ナデシコ科マンテマ(シレネ)属。 一年草・二年草、草丈30~60㎝。 名称の由来は、粘着部で小昆虫を捕らえることが出来るが、捕獲された昆虫を消化吸収することはなく食虫植物ではない。 日当たりと風通しの良い場所で育て、肥料を与えると美しい花を咲かせます。 原産地:ヨーロッパ。 現在は世界の温暖地域に広く分布する。 茎の上部の葉の下に粘液を分泌すり部分が帯状にあり、ここに虫が付着して捕らえられることがある。 日本では江戸時代に観賞用として移入されたものが各地で野生化しており、道路や空き地にも群生しているの見かける。 開花期:5月~6月。枝の先に紅色で直径1㎝の5弁花を多数つける。オシベは10本、ガクは花弁と同じ紅色で長さ約1.5㎝の筒状である。 4月16日、4月22日の誕生花。 花言葉:「未練」、「しつこさ」、「罠」、「欺瞞」。
写真 ムシトリナデシコ(虫取り撫子) 5月16日・近隣 晴