恥ずかしい歴史教科書を作らせない会

改憲で「戦争する国」、教基法改定で「戦争する人」づくりが進められる今の政治が
将来「恥ずかしい歴史」にならぬように…

岩国と沖縄の市長選に思う

2006年04月24日 | 国会・政党・選挙
■ 井原候補・東門候補の勝利

 昨日23日、全国各地で選挙が行なわれました。
 衆院千葉7区補選では、民主党の太田和美候補が、自民党公認(公明党推薦)の候補者を破り、世間の注目を集めていますが、この補選以上に私は、同じ日に行なわれた2つの市長選に注目していました。

 一つは山口県の岩国市長選です。ここでも米空母艦載機部隊の岩国基地への受け入れに反対する井原勝介候補が勝利をおさめました。
 もう一つ、沖縄県の沖縄市長選では、「米軍嘉手納基地の自衛隊の共同使用反対」を訴えていた民主・共産・社民・社大・自連の5党の推薦を受けた、東門美津子候補が当選を果たしました。

■ 米軍再編協議のさなかの選挙結果

 当日は、米軍再編について額賀防衛庁長官がラムズフェルド国防長官との協議のため、米国を訪れていました。
 このようなときに、岩国・沖縄という2つの重要な地域でこのような投票結果が示されたことを、政府も重く受け止めるべきだと思います。
 とりわけ「地元軽視」「基地たらい回し」の日米協議や、「数の暴力」とも言える強引な国会運営などは真摯に反省し、直ちに改めるべきです。

■ 平和のために力を尽くす

 余談ですが、私は2月に、今回当選された東門氏に偶然お会いしたことがあります。
 そのとき東門氏は私にこう語ってくれました。
 「もう一度国会に、という思いはありましたが、多くの方々が私を支えて下さり『頑張れ』と言って下さっています。私は常に自分の置かれた立場から、平和のために力を尽くしていきたい。そのためにも精一杯頑張ります。」
 私は、良い言葉だと思いました。
 「常に自分の置かれた立場から、平和のために力を尽くす。」
 私自身もそうしていきたいと思います。


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