、いつも引っかかるのが理不尽に命を奪われたりした人はどうなのか。と言うことでした。

災害や交通事故、虐待、犯罪に巻き込まれた人の人生とは何なのか。

戦火の中で死にゆく子供たちの人生に意味はあるのか。

どうしてそのような仕打ちを与えられなければならないのか。

神も仏もないじゃないか。

もちろん、宗教的な答えはあるでしょう。

でもやっぱり納得できない。

この長年の疑問の一つの答えに、この前読んだアドラー心理学の「嫌われる勇気」の中で出会いました。

(以下引用)

我々の世界には理不尽な出来事が隣り合わせで存在しています。

戦禍にまきこまれて命を落とした子どもたちを前に「人生の意味」など語れるはずもありません。

つまり、人生には一般論として語れるような意味は存在しないのです。

(中略)

人生一般には意味などない。

しかし、あなたはその人生に意味を与えることができる。

あなたの人生に意味を与えるのは、他ならぬあなただけなのだ。

 

その答えとは「一般的な人生の意味はない」と言うものでした。

まさかの、「ない」が答え。

しかし、まことしやかに「ある」という説明をされるより、ストンと腑に落ちました。

その人なりの答えがあって、その人なりの意味のある人生を送る。

当たり前と言えば当たり前のことです。

けっこう、当たり前のことが正解だったり、「分からない」が答えだったりするものだよねと、このごろ感じていましたがやっぱりそれでよかったのだ。

たとえば岡江久美子さん。

本当に無念で理不尽な死です。

ですが、彼女の人生の意味は彼女が与えることなのです。

人の尊厳ってそういうことなのかもしれません。

幸せな意味のある人生だったことを祈るほかないです。

ただ、アドラーの本では「戦禍や不条理な悲劇に対して何もしないのは不条理を肯定しているのと同じなので、なんらかの行動を起こさなければなりません」と加えられています。

このコロナに関して言えば、出来ることをやる、気を付けることが報いることなのだと思います。

 

以上、青くさい独り言を長々と失礼いたしました。

 

 

 

 

 

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自分仕様のマスク

2020-04-28 18:26:22 | 裁縫・手芸

気のせいか桜の花持ちがよくていつまでも満開なような気がする。

タンポポも陽光に照らされ、あぜ道に黄色い星が光っているようだ。

非常事態のいつもの春ではない今、花々がいつも以上にきれいに見える。

あ~写真を撮れば良かったな。

昨日からまたマスクつくりをしています。

途中で糸が無くなったので買いに行ったら白のミシン糸は売り切れていました。

ベージュっぽい色のを買って間に合わせました。

マスクの材料はあれもこれも品薄ですね。

マスクは5枚作り、せっかくミシンを出したのでと台ふきも8枚縫って快晴の一日が終わりました。

中高年というか、私のたるんだ頬とかペチャっとした顔には通常の型紙は合いませんでした。

鼻のカーブを緩くしたり脇を少し長めにしたり四苦八苦。

ストライプのは尖りすぎてダメな奴です。

デニムのは息子に送ろうと思って画像を送ったら「間に合ってる」でした。

耳のところがカパカパ浮くので、Vの字型にダーツをいれたらフィットしました。

ちなみに、マスクって笑顔を作るとすごくおさまりがいいんですね。

それだけ、たるんでるってことです・・・。

 

 

 

 

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いろいろ思う。

2020-04-24 14:33:30 | 生き方・考え方

今、いろんなことを考え直してしまう時ですね。

あたりまえにやっていたこと、思いこんでいたこと。

必要なもの、そうでないもの。

考えるすきを与えないほど、いろんな産業や物、情報があふれていたけど生きていくにはそんなに必要じゃなかった。

そして、新たな発見や工夫。

不織布マスクって何回も洗えんるんだとか。

無理して毎月通院しなくても薬だけもらえればそんなに困らないとか。

べつに外出しなくても楽しむことはできるし、けっこう楽だとか。

外出しないと服要らないな~とか。

裁縫なんかしなかった友達がマスクを作って売り始めたり。

オンライン授業やオンライン診療、そしてオンライン飲み会。

はたして顔と顔を突き合わせてやってきたことの意味は何なのかとか。

生きる上で必須な基本システムは何で、オプションでいいシステムは何かとか。

医療崩壊、介護崩壊が危惧されていて。

やっぱり、万人が避けては通れない「生老病死」に関わるサービスシステムが社会のライフラインなのだと気づかされ。

急に医療従事者が賞賛されたり、逆に差別されたり。

一体何なのよ。

政治家や首長の力量、考え方の違いもなんだかまざまざと知るに至ったり。

批判や批評もたくさんあるけど、誰かが「黙ることも大事な支援」と書いていたな。

でも、あのカビの生えた500億円かけたマスクには言いたくもなるわ。

 

岡江久美子さんが亡くなってショックだった。

同い年のあの美しくて賢くて気さくな岡江久美子さん。

合掌。

 

 

 

 

 

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日々の仕事

2020-04-21 09:52:00 | 仕事

今日は休みです。

今日は休むよ!

最近の人手不足で介護士業務と兼務の毎日。

介護のほうは午前は手すりやドアノブなどの消毒に始まり、入浴介助や翌日の着替えの準備。10時のコーヒータイムは砂糖なしとか多めとかココアがいいとか入居者のお好みに合わせてお出しし飲んだ量を記載する。飲み終わったコップを洗って乾燥機にかける。入居者の排泄を促して介助して記録する。昼食時間が近くなったらホールに誘導する。お茶にトロミが必要な方や水分制限に合わせたお茶を準備。食膳薬を与薬。配茶、配膳、食事介助、下膳、摂取量の記録。食後薬の与薬。合間に換気や消毒剤の補充。洗濯物の整理。

午後は午前と同じ流れの繰り返し。

その合間に看護師業務で体調チェックや症状への対応。点眼、吸入、軟膏処置、飲み薬のセット。通院の付き添いで病院に出向く。通院や往診の準備や記録。処方薬の処理(これが結構大変)。ご家族への連絡・調整。時間があればレクレーションを手伝ったり。入浴介助もたまにある。

そんな感じ。

衣食住のお世話と健康の維持、持病の悪化防止のための簡単な業務がほとんどです。

病院のような濃密な医療処置はないし、忙しいといっても病院の比ではないけれどね~。

年のせいか8時間勤務はキツイな~と思うこの頃です。

でも、オンとオフがあるし、主夫の晩御飯が待っているのでほんとにありがたいと思います。

むむっ!

今日は給料日ではないか!

仕送りと食費くらいにしかならない額だけれどうれしい。

 

 

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こんなときはきみまろ

2020-04-18 14:58:56 | 日記

同級生から「笑って免疫力を高めよう」とのことで

「18歳と81歳の違い」というきみまろ風のネタが届きました。

☆暴走するのが18歳  逆走するのが81歳

☆自分探しをするのが18歳  皆が探すのが81歳

☆乾杯で始まるのが18歳  黙祷で始まるのが81歳

そんな感じのネタが続いています。

うまいこと考える人がいるものですね。尊敬します。

爆笑しながらも身につまされました。

そういえば

「アベノマスク 」 も秀逸だけれど 「アベノリスク 」もあるらしいですね。

公麻呂さんの鉄板ネタ 「老婆は一日にしてならず」 も笑えます。

日本は平仮名や漢字やカタカナやら縦横無尽に言葉あそびができますもんね。

こんな時はお笑いの動画でも見てゆっくりしよう!

 

 

 

 

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