護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

NHK「東京大空襲」を見て

2006年11月30日 05時22分10秒 | 戦前・戦中・戦後を語る
 このコーナーに書くのは、2年前に護憲+の戦時を語るコーナーに、戦前・戦中・戦後に体験したり聞いた事を書いたものですが、再編してお送りしています。

NHK「東京大空襲」を見て

 四年前に発見された戦災受難者名簿は、昭和二十年代に東京都が作ったものだと言っていました。敗戦の年の三月九日にマリアナ基地を発信した延べ三百機以上のB29が、日付けの変わった零時七分に爆撃を開始し、焼夷弾三十二万七千発を投下。

 映像の記録は殆ど無く、当時の経験者が絵に描いて残した物が多かったのだが、当時の経験者の話と絵を重ねて考えると、東京大空襲は「阪神大震災の真最中に、一升便の火炎瓶が三十二万七千発ぱらぱらと降って来た」というのが、戦争経験の無い人々にこの状態が伝わる表現かなと感じました。

 町内会長が大切に保管している巻き物には、町内の八十パーセントの犠牲者七百余名の名前が書かれていて、その中には一家全員のお名前もありました。「人間って焼けて死んでいく時はすごい格好だ」と当時の体験者が語られたのは、胸にぐさっと来ました。

 番組の中でアメリカは、戦時中の日本に対する空襲も広島・長崎の原爆も戦争に勝つためのこと、言うなれば、戦争においてはどの様な手段用いても勝てば良い、というような発言をしていました。イラク戦争も然りです。

 一方で、日本軍が中国で行った爆撃、その被害を中国政府は日本政府の責任として追求しています。

戦争とは何だろうか。私は日本の重慶爆撃もアメリカの爆撃も責めているのではありません。戦争は綺麗ごとでは勝てないのです。始まれば手段は選べないのであり、それが戦争なのです。そして、東京大空襲のように、どこの戦争でも犠牲になるのは普通の人々です。
 
 だから私は戦争と云う人類最大の犯罪に日本が加わるのは何としても止めなければならないと思います。石破前防衛庁長官が「軍隊が無ければ国民は守れない」と言っていたが、空から降ってくるものをどうして守れるのかと問いたい。軍隊の無い国家を作るのが国民を守ることではないでしょうか。
軍隊の無い国家を作るのが国民を守ることではないでしょうか。

東京23区の政務調査費

2006年11月29日 17時53分59秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
 先日、先日、目黒区公明党区議が辞表を出したと書いたが、地方議員も政務調査費なるものがあり、東京23区も別表に有るように使った金額の領収証の要らない区もある。領収証の入用区は23区のうちの7区で、たまたま此の公明党の議員の区が目黒区という不運で辞めざるを得なかったらしい。

 しかし番組によると「政務調査費」なるものの内容は、政務調査とは全く違う、車検代・自家用車のカーナビ代・50人のバス旅行代、ひどいのは東京の上目黒から北新宿のタクシー代の領収書のタクシー会社が“沖縄のタクシー会社”というずさんな其の領収証コピーを見せていた。

 おまけに其れを監督する議長が旅行先で政務調査とは関係ないボディピローを消費税込みの2.310円で購入して、座る時に腰が楽だから買ったのだと、いともシャーシャーと話しているのを見て東京都民よしっかりせぃと此のコーナーを作ってみた。

 領収証入用区でこの有り様だから要らない区の議員は何に使っても良いということだろう。時間をかけて表を作ってみたので、ご自分の区が幾らの「政務調査費」なる自由に使えるお金をもらっているか、領収証は要るのかいらないのか位は確認願います。
             
 東京23区の拡大図
 とにかく、税金を納める人間にも幾つかの種類があり中には、爪に灯をともすように働いて納めている納税者もある。その納税者から見ると、このような感覚で税金を使う政治家を粛正するのは選挙しかないと思う。
 
 東京都民の方、日本の政治を東京都の23区から粛正して、地方自治の見本を見せて日本の政治を変える礎になってほしい。

06年11月29日・水曜日 自民党さんそんなに慌ててどうするの

2006年11月29日 14時40分11秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
06年11月29日・水曜日 
            
 庶民感覚でしか話せないが、6者協議問題は新聞の一面の端に載っていたが、テレビでは北朝鮮の金桂寛外務次官が「こちらの核を無くせと言うならアメリカや他の核保有国も無くすのがすじ」だというような発言をしていた。
 これは北朝鮮は自分のやった行為は棚に上げてしている発言だが、ごく当たり前のことを言っているから面白い。考えると今核を持っている諸国はどこの国家も他国のことは考えて核開発をしたのではないのだから,会談は流れるのではと素人ながらそう思った。

 教育基本法。自民党は、この法案を含めて、防衛庁を省にするのも含めてえらく慌てている何故なんだろう。もし参議院で負けると各法案が挫折することもあるので、来年の参議院までに重要法案を全部通したいのだろうか。
 教育基本法でもこの法案を創る者を教育し直してもう一度審理し直してほしいと思う。

 沖縄振興策を復活とある。自民党の汚い政策で、自民党の政治家に投票すれば沖縄には良いことがありますよという、自民党の表集めの様な気がする。私がへそ曲がりだからだろうか。

 政治資金が国会議員平均6073万円も有るらしい。何処から集めるのだろう。政治にはお金が必要と政党助成金を貰うようになったのだと思うのだが、献金したもので見返りを望んでいない者は???
          

 一方地方自治は癒着の構造で知事さんが自戒しているそうだ。
 毎日、地方自治の腐敗、いじめと親殺し、わが子の虐待の記事が載っていない日がない。
 矢張り日本は何処かが狂っている。

 大病院も看護師不足と書いてある。しかし看護師の資格を持った有資格者は沢山いるのだが、一度この仕事から離れたり、結婚すると復帰する人が少ないと云う事は、責任の重い割りに、人間的なことも含めて条件が悪いと思う。私は娘を含めて看護師の免許を持っている人を大勢知っているが、一度仕事から離れると生活が困窮しない限りはどなたも仕事に復帰はしていない。

テレビ編
 今日のテレビでは親殺しや子供いじめや子殺しを重点的にやっていた。
 今年の
1月7日、京都で息子が父親の介護疲れで殺人から始まって、
11月10日埼玉県で24歳の息子が53歳の母親の首を絞めて殺害。
殺人だけで今年になって30件もあるが、これは親殺しだけだ。
 それに内縁の夫の子供いじめで、犬小屋の上で子供が寝ていたという。最近内縁という言葉が多すぎる。

 よく考えると、現在の政治や社会で私が見本にして学びたいと思うことは何にもない。昔は先生と名のつく職業の人々は手本に出来る方が多かったが、近年は殆どいない。
 奇麗な町、国を愛せよといっても、手本にする者が汚れているのだから何も手本になるものを探してもない。

 電車やエレベーターで赤ちゃんと乗り合わせると其の目の奇麗なこと、濁りのない目や心を汚すのは大人たちだと思うのだが、日本を真っすぐに導いてくれる賢人の出現を待ち望む今日この頃です。


 明日は、イラク派兵訴訟の最終弁論で一日出ていますので、つたない毎日の日記ですがお休みにいたします。
                             翁

06年11月28日・火曜日 自民党造反議員と各社社説

2006年11月28日 13時07分44秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
 三年ほど前から各社社説を保存しているが、奇しくも今日の社説は自民党造反組の復党問題の社説が載っていた。
 反自民の私は、揉めてくれるほど面白いのだが、社説を見て各社の政治に対する姿勢も見ることができると思うので、一部コピヘしてして各社社説のURLをあげました。
 (社名をクリックして下さい。各社社説が出てきます)
          

産経

自民復党 幅広い支持獲得が肝要だ
郵政民営化に反対して自民党を離党した平沼赳夫元経済産業相ら無所属の衆院議員12人が自民党に復党願を提出した。平沼氏だけは、復党の条件とされた郵政民営化支持などの誓約書を添付しなかった。安倍晋三首相は平沼氏を除く11人の復党を認めると述べた。

 自民党が昨年の総選挙で掲げた郵政民営化などの公約を守るという政策本位の姿勢は、一応貫かれた格好にはなった。


朝日

11人の復党 「刺客」は使い捨てか
来夏の参院選挙に勝利するには避けて通れない。いや、かえって世論の反発を買う――。安倍首相は迷ったあげく結論を間違えたのではないか。

 郵政民営化法案に反対し、自民党を離党させられた衆院議員11人が復党する運びになった。

 確かに、自民党には願ったりかなったりだ。昨年の総選挙で、逆風の中を無所属で勝ち抜いた議員たちの後援会組織は固い。これがフル稼働すれば、とりわけ参院選の勝敗を左右する1人区では絶大な力になるだろう。


読売

[復党問題]「これで一応の区切りはついた」
郵政民営化に反対して自民党を離党した「造反」議員の復党問題をめぐる自民党内の混乱に一応の区切りをつけた、ということだろう。

 平沼赳夫・元経済産業相ら「造反」議員12人がそろって復党願を提出した。郵政民営化反対の立場を変えなかった平沼氏を除く11人は、併せて、郵政民営化賛成や「反党行為」への反省などの誓約書を提出し、復党が認められることになる。

 郵政民営化をめぐって主張を異にはしたが、安全保障や教育、憲法など、政治理念や基本政策は、「造反」議員も自民党と同じだ。いつまでも別れているのが不自然、という声があったのも無理からぬことだ。

 それにしても、復党問題をめぐる自民党の迷走は、有権者には分かりにくかったのではないか。


毎日

郵政造反組復党 「踏み絵」でも筋は通らない
 郵政民営化法案に反対し自民党を離党した無所属の衆院議員12人が27日、復党願を提出した。焦点の平沼赳夫氏は中川秀直幹事長が求めた「誓約書」を出さず、同氏を除く11人が復党する見通しになった。

 私たちは復党そのものについて、国民を裏切る行為だと再三、批判してきた。同党の判断は残念でならない。

 昨年9月の衆院選挙で、当時の小泉純一郎首相は郵政民営化への決意を示すために、法案に反対した候補者に党公認を与えず、そして有権者が選択に戸惑わないようにと、対立候補まで擁立したのだ。

 郵政民営化の一点を問う首相の姿勢は、有権者の支持を得て、自民党は296議席という圧倒的な多数を獲得した。一方、法案反対者もまた死に物狂いで「刺客」に立ち向かった。復党願を出した12人が議員として生き残ったのも、その姿勢に共感した多くの有権者がいたからだろう。


産経

復党は有権者の理解を得られない
 無所属の郵政造反組議員12人が自民党に復党願を提出した。自民党は郵政民営化反対の姿勢を堅持する平沼赳夫氏を除く11人の復党を認める方針だ。わたしたちは造反組議員の復党は昨年の郵政選挙の経緯を考えれば筋が通らないと主張してきた。今回の復党騒ぎが有権者の理解を得るのは困難である。

 自民党の中川秀直幹事長は造反組の復党について(1)郵政民営化の確実な実施を含む政権公約の順守(2)党規党則の順守と反党行為の反省――などの条件をつけた。平沼氏を除く11人はこの条件を受け入れて復党の運びとなったが、これで有権者が納得するだろうか。


東京

『造反組』復党 一体だれが納得するか
 「造反・離党組」が続々と自民党に戻る。民営化は国民のためにならないと、あの郵政選挙で叫んだ人たちだ。言動に責任を持つなら、あらためて選挙の洗礼を求めるのが筋である。納得できない。

 不快で、あっけない復党劇だ。

 筋を通す、と中川秀直幹事長は言っていた。だが、その筋も、ちょっとどころか、かなり怪しかった。

 自民党は昨年の郵政国会の採決で造反した衆院の前議員を総選挙で公認せず、当選後は「反党行為」などで追放処分した。

 その際、衆院解散のきっかけをつくった参院の造反者については事実上、おとがめなしだった。理由は参院では与野党の議員数の差がわずかで、処分すれば半数を割りかねないからだ、とささやかれた。

世界の国家をみてみよう

2006年11月27日 04時46分57秒 | 為になる記録・おもしろ記録
 私のHPに入っているものですが、各国の行末のカタカナの国名をクリックすると外務省のその国家のHPになり、その国家の情報を捜しやすくしています。
 コメントに同じものを入れておきます。コメントからだと別ウィンとーで開きますから便利です。


中 南 米 諸 国
http://www.biwa.ne.jp/~yusei-e/D.web/1.tiyuunanbei.htm

中 近 東 諸 国
http://www.biwa.ne.jp/~yusei-e/D.web/2tiyuukintou.htm

北アメリカ大陸
http://www.biwa.ne.jp/~yusei-e/D.web/3kitaamerika.htm

太 平 洋 州
http://www.biwa.ne.jp/~yusei-e/D.web/4,taiheiyou.htm

ア ジ ア
http://www.biwa.ne.jp/~yusei-e/D.web/5aziasiyuu.htm

ヨ ー ロ ッ パ
http://www.biwa.ne.jp/~yusei-e/D.web/6.youroxtupa.htm

アフリカ大陸
http://www.biwa.ne.jp/~yusei-e/D.web/7,ahurika.htm


06年11月26日・日曜日  なぜかいじめ一色 安倍が走り出した

2006年11月26日 16時49分09秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
 06年11月26日・日曜日

 今日の新聞はなぜかいじめ一色の様だった。
         
 いじめ問題は本当に難しいと思う。いじめた子の出席停止とあったが、今おもい出すと、小学校時代に一度だけ一週間の停学処分を受けた同級生がいた。はっきり思い出せないが原因はいじめだったと思う。昔は義務教育でも停学はあったのだと云うことを思い出した。
 国がいじめの緊急調査をするそうだ。さて玉手箱の中身は何が出てくるのだろうか。
 いじめは学校だけではない。母親がいじめを乗り越えて子供に暴行をしている。日本はあらゆるところで欠陥が吹き出ている。
              
 イラクは今日も宗派間のもめ事で大勢死んでいる。これが延々と続くとどうなるのだろう。

 和歌山県知事選に民主党は候補者擁立を断念した。
 今関東では放映していないバラエティーを見ながらキーボードを叩いているが、皆さんご存じの右系統のパネラーが既成の政党は全部、己の事しか考えていなく腐敗しきっている。その中でも民主党は一番情けないと言っていたが、
 既成政党は腐敗しきっているは同感できる。
 民主党は一番情けないも同感できる。
本当に困ってしまう支持政党なくてはどうしたらよいのだろう。

 日曜日は各局政治問題ラエティー番組の花盛り。ご存じサンデープロジェクトに元防衛庁長官石破氏が集団的自衛権にと、ミサイルを迎撃する事を話している。
 北朝鮮の問題が一服している今何故この話をするのか、これは安倍政権が目論んでいる憲法改正に必要な国民投票に向けて、国民に脅しをかけているとしか思えないのである。
 
 考えてみよう。今の自民党の中核にいる議員の中に先の戦争で犠牲者を出した人は何人いるのだろう.安倍首相は、ばりばりのタカ派だが大東亜戦争で戦死した身内は居るのだろうか。居ないのだろう、だから簡単に防衛庁を省に昇格。共謀罪を成立、憲法改正に向かって走り出した。  
 沖縄知事後は増々早足になってきたと感じている今日この頃だが、それをマスコミも手伝っているのだと、サンデープロジェクトをみるとつくづく感じる。

 集団的自衛権は武力だけだろうか。どうも歴史は繰り返すになりそうな気がしてたまらない。

 今日のテレビと新聞を見た感想は終わります。

 明日は、家内を循環器センターに検査に連れていきますから、ブログはお休みいにする。

06/11/25日・土曜日・その2 イラクの犠牲者 京都の景観

2006年11月25日 21時00分51秒 | ごまめのぼやき
06/11/25日・土曜日・その2

 23日のイラク連続爆破テロで市民が202人死亡したという。
 今日の新聞はイラクで民間の死者が今年になってから10月までを国連の統計から載っていた。死者の人数は26,979人もあるという。
 これを表に纏めてみた。既に見ておられる方もおられると思うが御覧になっていたたきたい。
              
       http://www.biwa.ne.jp/~yusei-e/E.gikousi/iraku800.jpg

 私たちにはイラクの情報の詳細は伝わってはこないが、この数字は米軍によるものよりテロの犠牲者なのだろう。
 毎日見る新聞やテレビ放送は、腐敗した政治や社会問題が嫌になるほど載っているのだが、よく見るとイラクのテロの報道も結構多いが此れも慣らされてしまっている。
 それもイスラム派閥の違いのようだ。
 日本人にはもう一つビンと来ないのだが、日本的に考えるなら,仏教の禅宗で臨済宗と曹洞宗でもめて自分の意にあわない宗派のものを殺しまうと考えてもよいのだろうか。解らない事ばかりだが、一般市民が10か月で26,979人も死んだと言う事だけは事実なのだ。

 戦後、宗教を信心していれば争いもなく平和な世界がくると信じていた時代があった。いつの頃かは思い出せないが世界の争いごとには殆ど宗教が絡んでいると言うことに気が付き無信心者になった。
 宗教は人類を助けるのだろうか。日本では宗教の絡んだ公明党が日本の政治を狂わしている現実がある。
 私の反戦思想も人が人を殺す行為だけは許せないだけで、簡単に人を殺すのは国家でも宗教でも容認することはできない。

 先日も書いたが、彼等を援助している国家はどこなんだろう。
 アメリカもさっさと尻尾を巻いて本国へ帰還すべきだ。このような国家で犠牲になる自分の国の国民が哀れに思わないのだろうか。でなければ、敬虔なキリスト教信者の大統領はキリスト教の威信にかけて先頭に立って行くべきだろう。

次はローカルな話ですが。

 国際的から一変してローカルな話になるが、京都では手遅れになる前に建築物の高さの規制をするらしい。景観論争であるが、現在の京都は一部を除いては景観どころではない。
            
 駅前の京都タワー・京都駅ビル・京都ホテルなどは経済効果ばかりを考えたもので多くの反対者があったが押し切られて建築されている。京都駅などは全く京都にそぐわない駅で私は嫌いだが、見なれると何ともなくなるのが人の心理で我ながら恐くなる。

 鴨川にセーヌ風の橋を架けようとした市長がいたが、市民の反対で頓挫した之などは京都市民の英知だと思う。

 だが今さらだと思うが、もう昔のような古都京都には絶対戻らないと思う。
 京都市民は建築物の高さ強化を打ち出したことを見て、政治家を選ぶときは慎重に真剣に選ばなければ取り返しのつかないことになると肝に銘じるべきだろう。

 ヨーロッパと違い、日本は古いものや歴史を大切にする民族ではないので、今後の京都を見守りたい。

06年11月25日土曜日 その1 山形県の教育長の感覚は 石原知事の感覚は 公明党の感覚は

2006年11月25日 14時05分35秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
 相変わらず談合ばかりで書く気にもなれないが、このような問題は解決する静かにおさまるまでメデイァか追う事が必要だ。不正をする彼等はメディアや世間が大人しくなるのをじっと待っている事を忘れてはいけな。
         
 昨日プログの書いた山形高校の自殺。その山形県教育長がその晩に宴会をして、それが問題になり頭を下げて謝っている。この感覚は何だろう。こんな組織を残しては教育改革など出来っこない。
              教育委員会はもういらない、

        
 東京キー局のテレビは関東方面のニュースはどうしても多いことは地方の人間にとっては関西人にとってはありがたいこってす。
 今日は東京新聞で目黒区の公明党の議員が政務調査費を杜撰な使い方をしたと辞職願いを出したという。何だか酷い使い方だったらしいが、地方に住っていると詳しいことは分かりにくいか、地方でも同じことをしていると思われても、しかたがないのとちがいまっか。

 その他読売新聞も紹介していたが、石原都知事が息子を公費出張させその批判を受けて反論していた。私はいつも感じるのだが、日本ばかりでなく首長になると身内を使うことは厳につつしまなくてはと思っている。またそれがうまい具合に行ったためしはない気がするが、石原知事ももう限界にきていると思う。早く辞めないと襤褸が出て命取りになりまっせ。

 山形県の教育長。以前から宴会の日時が決まっているからと女生徒の自殺のその夜に宴会をするとはこれ如何にですわ。
 戦後、日本の教育がおかしくなったのは、行政に200%の責任がる。


06年11月24日金曜日 三菱東京・UFJ銀行 ホームレス殺人  

2006年11月24日 15時43分55秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
06年11月24日金曜日
         
 昨日は祭日なので政治の動きはない。しかし新聞には三菱東京・UFJ銀行不適切販売50件とあり、銀行の投信検査強化とある。先日、政府の資金を貰い、ただのような預金の利息で膨れ上がり、其れでいて所得税納めていない銀行が、法ぎりぎりの行為で金儲けする姿。この記事の見出しだけでも分かるような気がする。負け惜しみではないが、金の有る奴ほどお金をほしがるのは昔から同じのようだ。

 関東方面の新聞には載っていないと思うが、洲本市・大阪市・公的なお金が下りる処は不正はなくならないのだろうか。どうもこの手の不正はなくなりそうにない。

 相変わらずいじめの自殺は続いているようだ等の本人が死んでしまっているので、本当の原因は分かりにくい。しかし一連の自殺問題から、関わりになった校長先生の対応の姿が変わっていた感じがする。それだけでも半歩前進だ。

 三面議事に70歳独居女性殺されるとある。

 テレビ放送の最初に出た画面は愛知で65歳の女性のホームレスが襲われて殺害されたという。犯人は中学生を含む4任組らしく今月だけでもこの付近で5件もあるという。自宅裏の橋の下にもーホームレスが何組かいる。もしこれと同じ事件が起こったらどうしよう。
 昔、少年が老人を襲って殺したという話は聞いたことがない。同じ日本でも半世紀の間にこうも変わってしまうのだろうか。

 映像の中で自民党の中川秀直幹事長と中川正一政調会長が復党問題で意見の食い違うことを言っている。まあ好きなことをいいなはれ、大揉めすることを祈る。

 23日バクダッドで自動車爆弾テロで迫撃砲も打ち込まれて大勢死亡している。
AP通信によると・死者157人 けが人257人といっているが、シーハだかスニンはだか知らないが、アメリカも悪いが、彼等に武器弾薬を売っているか補給している国家が一番の悪人だと思う。どこなんだろう。
 
 今日のは新聞とテレビを見た老人の感想を終わる

戦時体験者の証言・5 機銃掃射  反戦歌「君死にたもふことなかれ」

2006年11月24日 09時47分57秒 | 戦前・戦中・戦後を語る
 このコーナーに書くのは、2年前に護憲+の戦時を語るコーナーに、戦前・戦中・戦後に体験したり聞いた事を書いたものですが、再編してお送りしています。
機銃掃射
               
 兄がグラマンの機銃掃射を受けた時、パイロットの顔が見えたと言っていました。ということは、撃っているパイロットも相手が女子供は認識できているということです。このパイロットの心境はどうなのでしょう。サファリ感覚で人殺しをしていたのでしょうか。国家が正義だといっていても、現実に戦う者は個人個人違いますから、これだけを考えても戦争は駄目です。

 内地で爆撃に遭われた方も、外地で苦労された方も各々の苦しみを背負っています。以前にも書きましたが、満州で父母に死なれた小六と小三の弟妹は、ソ連戦車に追われてもう駄目だと思ったそうです。幸い窪地が有り、そこに飛び込んで助かったと言っていました。その時あまりの恐怖でお漏らしをしたそうです。
イラクの子供達はどんな思いをしているのでしょう。


 「君死にたもふことなかれ」

詩吟のアドレスを教えて頂き聞きほれて、ふと気が付くと下のアドレスに到着。
http://www.geocities.jp/ouhou77sakura/sakura_roudoku/kimisinitamofukotonakare.html
「さくらの朗読の世界」を開くと「与謝野晶子の詩」に到着。

 私もこの詩は知っていますが、「君死にたもふことなかれ」だけで全文を心から聞いたのは初めではないだろうか。

 聞きながら母が兄を軍隊に送り出す時の肩を振るわしていた後ろ姿が目に浮かんできた。母も親として女として与謝野晶子と同じ気持ちだったのでしょうか。送るその眼に溜まった涙が悲しそう、淋しそう。

 違った視点からみると明治政府の偉大さ寛大さが別の意味で伝わってくる。今、日本に欲しいのはこの時代の政治家だろう。

 今、この詩を知っている若者は何人居るのだろうか。戦争、人を殺す行為はいかに人間として愚かなことかを語った詩です。ご存じの方も、もう一度御覧になってください。

最大、最高の反戦歌です。

06年11月23日木曜日・狂犬病と無駄遣い

2006年11月23日 17時47分36秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
06年11月23日木曜日・勤労感謝の日

 今日は祭日だが仕事から引退した人間は毎日祭日のようなものだ。

 何時ものように朝日新聞の昨日の夕刊と今朝の朝刊をから記事の見出しを取り出したが明るいものはない。

 先日、
【厚労省はパートなどの従業員の年金保険料の徴収を給料から天引きするという。自民党は保険庁改革をチャラにして抜本改革と言ったが、改革は自分の所でなくこんな処から始めた】。
と書いたが自民党は重い腰を上げ改革を打ち出した。
         
日本の人口構成を見ると現在の保険制度では崩壊するのは目に見えているのだが、「社会保険庁三分割のイメージ」を見ると余計に複雑な機構になる気がする。年金を本気に改革する姿が見えてこない。
             
 6大金融機関が最高益。私たちの預金利息はなきに等しい。昔を考えると定期の利息が思わぬ多くあったので、何か買おうかと耐久消費物資の買い換えたものだが現在は此の様な事例は姿を消してしまった。
 人間不思議なもので思わぬ収入があると何か特をしたような感じで使うものだが、預金利息が下がり国民の懐に入る300兆ほどが金融機関に残った。もし庶民の懐にそのお金が入れば殆どの金額が社会に還元され中小企業も助かると思う。それだけ経済効果がでて民間の不景気感がなくなるのだろう。
 素人、経済学者のはなしで笑いものと思うが私はそう感じいている。

 気の利いた記事は、「財政制度審議会」が企業減税や在外高官手当などで意見書を出しているのが目に付くぐらいだ。

いかは不正の記事ばかりで、毎日の日記を書くのが嫌になってきた。

         

 
 テレビ番組では社保庁3分割は過去2度もファールをおかしているので信頼を回復するのはむつかしいと言っていたが、いつも書いているが犯罪をしながら司直が入れない団体(社保庁)は何だろう。

 今日は狂犬病の特集をしていた。
 学生時代、狂犬病に噛まれて死んだ友がいた。そのせいか犬に噛まれたらワクチンを直ぐ打てば助かるという事は分かっていたが、戦後に生まれた人は分からないだろう。

現在
飼い犬‥‥…………1.245.700頭
登録している飼い犬‥639.400頭
予防注射(一回の予防注射3000円)している飼い犬480.2.000頭 飼い主の40%しか予防注射をしていないそうだ。
 又、野犬も全部は把握できないが相当数いることは間違いない。
 この狂犬病は他の野生動物にも発生するので要注意といっていたが、今安全なのはイングランド、北ヨーロッパ、オーストラリアなど数カ国らしい。旅行者はワクチンを受けるようにと言っていた。

 番組で平成17年決算検査報告書。重さ2,.1キロ・あつさ.5センチ・前1.213゜ム字の報告書本物を見せていた。
 回らない風力発電機。建物が出来ない土地の購入。先日も述べたと思うが検査対象は3万3.000ヶ所だが、その内検査ができたのは8.4%で不正総額453億円近くあると言っていた。
 私たちは千円とか百円損をすると大騒ぎだが,億とか兆の単位だと頭の中で計算できなくなるのが政治家や官僚の思うつぼかもわからない。

 面白い事例は、同じ品物でも(自衛隊のご飯茶わん)
陸上自衛隊では一つ‥136円
海上自衛隊では………580円
航空自衛隊は…………576円
と金額はバラバラだ。やはり己の懐の痛まないお金の使い方はこんなもんだろう。

戦時体験者の証言・4  言論の弾圧  加害者の証言 

2006年11月23日 11時11分33秒 | 戦前・戦中・戦後を語る
 このコーナーに書くのは、2年前に護憲+の戦時を語るコーナーに、戦前・戦中・戦後に体験したり聞いた事を書いたものですが、再編してお送りしています。

  言論の弾圧
 
子供の頃、二度程特高と憲兵に連れて行かれるのを見たが、人間とした扱いでなく動物以下で、恐かったのを思い出す。そしてその方は獄死したとも聞いた。

 考えてみると小泉純一郎は平成のヒトラーかも判らない。要注意人物だ。

【特別高等警察】
明治末期から第二次大戦の敗戦まで、思想犯罪取り締まりに当たった警察。大逆事件を契機として、明治四四年(一九一一)警視庁に特別高等課が設けられたのが最初で、昭和三年(一九二八)までには全国に設置され、国民の思想・言論・政治活動を弾圧した。同二〇年にGHQの指令により解体。特高。


加害者の証言
    

私の場合は、戦争による被害者的立場ですから、これまでの話を語れました。それでも、弟妹は語るのをいやがります。終戦直後には、加害者とならざるを得なかった話を、復員された方から伺ったことがあります。

白兵戦でしたら、やらなければ自分の死を意味するので、無我夢中で気が付いたら終わっていたが、抵抗をしない者を初めて銃剣で刺し殺すのは物凄く抵抗が有り躊躇した。しかし上官の命令は絶対背くことはできず、もし背けば一番危険な最前線にやられるので致し方なく命令に従った。だが突き刺す瞬間は目を瞑っていたという話でした。
 
そして最後に「修羅場をくぐり体験をつんでくると、それが何ともなくなる」と言って、一緒に入隊して生き残ったのは三人だけとも話されました。
 
 軍の命令といえども、加害者的立場の方が当時を語るというのはとても難しいことです。平和の現世では、その心の痛みを語ることはできないのではないでしょうか。書けたにしても勇気以上の精神力が必要ではないでしょうか。私がその人の立場に立って考えると、それが社会においてどう取られるか、今の時代では家族のことを思うと難しく感じています。

 終戦直後と違い、戦争も知らない人々が増えた中で、このようなことを書くと世間がどの様な反応を起こすでしょうか。当時の体験者が少なくなったことと、平成の時代に加害者的発言をされるのは躊躇されると私は思うのです。

 従軍慰安婦の問題でも、私が見たことを書いたことがあります。しかしバッシングをうけました。見た現実を語ってもバッシングを受けるのですから。このことは書くまいと決めています。

 戦争というものは極限状態の人間のぶつかり合いです。正常な精神状態ではないのです。戦争は、勝っても負けても人類最大の罪悪というか犯罪だと私は思っていますから、無抵抗主義者なってしまったのです。

 私は不器用人間ですから多くのことに手をつけられません。これからは護憲と戦争反対だけの行動だけに絞りたいです。

06年11月22日・水曜日 潜水艦とさんまの自殺

2006年11月22日 16時31分47秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
06年11月21日・火曜日

 昨日の夕刊も今朝のテレビも潜水艦とタンカーの接触事故が大きく載っていた。
        
 軍組織があり,艦船や飛行機など戦争に付随する機器があれば、それを扱うためには乗員の訓練は必要で、練度の少ない乗員が居るのが当たり前、機器にしても人間が作ったもの故障が発生するのも当たり前で、今回の潜水艦の乗員は訓練中だというのだから、ヤッタナと思ったが大きな事故にならなかったのは良かったと思う。
 昔、戦闘機の空中戦の訓練中に衝突し、空中で機体が飛散したのを目撃しているが、軍の訓練は何時どんな事故があるか分からないのが軍隊なのではないか。

 ここで改憲派や軍容認派に言っておきたいのは、軍隊があれば、色々な想定で訓練しなければ軍も絵に描いた餅になる。此の様な事故や航空機の低空飛行や夜間飛行に文句を言うなら、改憲派や軍容認派は軍の事故や訓練については文句を言う資格はない。もし犠牲が出ても仕方がないと諦めるべきだ。
 
 私は護憲で軍隊は容認しない人間だから、今回の潜水艦事故は腹立たしくて仕方がない。兎に角日本近海には、何か国の潜水艦が核兵器を積んで潜ってうろうろしているらしが嫌な世の中である。

 厚労省はパートなどの従業員の年金保険料の徴収を給料から天引きするという。自民党は保険庁改革をチャラにして抜本改革と言ったが、改革は自分の所でなくこんな処から始めた。
 考えてみよう。パートで働いている人々は、一か所に働いている人ばかりでない。事業所をかわる度に手続きが必要で、このような制度は今以上に複雑に成るとは思わないのだろうか。また、パート事業団をつくり天下り先を作ろうともくろんでいるとしか思えない。

 アメリカのイラク戦略。アメリカさんイラク戦の敗戦を認めなはれ。

 シリアとイラクと国交回復。不勉強だが、いま一番分からないのはイスラム教国家。

 日本の地方自治、やはり総点検が必要だ。
           
 ジュネーブのWEF(世界経済フオーラム)が経済・教育・健康・政治のデーターを指数化して比べたランキングだそうで健康はトップクラス・経済83位・教育59位・政治83位で115ケ国中79位だそうだ。我が家の格差はかみさんが一位だが、社会での79位分かるような気がする。

 知床でサンマが岸辺に大量に打ち上げられたという。此の様に大量に打ち上げられたのは初めてといっているが、近年自然現象の異変が多いのは気にかかる。


 テレビ番組も潜水艦、サンマの打ち上げで熊の親子が大喜びと映し出されていた。

 明るい話は男子バレーが上位のアルゼンチンに勝利したことだ、やはり明るい話はうれしい。

 自民党の復党問題も出ていた。政治家は党に勘当されても簡単に復党する神経が分からない。よほど自民党には甘い水があるのだろうか、私は自分の理念をコロコロ変える人間は信用しない。
 自民党も年内に12人復党するならば助成金2億7800万円。11名で2億5500万円貰えるのを目論んでいると言っていたが、政党助成金なるものも企業から政治献金は受け取らないかわりにと即決決議されたと思うが、今は企業献金ありきである。自分達に都合の良い成立の早い典型的事例だ。

 テレビの新聞一面記事の紹介は、
朝日・保険料のパート「天引き」検討。
毎日・税収50兆円回復6年ぶり。
読売・「教育基本法」今国会成立へ。
産経・歳出削減聖域なし生活保護母子加算を廃止。
日経・耐用年数内で全額損金に原価消却見直し。

 これを見ると、企業には手厚く保護をして、全く力のない人々を虐める。いじめは此の新聞の一面の記事にも現れている。

 「教育基本法」今国会成立へ、野党も何で審議拒否したのだか庶民には全く見えてこない。民主党の支持率が上がらないのが分かった気がする。
 しっかりせよと怒鳴りたい。

 昨日、書き忘れたが、毎日新聞の特別編集委員岸井成格氏が、昔の話だがと前置きして、賄賂の構図を話していたのが頭に残っている。
「政治家は賄賂は料亭の女将の前に持っていかせて、其のような物は取れないと突き返し、後で裏から貰うのだ。そうすれば裁判の時に、先生は突き返していたと証言してくれる。むかしこのような手法を使う政治家がいた。」
 なんだか嫌な話を聞いたが今日も其の凝りが残ってる。

戦時体験者の証言・3

2006年11月22日 08時54分48秒 | 戦前・戦中・戦後を語る
このコーナーに書くのは、2年前に護憲+の戦時を語るコーナーに、戦前・戦中・戦後に体験したり聞いた事を書いたものですが、再編してお送りしています。

 第四章
 弟に「戦時中、日本軍が助けてくれたか」と質問すると、答えはNOでした。かえって恐かったと言っていました。
 以下は戦時中の沖縄戦記述ホームページです。

小学校教科書から「住民虐殺」の記述消える
http://www.ryukyushimpo.co.jp/news01/2004/2004_06/040612a.html
(現在はこのページはないようです)
教科書に沖縄戦記述を/高嶋さんらグループが訴え
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200406131300.html#no_11
(現在はこのページはないようです)
日本軍による沖縄住民虐殺
http://kyoto-getto.hp.infoseek.co.jp/okinawa/war/war2/war2f.html

 今、政府は日本に軍隊が有れば国民を守れると国民に宣伝して法の改正を目論んでいます。

 弟のように実際に経験した者には、国家のいう「軍隊が有れば国民を守れる」は通用しません。満州では戦った軍隊も有れば、肩章を外して民間に成り済ましてさっさと逃げた軍人も有り、どうも戦った兵士がシベリアに抑留されたようです。

 弟は、逃避中に赤ん坊が泣くと敵に居場所が判るから黙らせろ、という状況を経験しています。つまり邪魔者は殺せということで、戦時中でしたらそれが当たり前のことなのです。その経験のない戦後生まれの国民は、戦争というものが、どのようなものかが判っていないのが、私には歯痒いのです。

 昨日の深夜から色々思いだしながら書いてみました。何度も書きます。戦争という愚かな行為は絶対に地球上から無くなさねばと思います。

 私は人間の特性として、何事も損得で考える人類では、戦争は無くならないと感じるようになりました。SFのようですが、もし宇宙外より侵入者が有れば地球の人類も利害が一致するから纏るでしょう。

 世界で戦争が無くならず、資源の浪費が続くならば、その内に乾いた地球に変ぼうするまで気付かない。人類は其れ程愚かなのでしょうか。

06年11月21日・火曜日・破産した夕張市と選挙の大切さ

2006年11月21日 15時27分36秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
06年11月21日

 庶民は多くの新聞を見るのは経済的に無理なので、一社の新聞しか見る事ができない。今日も、昨日の夕刊と朝刊から記事の見出しを取り上げてみたが,何時ものように明るい記事は少ない。
        
 その中で慶応大学と共立薬科大学の統合は目を引くが、これも時代の流れの中の一つの社会現象的だと感じる。

 
 テレビ番組もきまった番組しか見られないが、その中から感じたことを書く。

 番組では各社新聞の一面記事の紹介があるがその中から、
 朝日は慶応大学と共立薬科大学に宮崎知事の受託収賄を紹介していた。
 毎日は宮崎知事の受託収賄。
 産経は銀行が過去最高益をあげた記事を紹介している。
銀行は政府から援助を受け、三菱UFJ・みずほは今期3000円の増配とある。それで所得税は払っていなく、政治献金も復活と言っていると、ものもんたは憤慨していた。
 見出しの紹介の映像にもあるように、法人税を減税して消費税も視野に入れる。税制調査会の本間氏の脳みその成分を分析してみたい。負担をしいられた老人は、なんぼ考えても合点がいかない。

 今日は夕張市の特集をしていた。破産した都市の悲惨さのは窓をベニヤばりしていて人気のない町の目抜き通りが物語っている。ここが昔炭坑で栄えた町かと見紛う。

今年の6月に人口一人当たりの地方発行残高の上位の市の表が載っていた。
              
夕張市は全国20位で倒産したのであるから、倒産予備軍の都市は日本にはたくさんあるのだ。

 市の再建説明会では市民が大声を上げて怒鳴っている。泣きながら抗議をしている年配の女性がいるが若いものは見あたらない。テレビは視聴者にうける映像を流すと思うが、満席の会場がガラガラになったのを見ると、殆ど退席したのは間違いなさそうだ。以前の新聞で行政が一生懸命赤字を隠して市民に知らさなかったと書いてあるのを思い出したが、その付けが出てきたことには間違いない。

記録によると6月→10月迄に198人
      10月ひと月で  76人
若い人は市の負担に耐えかねて他の市に移っているようだ。
 老人比率が日本一の都市で老人ホームの廃止。入居している47人の転居先は未定という。夕張で育ち夕張に青春を捧げた老人が、行政の未熟さのため生まれた処で一生を終われない。
 日本も今のような政策を続けると日本が夕張と同じ状態になるのは何時なのだろう。そして破産した元凶の政治家や官僚は失政での刑事責任や賠償金を支払った話も聞かない。しかし借金を返済するのは借金を作った政治家や官僚ではなく、戦争の犠牲者と同じく名もない勲章も貰えない庶民だけ。
 夕張市民も選挙でつまらない人物に投票した付けが来ている。その証拠に市長や市会議員は給料は減額してもちゃんと頂戴している。裸になって夕張のために尽くそうという人は居ないようだ。

 私たちも今後の選挙には、本当に国民のことを考えている人物を選ぼうではないか。

 最後に振り込め詐欺の最新手口を紹介していた。福岡市の66歳の女性が一週間で1.795万円もだまし取られたという。息子に連絡して気が付いたというる。なぜに最初に息子に連絡しないか。戦後の核家族と利己主義が日本人を詐欺にかかりやすい体質にしてしまったのか。
 詐欺も行政機関を名のって電話やはがきを出しているという。行政はいっさい其の様なものは出さないから、気をつけてと言うことだった。
 因に今月1日から昨日までの被害総額1億5.707万円で殆どは女性で男性は4人とのこと。

 今日のごまめの日記を終わる。