クロウメモドキ科ナツメ属。 落葉小低木。 樹高10~15m。 野生状態のものもあるが、主には栽培されている。 日本では古くから栽培されてきたが、現在ではまれに庭などに植えられている。 別名:夏目、夏芽。 和名は夏に入って芽が出ることに由来する。 果実は乾燥させたり(干しナツメ)、菓子の材料として食用にされ、また漢方薬、むくみや貧血、婦人病に、また近年は花粉症などに効果があことが判明した。 原産地:南ヨーロッパ原産。 中国、西アジアに伝わり中国原産とも言われる。 日本への渡来は奈良時代以前とされている。 開花期:5月~7月。 果実:8月~10月。 花は淡緑色で小さな5弁花で目立たず、葉腋に数個ずつつける。 果実は核果で長さ2㎝程の卵型か長楕円形、または、球形でなめらか、1個の種子が入る。 熟すと赤黒くなり次第に乾燥してしわが出来る。 9月7日の誕生花。 花言葉:「健康」、「若々しさ」、「あなたの存在が私の悩みを軽くする」。
写真 ナツメ(棗)実と花 8月14日・楢原町 晴
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