台風19号 買い込みの中、残った韓国製ラーメンが話題に
10/13(日) 15:09配信
産経新聞
【ソウル=桜井紀雄】韓国で、日本に甚大な被害をもたらした台風19号に関するニュースは、日本に上陸する前から大きく報じられてきた。今年は例年になく複数の台風が韓国にも接近し、少なくない被害を与えてきたからだ。さらに今回は過去最悪ともいわれる日韓対立を反映した見方も目立った。
「日本の安倍(晋三首相)は嫌いだが、善良な市民たちの災難には胸が痛い」。韓国で日本の台風被害を伝えるインターネット上のニュースには、台風被害を揶揄(やゆ)するコメントも一部寄せられたが、政治と天災は別で、「国民に大きな被害がないことを祈る」といった書き込みが相次いだ。
台風に備えた買い込みで商品がほとんどなくなった日本のコンビニエンスストアやスーパーの写真がネットニュースなどで取り上げられ、話題を集めた。インスタントラーメンなど韓国製品だけがたくさん残った商品棚が写されたものだ。命にかかわる災害を前にしても日本人が韓国製品の購入を避けるほど、日韓対立が深刻なことを物語る場面だと受け止められている。
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姉妹都市解消に中国「誤った言動繰り返した」
10/10(木) 20:44配信
テレ朝 news
All Nippon NewsNetwork(ANN)
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北京市がチェコのプラハ市との姉妹都市関係を解消したことについて、中国外務省は「台湾やチベットを巡り誤った言動を繰り返した」とプラハ市を非難しました。
中国外務省は10日、北京市がプラハ市との姉妹都市関係を解消し、すべての公式的な交流を中止したと述べました。「プラハ市は台湾やチベットを巡り誤った言動を繰り返し、内政干渉をした」と指摘しています。そのうえでプラハ市に対して「早く誤りを正してほしい」と撤回を改めて求めました。
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韓国の若者は日本のバイトに耐えられるだろうか ~韓国人と日本人の違い~【崔さんの眼】
10/13(日) 16:03配信
時事通信
ジャーナリスト・崔 碩栄
韓国で時折、話題となる話に「日本ではコンビニのバイトだけでも生活できると聞いた。日本に行ってフリーター生活をしてみたい」というものがある。
恐らくは、日本のドラマや映画の中に登場した日本のフリーターの生活を見た若者が、漠然と考えて口にしてみただけのことだろう。
韓国の若者は日本のバイトに耐えられるだろうか ~韓国人と日本人の違い~【崔さんの眼】
日本のコンビニ=東京都足立区【時事通信社】
◇バイト生に寛大
だが、韓国の若者たちが誤解していることがある。韓国のコンビニのバイトと日本のコンビニのバイトは全く違う仕事で、違う環境だという点についてだ。
この8月から3週間ほど、ソウル市内に滞在した。ある日の夜、コンビニに出かけた。コンビニに入ると同時に目に入ってきたのは、夜間バイト生がカウンターの中でスマホゲームに興じている姿だった。
韓国のコンビニはバイト生の行動に寛大(?)だ。韓国を訪問したことがある人なら、一度くらいはコンビニのバイト生がカウンターの中で英語のテキストを広げて勉強していたり、スマホを使い、SNSで誰かとひっきりなしにやり取りをしたりしている姿を目撃したことがあるだろう。
そして、それを見て「そんなことしていてもいいのか?」と驚いたり、勤務態度にイラッとしたりした人もいるかもしれない。
だが、実のところ、バイト生だけを一方的に責めることもできない。なぜならば、韓国は一般的に「その程度」は大目に見てくれる社会だからだ。
もちろん、ルール上は勤務中のそのような私的行動は禁止されているが、客がいないとき、そして業務に支障を来さなければ、たいていの店主たちは、目をつむって許容してくれる。
◇給与は安くない
問題は、実は彼らの給与は安くない、という点だ。
現在、韓国の最低時給は8350ウォン。円に換算すると約750円だが、韓国には週15時間以上働く勤労者には週1回、1日分の給与を保障しなければならない「週休手当」という法律がある。
例えば、平日に週3日、1日6時間の勤務(週18時間)をする人の場合、1週間当たり1日分の給与に相当する手当が約束されており、実際に働くのは3日だが、4日分の給与を受け取れることになる。
つまり、最低時給で考えてみても、1週間に受け取るのは、時給8350ウォン×6時間×4日=20万ウォン。実際に働くのは18時間だから、時給換算すると約1万1110ウォン(約1000円)になる。
10月から適用された東京の最低賃金(1013円)と比較しても遜色ない。
韓国のコンビニでバイト経験がある若者が、厳格な勤務態度が求められる日本のコンビニでのバイトに、簡単に適応することができるだろうか。
受け取る給与はほとんど変わらないのに、勤務時間中のスマホの利用は禁じられ、勉強することはもちろん、座っていることすら許されない日本のコンビニで。
◇ストレスにさらされる
容易なはずがない。人は現状よりも、自分の行動が制約され、干渉されることにストレスを感じずにはいられない。
中には外国での生活経験を肯定的に捉え、そこのルールを受け入れ、誠実に仕事をする人もいるだろうが、多くの韓国の若者にとって、日本社会のルールにのっとり、制約を受けて仕事をすることは、少なくないストレスにさらされることになる。
もし、韓国と日本の時給の差が大きければ、ある程度我慢することはできるかもしれないが、現状のように賃金の差がほとんどないのであれば話は違う。
日本において、今や外国人労働者の数は少なくない。途上国から来た労働者にとって、日本の賃金が自国で得られる収入に比べ高額であることは、彼らにとって大きなモチベーションだ。彼らは、そこの労働環境に適応し、働き続けるために、多少のストレスには耐えることを選ぶかもしれない。
だが、最低賃金が日本とほとんど変わらない韓国の若者が、日本でフリーター生活をしてみたいと考えるなら、まず仕事に臨む考え方と姿勢を変えることが必須になるだろう。
(時事通信社「金融財政ビジネス」より)
【筆者紹介】
崔 碩栄(チェ・ソギョン) 1972年生まれ、韓国ソウル出身。高校時代から日本語を勉強し、大学で日本学を専攻。1999年来日し、国立大学の大学院で教育学修士号を取得。大学院修了後は劇団四季、ガンホー・オンライン・エンターテイメントなど日本の企業に勤務。その後、フリーライターとして執筆活動を続ける。著書に「韓国人が書いた 韓国が『反日国家』である本当の理由」「韓国人が書いた 韓国で行われている『反日教育』の実態」(ともに彩図社)、「『反日モンスター』はこうして作られた」(講談社+α新書)、「韓国『反日フェイク』の病理学」(小学館新書)など。
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