ツツジ科アセビ属。落葉低木、耐寒性は強い、大きさはⅠm~6m。葉は濃い緑で鈍く艶があり、倒披針形で細かい鋸歯がある。 株は株立状にこんもりと自然とまとまります。半日陰でもよく花が咲くので、坪庭や中高木の根じめによく用いられています。 名前の由来は、葉に「アセボトキシ」という有毒成分が含まれており、「馬が食べると酔ったようになる」ところにに由来します。 奈良公園の鹿もこの木の葉は食べないということです。 別名:アセボ、バスイボク(馬酔木)、アシミ、ウマゴロシ、ウシゴロシ、ウマクワズ。 原産地:日本、中国、台湾。 日本原産の花木で、ラテン語の学名にも「ニホンの」と冠されている。 日本人とは縁の古い花で、アセビの仲間はアジア東部、北アメリカ、キューバーに約7種が分布する。 日本にはアセビと、リュウキュウアセビが自生します。 開花期:3月~5月。 花は小型の壺形で花付きがよい。 花色は白がポピュラーですが、品種によりピンクや赤紫もあり、ピンク花はアケボノアセビと呼ばれています。 3月9日の誕生花、 花言葉:「犠牲」、「献身」、「危険」、「二人で旅をしよう」、「清純な心」。
写真 アセビ(馬酔木) 2月18日・花屋 晴
写真 アセビ(馬酔木) 2月18日・花屋 晴