恥ずかしい歴史教科書を作らせない会

改憲で「戦争する国」、教基法改定で「戦争する人」づくりが進められる今の政治が
将来「恥ずかしい歴史」にならぬように…

首相官邸「テロ対策」で警備強化

2004年03月08日 | 基地・有事体制
 首相官邸ではテロへの警備強化として今日から、官邸正面玄関の内側の扉も閉鎖し、金属探知機とX線での身体と荷物の検査を始めたとのことです。
 危険な戦闘が続くイラクに自衛隊員を送り込み、自分だけが安全な殻の中に閉じこもり、「テロに屈しない」「恐れず怯まず」と叫んだところで空虚に聞こえます。
 大戦中の沖縄で、鬼軍曹が自分だけ防空壕に残り、地元住民や部下の兵に突撃を命じる姿に似ています。

 確かに、国の最高責任者である総理大臣に何かあっては、一大事です。
 しかし、イラクでの自爆テロの例を見ると、暫定統治機構などよりむしろ市民が密集した場所で起きていることが分かります。テロがあるとすれば、あの物々しい警備体制を敷く永田町周辺ではなく、一般人が密集する場所こそ警戒が必要です。
 警察力は、テロの原因を作る政治家より、そのあおりを受ける一般国民を守ることにこそ使われるべきではないでしょうか。


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