前校長が被害者に飲み会参加強要 神戸・教諭いじめ問題
10/17(木) 17:09配信
共同通信
神戸市立東須磨小で教諭4人が同僚をいじめていた問題で、被害者の男性教諭(25)が2017年、当時教頭だった前校長(今春異動)から飲み会の参加を強要されていたことが17日、市教育委員会への取材で分かった。市教委関係者は「パワハラに当たるとみられる」と話しており、経緯を調べている。
市教委によると、男性教諭は採用1年目だった17年夏ごろ、参加しないと告げていた飲み会について、前校長から「新人なら行くべきだ」と強く注意された。前校長は市教委の聞き取りに強要に当たると認めた。
加害教員の自主退職認めず「厳正に処分」 神戸・教員暴行
10/22(火) 6:50配信
神戸新聞NEXT
加害教員の自主退職認めず「厳正に処分」 神戸・教員暴行
神戸市教育委員会が入るビル=神戸市中央区東川崎町1
神戸市立東須磨小学校(同市須磨区)の教員間暴行・暴言問題で、市教育委員会は21日までに、加害教員4人が処分前に自主退職を申し出た場合、認めない方針を決めた。「自主退職で身分がなくなれば、処分を下せなくなる」として事前に手を打った形だ。
【動画】被害教員が激辛カレーを強要されている場面
市教委によると、処分を受ける前に退職した場合は退職金が支給される上、神戸市以外の自治体で教員採用試験を受ける際、志願書に懲罰歴が載らないという。市教委は「厳正に処分しなければ、市民の理解は得られない」としている。
一方、4月に東須磨小から異動した前校長が、現在勤務する小学校の児童の保護者らに「12月末まで療養が必要と医療機関に診断された」と説明する文書を配布していたことが、市教委への取材で分かった。前校長は問題発覚後、体調不良を理由に休んでおり、教頭が職務を代行している。
前校長は東須磨小教頭だった2017年、採用1年目の男性教員に飲み会参加を強要したほか、その後の加害教員による度重なる嫌がらせ行為を市教委に報告していなかった。市教委が設けた調査委員会は前校長にも聞き取りをし、管理責任を検証する考えを示している。(佐藤健介)
《神戸・教師いじめ》女帝Aたちに、いじめ抜かれた教員の「現在」
10/21(月) 21:00配信
週刊女性PRIME
《神戸・教師いじめ》女帝Aたちに、いじめ抜かれた教員の「現在」
激辛カレーを手に大笑いする“女帝”(右)とX教員。別の日には目にもカレーがつけられた
《これからもずっとずっと君たちの笑顔は先生の宝物であり、生きがいです》
兵庫・神戸市の教員間いじめ事件の被害教員は発表した手記で、教え子らにそんなメッセージを伝えた。
【写真】カレーや新車だけじゃない、羽交い締めの証拠写真と女帝A
被害教員の代理人は週刊女性の取材に、
「先生は児童のことばかり話しています。そして教壇に戻りたい、とそればかり。加害者を憎むようなことは話しません。すごく優しい、優しすぎる人かもしれません」
ベテラン先輩教員4人がグルになり、20代のX教員にいじめの限りを尽くした前代未聞の教員間いじめ事件。関係者らの証言でさらに悪質な余罪が浮き彫りになりつつある。
関節技をかける、首を絞める、ビール瓶を口に突っ込ませ飲ませる、衣服を破る、乳首に掃除機を当て吸わせる、など50項目を超える。
X教員のほかにも被害者がいた。同校の20代の教員男女には無理やり性行為を命じ、その証拠写真を送らせたという週刊誌報道も飛び出した。
PTSDのような症状が…
悪質な教員を束ね、いじめの後押しをしていたのは“女帝”と呼ばれるベテラン教員のAだ。X教員に激辛カレーを無理やり食べさせる動画には、満面の笑みを浮かべた、女帝の大笑いが、しかと記録されている。
「10月16日の保護者説明会で4人の謝罪文が公表されました。A先生は『自分の行動が間違っていることに気づかず、彼が苦しんでいる姿を見ることは、かわいがってきただけに本当につらいです』と記していました」(全国紙記者)
と、いまだに反省も自覚もなさそうだ。
授業もうまく、休み時間も児童と遊ぶなど、「保護者からも児童からも人気でした」(保護者)というX教員。
咋年までは女帝との関係も良好だったが、「2人の関係性」は崩壊し、ベテランとして指導するべき若手はいじめのターゲットになった。
X教員の現状について、前出・代理人はこう伝える。
「精神的に不安定な状態が続いています。PTSDのような症状かもしれません。事件がフラッシュバックすることもあるそうです」
しかしX教員は、《いつか、みんなの前でまた元気になった姿を必ず見せに行きます》と手記に寄せているように、つらかった記憶にも立ち向かおうとしている。
事件について、元小学校教員で児童福祉が専門の沖縄大学名誉教授の加藤彰彦氏は、
「自分より劣っている、やっても大丈夫だと認識した先生をストレスのはけ口にした。ただし、1人ではできないので集団で。子どもたちのいじめの構造と同じです。ほかの教員たちも関わらなければ安泰という構造に入っていた」
と指摘。では、なぜX教員は教員を続けたのか。加藤氏は当事者でなければわからないが、と前置きをしたうえで、
「X先生は夢があって教師になったからそれを曲げなかった。耐えながら一生懸命、登校し、先生をやり続けたのでしょう。私は立派だと思います」
前出・保護者も、
「先生が戻ってきたら児童はもちろん、保護者も全力でサポートすると話しています」
この言葉が、被害教員に届くことを願いたい。
東須磨小学校の教諭イジメ事件で続々、出る”主犯”女性教諭の余罪 子どものイジメも急増〈週刊朝日〉
10/21(月) 17:46配信
AERA dot.
東須磨小学校の教諭イジメ事件で続々、出る”主犯”女性教諭の余罪 子どものイジメも急増〈週刊朝日〉
東須磨小の教諭4人が25歳の男性教諭をいじめた映像
神戸市立東須磨小で教諭4人が男性教員(25・療養中)に激辛カレーを食べさせたり、暴行を加えていた問題で、神戸市教育委員会は18日、弁護士3人から構成される第三者委員会を設置。調査が始まった。
すると、児童の間でもイジメが多発。2017年度は、0件だったにもかかわらず、2018年度に13件、2019年9月までで16件のイジメがあったことがわかった。
「まさに今回、イジメを受けた先生と同じような時期に児童の間でも数が増えている。児童が先生のマネをしていたんじゃないでしょうか」
こう訴えるのは、東須磨小学校に子供を通わせている、保護者のAさん。教諭のイジメ問題が明らかになってから、児童が体調不良を訴えるケースが急増しているという。そこで小学校では保健室とは違う部屋を設け、対応にあたっているという。
「うちの子供によれば、先週も授業中、急に呼吸が早くなって連れていかれた児童がいたそうです。保健室ではない部屋には、毎日、何人もの児童が授業中、放課後など関係なく、たくさん、来ているそうです。泣きわめいたり、固まって何も話せないなど、先生たちも対応で大混乱だそうです」(前出の保護者)
そんな中、4人の教諭が被害者教諭たちに、さらなるイジメを加えていた例が明らかにされた。
「ビール瓶を口に突っ込まれて、飲むことを強要。お菓子を口に突っ込み、食べさせる。激辛ラーメンを食べさせ、その汁を目に塗りたくる。SNSで他人に性的、わいせつなメッセージを強制的に送信させる。服やズボンをビリビリに破られる。髪の毛や服にノリをつけて、パリパリにする。など50以上ものイジメが申告されていました」(教育委員会関係者)
イジメの中心的存在だったのは、40歳代の女性教諭だ。この女性教諭と東須磨小学校で一緒に勤務した経験のある教諭はこう話す。
「女性教諭とは他の学校でも同じでしたから5年くらいは一緒に仕事をした。どうしてこんな人が子供を教える先生なのかと信じがたい人です。イジメは今にはじまったことではありません」
さらにこう続ける。
「昔、同じ職場だった時、女性教諭が嫌いなB先生がいました。『B先生はどうしようもない。授業中に騒いでもいい。ボイコットしてもいい』と子供たちにけしかけるのです。東須磨小学校でも、嫌いな先生に同じことをしていた。女性教諭は被害を受けた男性教諭について『反抗してもいい』『言うこと聞くな』と生徒に話し、アイツ呼ばわりしていました」
被害を受けた男性教諭へのイジメは、児童へ配布するプリントに落書きしたり、水で濡らしたりするなど、児童への授業に影響するものも報告されている。
「職員室でも、人が少ない時を狙って、3人の男性教諭たちをけしかけて、被害にあった男性教諭の背後から蹴ったり、叩いたりしていた。ある時『痛い、痛い』というので、何事かと見たら、被害者がしゃがみこんでいた。叩いた男性教諭は、小走りに逃げて行った。被害者に聞いても『いや、大丈夫ですから』『何もないです』というばかりだったそうです。被害者は、イジメていた4人から『家まで運転しろ』と送迎を命じられ、パシリにされていた。私も女性教諭が被害者の車に乗っているのをみたことがあった」
10月16日の保護者説明会では、4人の教諭の謝罪文が読みあげられた。
女性教諭は被害を受けた男性教諭について「かわいがってきただけに本当につらいです」と綴っていた。
また、激辛カレーの「現場」となった家庭科室やマスコミで報じられる正門などを改修することも、報告された。別の保護者がこういう。
「4人の教諭の謝罪文には非難ゴウゴウでしたね。謝罪になってないという意見が大勢。それに、家庭科室や正門を改修って税金でしょう。何を考えているのやら。先生による先生のイジメに気づいていた子供も結構います。女性教諭が被害の男性教諭に『アイツ』『とろい』『イヌ』などと、文句を言っているのをうちの子どもも聞いたことがあるそうです。『先生があんなことを言うのは、信じられない。ああいう大人にはなりたくない』と話しています」
保護者の許可を得て東須磨小学校に通っている子供に取材すると、こう答えた。
「東須磨小学校イコールイジメというイメージになっている。恥ずかしい。もうあの4人の教諭には学校に戻らないでほしい」
教師が教師に“いじめ50種”…被害者が訴える凄惨な『22の例』 でも教員免許の剥奪は困難か
10/21(月) 7:04配信
関西テレビ
教師が教師に“いじめ50種”…被害者が訴える凄惨な『22の例』 でも教員免許の剥奪は困難か
加害教師の罪の重さは?校長や教育委員会は監督者としての責任を負うのか?
次々と新しい事実が明らかになる、神戸市の東須磨小学校で起きた後輩教師へのいじめ問題。
2017年、教師になったばかりの20代の男性教師は、先輩教師4人から悪質ないじめを受けていたのです。
無理やり激辛カレーを食べさせられたり、カレーを目につけられたり…。このほか、新車の上に土足であがる、コピー用紙の芯で尻を叩くなど、悪質ないじめは実に50種類にも及んだということです。
【被害教師側が訴える“いじめ”の例】
<暴力的被害>
・平手打ちされる、蹴られる
・コピー用紙の芯で尻を叩かれる
・熱湯入りのやかんを顔に付けられる
・乳首を掃除機で吸われる
・羽交い締めされ激辛カレーを食べさせられる
・首を絞められ呼吸困難
・ビール瓶を口に突っ込まれて飲まされ、瓶で頭を叩かれる
<物的被害>
・鞄に氷を入れられビショビショにされる
・携帯電話を隠される
・出張の土産を目の前で捨てられる
・車にトマトジュースをかけられる
・ジーンズをビリビリに破られる
<強要被害>
・激辛ラーメンを無理やり食べさせられ嘔吐、けいれん、しびれ
・焼肉のたれやキムチ鍋のもとなどを大量に飲まされる
・大量のお菓子を口に詰め込まれる
・車での送迎を強いられる
<嫌がらせ・悪口など>
・質問すると「誰に許可得てしゃべっとん!くずがしゃべんな」と言われた
・児童に対し「(被害教師の)いうこと聞かんでいいで」と言われた
・毎日「性病」「ごみ」「くそ」「くず」などと呼ばれる
・「犬」と呼ばれた
・指導案に落書きされた
・髪の毛や衣服を洗濯のりまみれにされた など
いじめの被害を受けた教師は休職を余儀なくされ、10月11日に警察に被害届を提出しました。
一方、加害教師4人は他の教師3人に対しても、セクハラなどの嫌がらせをしていたことが明らかに…。
被害を受けた女性教師:
「自分の女性的な部分に関してネタにされるというか、面白おかしく、他にも人がいる前で話をされるということが何度もあった」
校長:
「私のハラスメント行為に対する認識が甘かったのではないかと思っています」
校長はいじめについて謝罪しましたが「隠ぺいの意図はなかった」としています。教育現場で起こった、教師のいじめの問題に街の人は…?
女性:
「もっての外やと思います!子どもたちを教育しないといけない立場の人たちが、そんなことするのは言語道断ですね…脅迫罪とかにあたるのかな」
男性:
「世も末かなという感じもせんではないですけど。一種の傷害罪ではあるんじゃないですかね、管理監督する立場の者が責任取らなあかん!学校に限らずどこでも一緒です」
女性:
「人間性として教師の免許を与えておくのはどうかなと」
別の女性:
「今回改善されなかったらあれですけど…一度で教師の免許を剥奪するのも、どうかなという風には思います」
もし、裁判になれば加害教師の罪の重さは?また、校長や教育委員会は監督者としての責任を負うのでしょうか?菊地幸夫弁護士に伺います。
菊地弁護士:
「罪の重さとしては、立件されても罰金のみの可能性もあるのではないかと思います。
実は今回、“教師間いじめ”についての法律的な見解を…とスタッフの方から相談を受けたのが2、3日前なのですが、ところがそれ以降もあとからあとから色々ないじめの疑いが出てきました。
最初は私『罰金くらいの可能性かな』と思っていたんですけど、いやぁそれで済むのかなという気が、今しています。ですから場合によっては罰金では済まず、その上の懲役の請求という領域までいくのかなと。
ただ実刑判決、実際に刑務所というところまではいかないとは思いますが、罰金では済まない可能性が少し出てきたのではないかなという感覚があります」
Q.教員免許についてはどうでしょう?
菊地弁護士:
「剥奪というのは難しく、減給あるいは停職といった形ではないでしょうか。
色んな懲戒処分の種類がありまして、教員免許の剥奪というのは、要は解雇、免許取消ということですね。その下には停職や減給があるんですけど、重い『教員免許の剥奪』については、教育職員免許法第10条で、禁固以上の刑に処せられた時、あるいは懲戒免職処分、つまりクビですよという処分を受けた時などに、教員免許が取り消されることがあり得るとなっています。
ただ、懲役の可能性が出てきたといっても、実際に刑務所までというのは難しいでしょう。また街の声にも、一回で免許を剥奪するのはどうなのかというご意見もありました。
もし免職ということになったとして、ご本人が裁判で争った場合どうなるのかというと、裁判所の基本的な考え方としていわゆる『一発レッドカード』は躊躇するんです。まずイエローカードを出して、それでもダメだったらレッドですよということが多いんですね。ですから今回の件でも、いきなり剥奪というのはなかなか難しいと思います」
Q.この罪についても教師が犯したから重いというようなことはないのでしょうか?
菊地弁護士:
「それも加味はされますが、他の方と比べてガクンと違うというところまでは難しいと思います」
Q.また加害教師以外にも、学校側の責任もあると思われますがいかがでしょう?
菊地弁護士:
「安全配慮義務違反で損害賠償責任を負う可能性があります。
例えばパワハラをする上司がいたとして、さらにその上の上司である社長などは『そういう指導をしてはいけない』という配慮をしなければなりません。
今回で言えば、校長や前校長は同じような義務がありますから、被害に遭われた方の慰謝料などを支払わなければいけない責任を負う可能性はあります」
(関西テレビ10月16日放送『報道ランナー』内「そこが聞きたい!菊地の法律ジャッジより)
神戸教諭いじめで「性行為」強要か “女帝”40代教諭はあきれた謝罪、批判相次ぐ
10/17(木) 16:56配信
夕刊フジ
神戸市立東須磨小の30~40代の男女教諭4人が、20代の男性教諭らにいじめや暴行を繰り返していた問題で、加害者の4人は16日、市教委を通じて謝罪声明を公表した。ただ、“女帝”と呼ばれる40代女性教諭らの謝罪には「他人事のようだ」との批判の声も。週刊誌では別の教諭に対する「性行為の強要」まで報じられた。
被害者の20代男性教諭は激辛カレーを食べさせられ、首を絞めるなど暴行を受け、精神的不安定になり、欠勤している。
「子供たちを精いっぱい愛してきたつもりですが、他の職員を傷つけることになり、子供たちの前に出られなくなり申し訳ないです。自分の行動が間違っていることに気付かず、被害教諭が苦しんでいる姿を見ることは本当につらいです」
加害者の40代女性教諭はこう謝罪した。
ほかの加害教諭も、「いけないこと(は何か)を教える立場の私が信頼を裏切った」「相手への配慮に欠ける言動に、最低な人間だと実感した」と声明を出した。
ツイッターでは《何度読んでも女性教諭のが謝罪文と思えない》《自己弁護しか感じられない》などの意見が相次いだ。
17日発売の「週刊文春」は、加害者の30代の男性教諭が、別の20代の女性教諭と同年代の男性教諭に「お前ら(さっき言ったことを)今日やらんかったら、知らんぞ」と言い、性器を握らせるなどの行為を強要、携帯電話に証拠画像を送らせるなどしたと報じた。
別の同僚女性は激辛ラーメンを食べさせられていたことも判明した。どこまで腐っているのか。
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