イワタバコ科セントポーリア(アフリカスミレ)属。 和名:アフリカスミレ。 多年草草花。常緑性で花期が長い。耐寒性、耐暑性も弱い。 室内園芸に最適の花として今も昔も大人気のセントポーリア。 レースカーテン越しの日光で育ち、次々と咲くエレガントな花は愛好家の心をとらえて止まない。名前は発見者「セントポール男爵」に因みます。日本名はアフリカスミレですがスミレの仲間ではありません。 アフリカ原産のスミレに似た花と言う意味でしょう。 草丈15㎝程。 原産地:熱帯アフリカ東部の山岳地帯。 セントポーリアは原産地の山岳地帯に24種ほど分布しています。 茎の短いロゼット型と、茎が伸びて這うトレイル型がありますが、園芸品種はセントポーリア・イオナンタやセントポーリア・コンフューサなど、ロゼット型を中心に改良されたと考えられています。ドイツで品種改良が始まり、その後アメリカで改良が進みました。 園芸品種は無数にあり、花形、花色、葉形、草姿が様々です。アマチュアの愛好会で楽しまれる園芸品種は変化に富んでいますが、性質の弱いものや、輸送に不向きな園芸品種もあります。 それとは別に営利を目的として改良された落花しにくく、多花性で丈夫な園芸品種が多く生産されています。 蛍光灯の照明でも育つので、室内でワーディアンケースに蛍光灯をつけて栽培でき、棚を組めば狭い場所でも数多くの園芸品種を収集できるのも人気の理由です。 日本へは明治末期い渡来した。 開花期:9月~6月。18~25℃あれば周年開花します(四季咲き)。 1月10日、1月19日、2月16日、11月25日の誕生花。 花言葉:「小さな愛」、「細やかな愛」、「親しみ深い」。
写真 セントポーリア(ミニ)(12月30日・花屋) 晴
写真 セントポーリア(ミニ)(12月30日・花屋) 晴