護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

06年11月23日木曜日・狂犬病と無駄遣い

2006年11月23日 17時47分36秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
06年11月23日木曜日・勤労感謝の日

 今日は祭日だが仕事から引退した人間は毎日祭日のようなものだ。

 何時ものように朝日新聞の昨日の夕刊と今朝の朝刊をから記事の見出しを取り出したが明るいものはない。

 先日、
【厚労省はパートなどの従業員の年金保険料の徴収を給料から天引きするという。自民党は保険庁改革をチャラにして抜本改革と言ったが、改革は自分の所でなくこんな処から始めた】。
と書いたが自民党は重い腰を上げ改革を打ち出した。
         
日本の人口構成を見ると現在の保険制度では崩壊するのは目に見えているのだが、「社会保険庁三分割のイメージ」を見ると余計に複雑な機構になる気がする。年金を本気に改革する姿が見えてこない。
             
 6大金融機関が最高益。私たちの預金利息はなきに等しい。昔を考えると定期の利息が思わぬ多くあったので、何か買おうかと耐久消費物資の買い換えたものだが現在は此の様な事例は姿を消してしまった。
 人間不思議なもので思わぬ収入があると何か特をしたような感じで使うものだが、預金利息が下がり国民の懐に入る300兆ほどが金融機関に残った。もし庶民の懐にそのお金が入れば殆どの金額が社会に還元され中小企業も助かると思う。それだけ経済効果がでて民間の不景気感がなくなるのだろう。
 素人、経済学者のはなしで笑いものと思うが私はそう感じいている。

 気の利いた記事は、「財政制度審議会」が企業減税や在外高官手当などで意見書を出しているのが目に付くぐらいだ。

いかは不正の記事ばかりで、毎日の日記を書くのが嫌になってきた。

         

 
 テレビ番組では社保庁3分割は過去2度もファールをおかしているので信頼を回復するのはむつかしいと言っていたが、いつも書いているが犯罪をしながら司直が入れない団体(社保庁)は何だろう。

 今日は狂犬病の特集をしていた。
 学生時代、狂犬病に噛まれて死んだ友がいた。そのせいか犬に噛まれたらワクチンを直ぐ打てば助かるという事は分かっていたが、戦後に生まれた人は分からないだろう。

現在
飼い犬‥‥…………1.245.700頭
登録している飼い犬‥639.400頭
予防注射(一回の予防注射3000円)している飼い犬480.2.000頭 飼い主の40%しか予防注射をしていないそうだ。
 又、野犬も全部は把握できないが相当数いることは間違いない。
 この狂犬病は他の野生動物にも発生するので要注意といっていたが、今安全なのはイングランド、北ヨーロッパ、オーストラリアなど数カ国らしい。旅行者はワクチンを受けるようにと言っていた。

 番組で平成17年決算検査報告書。重さ2,.1キロ・あつさ.5センチ・前1.213゜ム字の報告書本物を見せていた。
 回らない風力発電機。建物が出来ない土地の購入。先日も述べたと思うが検査対象は3万3.000ヶ所だが、その内検査ができたのは8.4%で不正総額453億円近くあると言っていた。
 私たちは千円とか百円損をすると大騒ぎだが,億とか兆の単位だと頭の中で計算できなくなるのが政治家や官僚の思うつぼかもわからない。

 面白い事例は、同じ品物でも(自衛隊のご飯茶わん)
陸上自衛隊では一つ‥136円
海上自衛隊では………580円
航空自衛隊は…………576円
と金額はバラバラだ。やはり己の懐の痛まないお金の使い方はこんなもんだろう。

戦時体験者の証言・4  言論の弾圧  加害者の証言 

2006年11月23日 11時11分33秒 | 戦前・戦中・戦後を語る
 このコーナーに書くのは、2年前に護憲+の戦時を語るコーナーに、戦前・戦中・戦後に体験したり聞いた事を書いたものですが、再編してお送りしています。

  言論の弾圧
 
子供の頃、二度程特高と憲兵に連れて行かれるのを見たが、人間とした扱いでなく動物以下で、恐かったのを思い出す。そしてその方は獄死したとも聞いた。

 考えてみると小泉純一郎は平成のヒトラーかも判らない。要注意人物だ。

【特別高等警察】
明治末期から第二次大戦の敗戦まで、思想犯罪取り締まりに当たった警察。大逆事件を契機として、明治四四年(一九一一)警視庁に特別高等課が設けられたのが最初で、昭和三年(一九二八)までには全国に設置され、国民の思想・言論・政治活動を弾圧した。同二〇年にGHQの指令により解体。特高。


加害者の証言
    

私の場合は、戦争による被害者的立場ですから、これまでの話を語れました。それでも、弟妹は語るのをいやがります。終戦直後には、加害者とならざるを得なかった話を、復員された方から伺ったことがあります。

白兵戦でしたら、やらなければ自分の死を意味するので、無我夢中で気が付いたら終わっていたが、抵抗をしない者を初めて銃剣で刺し殺すのは物凄く抵抗が有り躊躇した。しかし上官の命令は絶対背くことはできず、もし背けば一番危険な最前線にやられるので致し方なく命令に従った。だが突き刺す瞬間は目を瞑っていたという話でした。
 
そして最後に「修羅場をくぐり体験をつんでくると、それが何ともなくなる」と言って、一緒に入隊して生き残ったのは三人だけとも話されました。
 
 軍の命令といえども、加害者的立場の方が当時を語るというのはとても難しいことです。平和の現世では、その心の痛みを語ることはできないのではないでしょうか。書けたにしても勇気以上の精神力が必要ではないでしょうか。私がその人の立場に立って考えると、それが社会においてどう取られるか、今の時代では家族のことを思うと難しく感じています。

 終戦直後と違い、戦争も知らない人々が増えた中で、このようなことを書くと世間がどの様な反応を起こすでしょうか。当時の体験者が少なくなったことと、平成の時代に加害者的発言をされるのは躊躇されると私は思うのです。

 従軍慰安婦の問題でも、私が見たことを書いたことがあります。しかしバッシングをうけました。見た現実を語ってもバッシングを受けるのですから。このことは書くまいと決めています。

 戦争というものは極限状態の人間のぶつかり合いです。正常な精神状態ではないのです。戦争は、勝っても負けても人類最大の罪悪というか犯罪だと私は思っていますから、無抵抗主義者なってしまったのです。

 私は不器用人間ですから多くのことに手をつけられません。これからは護憲と戦争反対だけの行動だけに絞りたいです。