里山で出会った風景

趣味の山登りが出来なくなった爺さんが
下手な短歌で日々を綴る(老人のつぶや記)

松尾芭蕉 奥の細道  白河の関

2015年11月10日 | 
   ネタ入手ならず、ブログは過日の同窓会の絵で引っ張る 

   「白川の関跡」で、白川の関を越える芭蕉と曽良の銅像と句碑を見て、
   小生もいにしえに思いをはせて、駄作の一句を詠んで今日の絵日記。

          「風流の 初めやおくの 田植うた」     芭蕉
          「卯の花を かざしに関の 晴着かな」   曽良 
          「芦野の湯 そよぐソヨゴの 実も赤く」   とみー

   芭蕉・曽良の銅像と句碑 左の木は卯の花(ウツギ)
   
   足元の句碑の文字が風化でかすれて読めないのが惜しい
   右に芭蕉の句(風流の・・・) 左に曽良の句(卯の花を・・。)  
   
   銅像の左にある卯の花に垂れる実
   

   
   ソヨゴ(初見)芦野温泉ホテルの玄関先にて
   

   

   
   (27年11月6日撮影白河関の森公園、芦野温泉ホテルにて)



 メモ <句意>
   「風流の 初めやおくの 田植うた」芭蕉
   白河の関を越えると、歌いながら田植えをするという、趣きのある光景を
   目にして、旅に出て最初の風流な味わいを詠んだ句だそうな。
  
   「卯の花を かざしに関の 晴着かな」曽良
   白川の関を越える時、古人は正装に改めたそうであるが、曽良には着替えの
   用意はない。せめて道端に白く咲いている卯の花をかざしにして、それを
   関越えの晴れ着にしようと詠んだ句だそうな。