ツツジ科ハナガサシャクナゲ(カルミア)属。 庭木、花木、低木2~3m。 コンペイトウ(金平糖)のような形をした色濃い蕾を持っています。花が開くと皿型になり、色は薄く模様が入って、蕾の様子とは全く異なった印象を受けます。 開いた花をよく見るとオシベの先は花弁のくぼみの中に収まっています。このオシベは飛来した昆虫などによって刺激を受けると飛び出して、花粉も散るという面白い仕組みを持った花です。 別名:アメリカシャクナゲ(アメリカ石楠花)、ハナガサシャクナゲ(花笠石楠花)。 原産地: 北アメリカ東部。 カルミアは7種からなる小さな属で、北アメリカとキューバに分布する常緑低木です。一般にカルミアと呼ばれるのはラティフォリア種を指し、いくつかの品種が鉢植えや庭植の花木として栽培されています。 栽培は石楠花に準じ、夏の暑さと乾燥に注意が必要です。日本へは大正4年(1,915年)に渡来した。 開花期:5月上旬~6月中旬。花は皿型、まるでレースの日傘を広げたようなしとやかで美しい花姿に由来すると言われる。 花色は白、赤、ピンク、茶。 4月30日の誕生花。 花言葉:「優美な女性」、「大きな希望」、「野心」、「さわやかな笑顔」、「神秘的な思い出」。
写真 カルミア (5月5日楢原町)
写真 カルミア (5月5日楢原町)