護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

06年11月24日金曜日 三菱東京・UFJ銀行 ホームレス殺人  

2006年11月24日 15時43分55秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
06年11月24日金曜日
         
 昨日は祭日なので政治の動きはない。しかし新聞には三菱東京・UFJ銀行不適切販売50件とあり、銀行の投信検査強化とある。先日、政府の資金を貰い、ただのような預金の利息で膨れ上がり、其れでいて所得税納めていない銀行が、法ぎりぎりの行為で金儲けする姿。この記事の見出しだけでも分かるような気がする。負け惜しみではないが、金の有る奴ほどお金をほしがるのは昔から同じのようだ。

 関東方面の新聞には載っていないと思うが、洲本市・大阪市・公的なお金が下りる処は不正はなくならないのだろうか。どうもこの手の不正はなくなりそうにない。

 相変わらずいじめの自殺は続いているようだ等の本人が死んでしまっているので、本当の原因は分かりにくい。しかし一連の自殺問題から、関わりになった校長先生の対応の姿が変わっていた感じがする。それだけでも半歩前進だ。

 三面議事に70歳独居女性殺されるとある。

 テレビ放送の最初に出た画面は愛知で65歳の女性のホームレスが襲われて殺害されたという。犯人は中学生を含む4任組らしく今月だけでもこの付近で5件もあるという。自宅裏の橋の下にもーホームレスが何組かいる。もしこれと同じ事件が起こったらどうしよう。
 昔、少年が老人を襲って殺したという話は聞いたことがない。同じ日本でも半世紀の間にこうも変わってしまうのだろうか。

 映像の中で自民党の中川秀直幹事長と中川正一政調会長が復党問題で意見の食い違うことを言っている。まあ好きなことをいいなはれ、大揉めすることを祈る。

 23日バクダッドで自動車爆弾テロで迫撃砲も打ち込まれて大勢死亡している。
AP通信によると・死者157人 けが人257人といっているが、シーハだかスニンはだか知らないが、アメリカも悪いが、彼等に武器弾薬を売っているか補給している国家が一番の悪人だと思う。どこなんだろう。
 
 今日のは新聞とテレビを見た老人の感想を終わる

戦時体験者の証言・5 機銃掃射  反戦歌「君死にたもふことなかれ」

2006年11月24日 09時47分57秒 | 戦前・戦中・戦後を語る
 このコーナーに書くのは、2年前に護憲+の戦時を語るコーナーに、戦前・戦中・戦後に体験したり聞いた事を書いたものですが、再編してお送りしています。
機銃掃射
               
 兄がグラマンの機銃掃射を受けた時、パイロットの顔が見えたと言っていました。ということは、撃っているパイロットも相手が女子供は認識できているということです。このパイロットの心境はどうなのでしょう。サファリ感覚で人殺しをしていたのでしょうか。国家が正義だといっていても、現実に戦う者は個人個人違いますから、これだけを考えても戦争は駄目です。

 内地で爆撃に遭われた方も、外地で苦労された方も各々の苦しみを背負っています。以前にも書きましたが、満州で父母に死なれた小六と小三の弟妹は、ソ連戦車に追われてもう駄目だと思ったそうです。幸い窪地が有り、そこに飛び込んで助かったと言っていました。その時あまりの恐怖でお漏らしをしたそうです。
イラクの子供達はどんな思いをしているのでしょう。


 「君死にたもふことなかれ」

詩吟のアドレスを教えて頂き聞きほれて、ふと気が付くと下のアドレスに到着。
http://www.geocities.jp/ouhou77sakura/sakura_roudoku/kimisinitamofukotonakare.html
「さくらの朗読の世界」を開くと「与謝野晶子の詩」に到着。

 私もこの詩は知っていますが、「君死にたもふことなかれ」だけで全文を心から聞いたのは初めではないだろうか。

 聞きながら母が兄を軍隊に送り出す時の肩を振るわしていた後ろ姿が目に浮かんできた。母も親として女として与謝野晶子と同じ気持ちだったのでしょうか。送るその眼に溜まった涙が悲しそう、淋しそう。

 違った視点からみると明治政府の偉大さ寛大さが別の意味で伝わってくる。今、日本に欲しいのはこの時代の政治家だろう。

 今、この詩を知っている若者は何人居るのだろうか。戦争、人を殺す行為はいかに人間として愚かなことかを語った詩です。ご存じの方も、もう一度御覧になってください。

最大、最高の反戦歌です。