狸便乱亭ノート

抽刀断水水更流 挙杯消愁愁更愁
          (李白)

連休

2007-05-05 11:30:52 | 日録


2002年の頃の日記を見る。勿論、プライバシーに亘る部分は省略した。
五月三日(金)
五時半二階の窓から田圃のひろがる周囲を見るに、我が家のまわりはSさんの田んぼ以外はほとんどが、代掻きが終わった状態である。人影は全く無い。県道の向こうに苗を植えた田が横に伸びているのが、緑を増している。
7時50分朝飯を食い終え、再び二階から周囲を見る。西の方は、田植えが大分進んでいるようだ。東の湖沿いに軽トラで人が動いているのが見えるが、相変わらずの無人の静寂である。湖畔に釣り人の車が何台か停まっている。
昔は、(いつ頃を指すか俺にも答えられない)。田植えの季節は、おそらく5時には田圃には人が出ていたであろう。そんな気がする。しかし現在は何時の間にか耕地となり苗が植えられていく。実際我が家の西側、○○右衛門の田はいつウナッタのか、全く知らぬ。

(略)U夫人よりEメールが届いていた。
昨夜はファクスを送ってくださって有難うございました。なかなか面白く読ませていただきました。
とくに結びの部分は、なださんらしい発言だなあとおもいました。世界の金持ちの上位三人の総資産が、地上最貧国四十八カ国の年間 に匹敵するというのはどうゆうことでしょう。本当に腹立たしいことですね。(※「ちくま」連載のなだ・いなだのエッセー「人間、とりあえず主義」をさす)
この間ご持参くださった蕗と豌豆とラッキョウ、どれもおいしくいただきました。こんなに上手に料理できるなら、○○会のみなさんにお出しすればよかったとおもいました。私はどうも謙遜家すぎるのではないかと深く反省した次第です。(※○○会というのは、町内在住の中学時代の同窓生の集いが、持ち回りで卒業以来続いていて、U兄宅が当番だったらしい)
いつも奥さまには、いろいろ頂戴して感謝しております。どうぞよろしくお伝えください。
(※は小生の注釈である)
U夫人にメールの返信を送る。

久しくメールに飢えていた昨今、貴女様のご感想を聞かせて頂き、ファックスを送って良かったかなと一安心です。それにしても、風邪薬のカフェインから、ブッシュ批判に矛を向けるあたり、同じ医師兼作家でも、芸が細かいナとつくづく感心しました。
さて、初めて得た知識なので、早速拙宅にある風邪薬の処方を確かめてみましたら、なるほど置き薬の2種類の薬は両方とも、無水カフェインが75mg~100mgも入っていました。しかし、小生がもしも医者だったら、『風邪ごときで医者に銭を払うことはない。クシャンときたら、予めI酒店で買っておいた、銘酒武勇を少し多めに飲んで、巨人の形勢が悪い時にはテレビのスイッチを入れ、逆に今夜あたりの 巨人×横浜戦なんかは、無視して布団をかぶって早く寝るのが一番だ』と言いたい。
余計なことをかもしれませんが…。
そんでは(茨城語 それでは…という意)また。