呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

中国の最新情報を上海・東京・神戸を拠点に活動する株式会社TNCリサーチ&コンサルティングの呉明憲が紹介します。

モンスターペアレンツ

2009年02月03日 | 未分類
  モンスターペアレンツというドラマがある。米倉涼子が主演したドラマだ。ご覧になったことのある方も少なくないと思う。学校に対してまるでモンスターのようにクレームしてくる親のことを揶揄したドラマだ。ドラマなので脚色している部分も多いだろうが、なんとなく状況がわかった。小学校の教師をしている知人がボヤいていたのはこのドラマでとりあげていたもののもっと小ぶりなものなのだろう。最近は何やかんやと親がうるさいとバヤいていたのを思い出した。

  ドラマはドラマでいいのだが、身近でこんな話を聞いた。私立の小学校の話だ。私の思い込みかもしれないが、家庭状況に幅のある子供達が通う公立よりも私立(いわゆるお受験学校)は管理が楽なのではないかと思う。この小学校で躾が全然なっておらず、とにかく先生のいうことを聞かず、生徒に迷惑をかけ、それを抑えるのに教師が四苦八苦しているというのだ。小学校とはいえ私立なので極論すれば退学という処分をしてしまえばいいのだろうが、そういうわけにもいかないらしい。学校はその子の親を呼んで事情を説明したようだが、その親は「学校で教育してくれ」とのたまったそうだ。そりゃあ確かに学校は教育の場だが、そもそもの躾は家庭で行うもののはずだ。それに私だったら「学校で教育してくれ」とはさすがに口が裂けてもいえないわ。他にも知人がチビッ子空手教室を開いた際にチビッ子の親から「挨拶ができるような子にして欲しい」とリクエストされ、その知人はチビッ子の親に対して「その程度のことは空手教室でなく家庭の躾でやるべきこと」ときつく説教したとのことだ。自分が子供に対して百点満天の躾ができているとは思わないが、さすがに上にあげた例のように基本的な躾を外部に期待するようなことはない。皆さんは大丈夫ですよね?

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