恥ずかしい歴史教科書を作らせない会

改憲で「戦争する国」、教基法改定で「戦争する人」づくりが進められる今の政治が
将来「恥ずかしい歴史」にならぬように…

憲法を語る資格

2007年07月27日 | 憲法
 先日、「憲法は『選挙』から始まります」との文書を日記に書いたところ、予想通りのご批判を頂きました。

 「日本国憲法を大切に思わない方々」には「無理に投票所へ行って頂く必要はありません。」などと言うのは、正確に民意を反映した選挙を真っ向から否定しているとしか思えません。参政権は国民の権利です。これを厳粛に受け止めるならば、参議院選挙に、思想を問わず、広く投票を呼びかけ、投票率100%を目指すべきではありませんか??それとも、選挙結果の数字だけを操り、勝敗を操作しようとでも思っているのでしょうか?」とのご意見。

 「確かに、このご主張は、とても違和感を抱きました。当該草案を支持するにしても、選挙権を行使することは、やはり別論ですからね。選挙の「せ」の字が無くともね。」とのご意見。

 大変ごもっともです。
 先の方は、「こんな人間が憲法の前文の書き出しを、偉そうに語る資格はない。」とさえ語っておられます。

 私も当然だと思います。
 何しろ、これは「与党の立場に立って書いたもの」なのですから。

 いま与党はこの選挙について何と言っているでしょうか。

 (自民)「参院選は政権選択の選挙ではない」
 (自民)「選挙結果に関わらず、安倍首相は続投を」
 (公明)「首相の責任問題には発展しない」
 (公明)「投票率が60%を上回るようならば脅威、50%台前半ならば勝機」
 
 すべて、「正確に民意を反映した選挙を真っ向から否定しているとしか思えません」し、「こんな人間が憲法の前文の書き出しを、偉そうに語る資格はない。」と思います。
 皆さんは、それでも「憲法の前文の書き出し」について「偉そうに語る」与党に、投票なさいますか。


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