護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

06年11月22日・水曜日 潜水艦とさんまの自殺

2006年11月22日 16時31分47秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
06年11月21日・火曜日

 昨日の夕刊も今朝のテレビも潜水艦とタンカーの接触事故が大きく載っていた。
        
 軍組織があり,艦船や飛行機など戦争に付随する機器があれば、それを扱うためには乗員の訓練は必要で、練度の少ない乗員が居るのが当たり前、機器にしても人間が作ったもの故障が発生するのも当たり前で、今回の潜水艦の乗員は訓練中だというのだから、ヤッタナと思ったが大きな事故にならなかったのは良かったと思う。
 昔、戦闘機の空中戦の訓練中に衝突し、空中で機体が飛散したのを目撃しているが、軍の訓練は何時どんな事故があるか分からないのが軍隊なのではないか。

 ここで改憲派や軍容認派に言っておきたいのは、軍隊があれば、色々な想定で訓練しなければ軍も絵に描いた餅になる。此の様な事故や航空機の低空飛行や夜間飛行に文句を言うなら、改憲派や軍容認派は軍の事故や訓練については文句を言う資格はない。もし犠牲が出ても仕方がないと諦めるべきだ。
 
 私は護憲で軍隊は容認しない人間だから、今回の潜水艦事故は腹立たしくて仕方がない。兎に角日本近海には、何か国の潜水艦が核兵器を積んで潜ってうろうろしているらしが嫌な世の中である。

 厚労省はパートなどの従業員の年金保険料の徴収を給料から天引きするという。自民党は保険庁改革をチャラにして抜本改革と言ったが、改革は自分の所でなくこんな処から始めた。
 考えてみよう。パートで働いている人々は、一か所に働いている人ばかりでない。事業所をかわる度に手続きが必要で、このような制度は今以上に複雑に成るとは思わないのだろうか。また、パート事業団をつくり天下り先を作ろうともくろんでいるとしか思えない。

 アメリカのイラク戦略。アメリカさんイラク戦の敗戦を認めなはれ。

 シリアとイラクと国交回復。不勉強だが、いま一番分からないのはイスラム教国家。

 日本の地方自治、やはり総点検が必要だ。
           
 ジュネーブのWEF(世界経済フオーラム)が経済・教育・健康・政治のデーターを指数化して比べたランキングだそうで健康はトップクラス・経済83位・教育59位・政治83位で115ケ国中79位だそうだ。我が家の格差はかみさんが一位だが、社会での79位分かるような気がする。

 知床でサンマが岸辺に大量に打ち上げられたという。此の様に大量に打ち上げられたのは初めてといっているが、近年自然現象の異変が多いのは気にかかる。


 テレビ番組も潜水艦、サンマの打ち上げで熊の親子が大喜びと映し出されていた。

 明るい話は男子バレーが上位のアルゼンチンに勝利したことだ、やはり明るい話はうれしい。

 自民党の復党問題も出ていた。政治家は党に勘当されても簡単に復党する神経が分からない。よほど自民党には甘い水があるのだろうか、私は自分の理念をコロコロ変える人間は信用しない。
 自民党も年内に12人復党するならば助成金2億7800万円。11名で2億5500万円貰えるのを目論んでいると言っていたが、政党助成金なるものも企業から政治献金は受け取らないかわりにと即決決議されたと思うが、今は企業献金ありきである。自分達に都合の良い成立の早い典型的事例だ。

 テレビの新聞一面記事の紹介は、
朝日・保険料のパート「天引き」検討。
毎日・税収50兆円回復6年ぶり。
読売・「教育基本法」今国会成立へ。
産経・歳出削減聖域なし生活保護母子加算を廃止。
日経・耐用年数内で全額損金に原価消却見直し。

 これを見ると、企業には手厚く保護をして、全く力のない人々を虐める。いじめは此の新聞の一面の記事にも現れている。

 「教育基本法」今国会成立へ、野党も何で審議拒否したのだか庶民には全く見えてこない。民主党の支持率が上がらないのが分かった気がする。
 しっかりせよと怒鳴りたい。

 昨日、書き忘れたが、毎日新聞の特別編集委員岸井成格氏が、昔の話だがと前置きして、賄賂の構図を話していたのが頭に残っている。
「政治家は賄賂は料亭の女将の前に持っていかせて、其のような物は取れないと突き返し、後で裏から貰うのだ。そうすれば裁判の時に、先生は突き返していたと証言してくれる。むかしこのような手法を使う政治家がいた。」
 なんだか嫌な話を聞いたが今日も其の凝りが残ってる。

戦時体験者の証言・3

2006年11月22日 08時54分48秒 | 戦前・戦中・戦後を語る
このコーナーに書くのは、2年前に護憲+の戦時を語るコーナーに、戦前・戦中・戦後に体験したり聞いた事を書いたものですが、再編してお送りしています。

 第四章
 弟に「戦時中、日本軍が助けてくれたか」と質問すると、答えはNOでした。かえって恐かったと言っていました。
 以下は戦時中の沖縄戦記述ホームページです。

小学校教科書から「住民虐殺」の記述消える
http://www.ryukyushimpo.co.jp/news01/2004/2004_06/040612a.html
(現在はこのページはないようです)
教科書に沖縄戦記述を/高嶋さんらグループが訴え
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200406131300.html#no_11
(現在はこのページはないようです)
日本軍による沖縄住民虐殺
http://kyoto-getto.hp.infoseek.co.jp/okinawa/war/war2/war2f.html

 今、政府は日本に軍隊が有れば国民を守れると国民に宣伝して法の改正を目論んでいます。

 弟のように実際に経験した者には、国家のいう「軍隊が有れば国民を守れる」は通用しません。満州では戦った軍隊も有れば、肩章を外して民間に成り済ましてさっさと逃げた軍人も有り、どうも戦った兵士がシベリアに抑留されたようです。

 弟は、逃避中に赤ん坊が泣くと敵に居場所が判るから黙らせろ、という状況を経験しています。つまり邪魔者は殺せということで、戦時中でしたらそれが当たり前のことなのです。その経験のない戦後生まれの国民は、戦争というものが、どのようなものかが判っていないのが、私には歯痒いのです。

 昨日の深夜から色々思いだしながら書いてみました。何度も書きます。戦争という愚かな行為は絶対に地球上から無くなさねばと思います。

 私は人間の特性として、何事も損得で考える人類では、戦争は無くならないと感じるようになりました。SFのようですが、もし宇宙外より侵入者が有れば地球の人類も利害が一致するから纏るでしょう。

 世界で戦争が無くならず、資源の浪費が続くならば、その内に乾いた地球に変ぼうするまで気付かない。人類は其れ程愚かなのでしょうか。