
ユリ科アマナ属。 多年草、チューリップーによく似ており、かってはチュ-リップ属に入れられていた。夏に地上部が枯れ、翌春まで地上から姿を消してしまう、スプリング・エフェメラルのひとつ。 地下には広卵形の球根を持つ、球根は外に黒っぽい皮がある。10㎝程の深さに埋まっており、しかも、それに繋がる茎が細いので掘り出そうとしても切れてしまうことが多い。 葉は茎の中ほどから付くので地表では根出葉のように見える。 葉は2枚、ほぼ同じ大きさのものが向かい合う。線形で10~15㎝、幅は5~10㎜、中央がくぼんでUの字になっている。色は緑色で裏面はちょっと紫がかり、全体に白い粉をふいているように見える。 球根を煮て食べると甘みがあることからアマナ(甘菜)の名前がついた。 別名:ムギグワイ。 分布:本州、四国、九州。 開花期:3月~4月。 葉の間から15㎝程の花茎を立て、その先端に白い花を一つだけつける。 花の下には一対の苞があり、小さな葉状で緑色をしている。花被は6個、長さ2~2.5㎝。披針形で先端がやや尖り、白色で背面には紫の筋が入る。 3月31日の誕生花。 花言葉:「運が向いている」。
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