タイ移住した日本人の“貧困老人化”がヤバい。同胞を騙して金を無心する者まで…

2018年07月15日 | 海外移住で地獄に堕ちたはなし
タイ移住した日本人の“貧困老人化”がヤバい。同胞を騙して金を無心する者まで…
2016/09/12 23:26
soukai_4901190201108.jpg
タイ移住した日本人の“貧困老人化”がヤバい。同胞を騙して金を無心する者まで…
週刊SPA! 9月8日(木)16時20分配信

タイ移住した日本人の“貧困老人化”がヤバい。同胞を騙して金を無心する者まで…
(日刊SPA!)
 一年中温暖な気候、物価の安さ、日本食レストランの多さなどを背景に、リタイア後、タイに移住してくる日本人。本来は優雅にタイで余生を過ごすはずだった……。しかし、物価の高騰など現実は想像以上にシビアで、生活は厳しくなるばかり。ビザも切れ、もはや日本にすら帰れずに、いわゆる“沈没”。最終的には日本人を騙して食いつなぐような“貧困老人”が増えているというのだ。

 某大手商社を退職後、すでに15年、夫婦揃ってタイで暮らしているAさん(79)にリタイア事情を聞いた。タイには、ロングステイ会というリタイア組がゴルフや会食などを行う集まりが存在しているが、ここ数年で会員は減少傾向。「昔はよくテレビの取材なども受けましたよ」とAさんはかつての移住ブームを懐かしみながら、最近になって移住者が減っている理由を「物価や家賃の高騰」「昔に比べて受給できる年金の額が少ないこと」を挙げた。

 ロングステイの方たちが持っているビザは、その名も“リタイアメントビザ”。申請条件は、銀行の預金残高が80万バーツ以上、もしくは月に年金を6万5000バーツ以上を受け取っていること。つまり月に6万5000バーツ以上あれば人並みの生活がおくれるという試算から出てきた数字ではあるが、タイの現状を考えると、決して裕福な生活とはいえない。タイの家賃は先進国と比べれば安いとはいえ、年々高騰化傾向が続き、日本人居住区においてアパートを借りれば、3万バーツ(9万円)程度。郊外などに行けば価格は安くなるものの、日系レストランなどは激減し、利便性は落ちるため、快適さを求める高齢者にとっては厳しい。タイまで来て、不便な生活を、そもそもが本末転倒になる。

 ちなみにAさんは厚生年金に加え、企業年金を受け取っており、いわばリタイア組の“勝ち組”。サービスアパートというホテルと同等のサービスを受けることができる住まいに暮らし、週に2回のゴルフと週1回の飲み会を欠かしていない。

 当然、リタイア組でも年金受給額にはバラつきがある。懐事情はそれぞれで、Aさんたちの飲み会の予算は食べ&飲み放題800バーツ(約2400円)。タイではお酒の持ち込みが可能なレストランが多いため、その分で浮かせているという、なんとも切ない実情。そしてゴルフは平日のみに限定。週末と比べると、激安だからだ。ゴルフ代は1000バーツに加え交通費、食事代で、込み込み2000バーツといったところだろう。日本円にすると6000円強。Aさんのように週2回参加できる人もいれば、1回のみの人もいるという。

 物価や家賃の高騰により、日本人居住区から離れた場所に引っ越しせざるをえない人も出てきている。人気エリアはスクンビット駅からアクセスもいいオンヌットやウドムスックといったところ。この辺りは、2万バーツ以内(約6万円)で十分にファシリティが揃うコンドミニアムを借りることができる。なかにはラップラオといったまず日本人はいないローカルエリアを選択する人もいるという。その辺りなら5000バーツ(約1万5000円)で住むことも可能だ。

 節約の波は家賃だけにとどまらず、食事代にも及ぶ。食事は屋台なら、1食30~40バーツ(約90円~120円)ほど、お酒もコンビニのビールを買えば、40バーツほどで飲める。つまりは生活費を抑えようと思えば、かなり安く済ますことができる。しかし、Aさんは「そこまでしてタイにいたいのでしょうか。何が楽しいのかわかりません」と切ない実情を嘆いた。

 生活に貧窮した老人が、バンコクから離れていくパターンも多いという。そんな貧困老人が次に目指すのはチェンマイ。バンコクと比べて物価や家賃も安く、街は落ち着き、老後に暮らすには最適だといえる。

 しかし、Aさんは「チェンマイは危ないですよ。日本人が日本人を騙すパターンをよく聞きます。観光客だけではなく、我々のような在住者にとっても危険。彼らは日本人にターゲットを絞っていますので」と話す。ついに金に困った老人たちは、日本人を見つけると「お金を貸してくれないか。近々、日本から送金してもらえるから、金はすぐに返すので」といって金を無心してくるというのだ。お決まりの言葉は「日本人なら理解できるよね?」といった同情を誘いながら、口八丁手八丁で攻めてくるというからタチが悪い。かつてAさんはチェンマイのリタイア組とも交流していたが、「いつ金を無心されるかわからない」という理由から疎遠になったという。

 ただし、日本人社会は想像以上に狭い。そういった悪事を繰り返せば、噂が広まるのも一瞬。途端に住みにくくなる。バンコクですら、村社会といわれているのに、チェンマイでそのようなことを続ければすぐに村八分になるのは明らかだろう。結局、貧困老人は再びバンコクに戻り、チェンマイでの悪い噂が収まるまで身を隠し、再びチェンマイに戻っていくパターンを繰り返す。「チェンマイも狭いですからね。飲食店だって限られているし、会いたくなくても絶対にどこかで会ってしまうんですよ。ただ、そういった人がバンコクに帰ってきても、スーパーにも行かずにひっそりと生活している。もはやむなしいだけです」とAさん。

 タイ移住日本人貧困老人が勝手気ままに移動ができるのかというと、独身者が多いからだという。夫婦でタイに移住してきているのは、Aさんの感覚では「全体の半分ほど」。身寄りのない状態で生活は貧窮、日本人から金を無心し、移住先を転々とするタイでの老後……。もはやそこには優雅さのかけらも感じられない。

「タイに来る老人は、変わった人が多いですよ。本当にいろんな人がいます。だから日本人も騙されないようにしないといけない。もうこの年齢になると、昔のことって聞きづらいんですよ。どんな会社に勤めていたとか。ただ、やっぱり交流が続くようなしっかりした人はマナーもわかっているし、変なこともしません。自ずと変わった人は淘汰されていく傾向がありますね」(Aさん)

 まだまだ後進国だと勘違いして移住を考えている人もいるかもしれないが、現在のバンコクは決してそんな生易しいものではない。郊外でひっそりと暮らすにはいいかもしれないが、バンコクで優雅な生活を求めるには、それ相応の資金が必要となる。格差社会はここタイでも確実に広がっている。<文・撮影/ワダタケシ>



タイで「外こもり」締め出し政策が施行! ビザなし日本人滞在者はどうなる?
2016/09/12 23:52
150x150_square_22853444.jpg
タイで「外こもり」締め出し政策が施行! ビザなし日本人滞在者はどうなる?

2014.09.03 ニュース
タイの「外こもり」
リゾート地プーケットなどはビザランを繰り返す不法就労者が多かったが、今後厳しくなるかも!?
 物価が安いタイにはリピーター外国人が多く、中には観光ビザでタイに居座る者も少なくない。日本人にもそんな滞在者がいて、ここ数年は「外こもり」などと呼ばれている。

 ところが、今年8月13日からタイ政府はこういった、なにをしているのかわからない外国人を締め出す対策を打ち出した。まだ始まったばかりの対策への対応を模索している外こもりたちは今、タイ国内で右往左往している。

 外国人がタイ長期滞在で苦労するのがビザだ。金銭はなんとでもなるもので、なくなれば不法就労や最悪物乞いで日銭を稼ごうと思えば稼げる(実際にバンコクでは白人などの物乞いを見かけることもある)。しかし、ビザだけは各種証明書などを用意しなければならず、簡単にはいかない。ビジネスビザは延長に用意する書類が辞書ほどの厚さになることもある。

 最大90日間滞在できる観光ビザも特に東京のタイ大使館で取得するには就労・就学証明などを用意しなければならず、特定の職業に就いていない外こもりには容易ではない。

 そのため、外こもりの多くはビザを取らずに入国する。日本人は30日間の滞在が許され、それが失効する前にバンコクから250km程度のカンボジア国境に出向き、いったんカンボジアに入国。すぐさまタイに再入国するという方法で長期滞在をする。これを「ビザラン」というのだが、8月13日にこのビザランが規制されたのである。

 特にタイと隣接するカンボジア、ラオス、ミャンマー、マレーシアの陸路入国がビザなしでは厳しくなり、空路でもビザなしで長期滞在していると判断されると入国を拒否されることになる。ただ、身辺整理の猶予のためか、一発アウトにはならないような措置が取られてはいる。バンコクの隣、サムットプラカン県移民警察担当官が語る。

「即時入国拒否ではなく、年間を通して4回まではビザなしでの出入国が認められます」

 これは入国スタンプ1回、出国スタンプ1回とカウントするので、実質2往復だ。毎年1月1日から数えられ、2015年に入ればまたリセットしてカウントされる。

 ビザラン規制を旅行代理店はどう見ているのか。バンコクで旅行代理店を構える日本人に訊いてみた。

「旅行業界に大きな打撃はないと見ています。タイ雑貨などのバイヤーやトレーダーなどには厳しい措置でしょうが、旅行代理店にはあまり関係ないですね」

 一般旅行者はこれまで同様にビザなしで入国し、30日以内に帰国するので問題は起こらない。主に外こもりに厳しい状況になり、ほかには出入国が多い日系企業の短期出張者にも影響が出る可能性がある。

 ただ、タイの場合、法令が曖昧で係官によって対応が違う。どの程度期間を開けて出入国をしていればビザランとされないかなどの具体的なことがはっきりしていない。

 実は2000年以降、外国人に対する長期滞在の規制が次々と発表されていた。しかし、明確に実施されたものはなかった。ところが、2014年5月に軍が政権を掌握して以降、細かいところまで取り締まりが実施され始めたのだ。そのため、多くの外国人もビザラン規制が今回は厳格に実行されると見ている。

 ビザラン規制の緩和策として、8月29日にビザなしでも最大で60日間滞在できると発表されたものの、のんびりと南国をエンジョイしていた長期滞在者は今後しばらくは苦労が続きそうだ。 <取材・文・撮影/高田胤臣>150x150_square_22853443.jpg


タイ人妻を散弾銃で撃ち 日本人の夫を逮捕
2016/10/20 12:57
7810-414.jpg
タイ人妻を散弾銃で撃ち 日本人の夫を逮捕
日本テレビ系(NNN) 10月20日(木)7時25分配信
 タイの首都バンコクで、別居中の妻を散弾銃で撃って殺害しようとしたとして、日本人の男が逮捕された。

 逮捕されたのは、無職の森田茂容疑者(69)。現地警察などによると森田容疑者は19日、バンコクで別居しているタイ人の妻の家を訪れ、妻を散弾銃で撃って、殺害しようとした疑いが持たれている。

 森田容疑者「(Q:銃は何のために?)理由ですか?復しゅう」

 撃たれた妻は顔などにケガをしたが、命に別条はないという。森田容疑者と妻の間には家や土地などの財産を巡ってトラブルがあり、森田容疑者は妻を「殺すつもりだった」などと話しているという。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 海外生活で破産=とうとう運... | トップ | フィリピンの日本人不明、殺... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

海外移住で地獄に堕ちたはなし」カテゴリの最新記事