護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

戦時体験者の証言・2

2006年11月21日 08時46分28秒 | 戦前・戦中・戦後を語る
 このコーナーに書くのは、2年前に護憲+の戦時を語るコーナーに、戦前・戦中・戦後に体験したり聞いた事を書いたものですが、再編してお送りしています。
    第三章
 第一章に書いた級友のこと。私は普段自分の経験しか書かないことにしています。これは聞いた話ですから書くのはよそうと思いましたが、戦後六十年経ったのと、その場にいた多くの級友が同じことを言っていたので、躊躇しましたが、書くことにしました。これは戦後初めて発表することです。 

 敗戦後、ソ連が駐留して来たある国境の田舎町のできごと。その地区の日本人は警察署に集結していたそうです。
 
 そこに駐留して来たソ連軍の将校から、「女性を集めて、ソ連兵の慰安に差し出せ」と言われ、署長が通訳を通じてその将校と激論。「遊女でもない家庭の奥さんを出すわけにはいかない」と毅然として断った途端、眉間を打ち抜かれ即死されたそうで、そのために、女性の性に対しての犠牲は回避できたそうです。

 当時、普通なら強制的に連れ出されるのだが、なぜ無事だったのか判らないと級友達は話していましたが、一つの理由は、日本軍の抵抗か無いというか、軍隊はどこかへ行って居なかったため、ソ連兵には犠牲者が無かったこと。そしてソ連の将校に人の心が残っていたためかと思っています。

 しかし、父を目の前で射殺されて友人の精神的ショックはいかばかりか、友人は一時失語症になったそうで、察するに余りあります。

 男女同権平等は当たり前、しかし男女は同質ではない。男に子供を産めといってもできない相談。又、女一人でも妊娠はしない。戦争に於いても能動的な男性は、先に書いた元復員兵士が語った、「命をかけた時の一時の休みは女を抱くことしか考えて居なかった」という話は、平常心でない戦争行為の時の精神状態として、異常というより当たり前ではないでしようか。

 この問題だけでも、殺戮を省いた戦争でも庶民に与える状況は、悲惨なものだということを書いてみたつもりです。



                           以下次回

16年11月20日・月曜日 沖縄選挙と原爆を忘れかけた長崎の高校生

2006年11月20日 14時55分36秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
 16年11月20日・月曜日 

 残念ながら沖縄では自民公明のおした仲井氏が当選した。恐らく自民は何事も強行に出てくるのではと思うい、心配だが見守っていくしかしかたがないのだろうか。
 新聞でもテレビのニュースでも沖縄県民が基地問題より経済を重きに置いた
と言っているが、やはり戦後3分の2世紀も経つと戦争体験者も少なく、基地そのものが生まれた時から目の前に横たわっているのを見ているので気にもならなくなったのかなと、ふとそう感じた。
         
 新聞は皆さん見てご存じだろうと思うので、何時もの様に記事の見出しをはりつけておく。
         
 新聞を見ると地方都市の首長の選挙結果が載っていた。数えてみると10都市の改選の様で、その内、新人が7人と言う事は、多選の都市で不詳事件が多発している結果、選挙民が多選を拒否した結果が出ているのだろうか。私は喜ばしいと思う。
 だが金沢の5選はいただけない感じだ。

 APECも無事終わったようだ。しかし新聞は沖縄選挙に重点を置きAPECは影が薄い。テレビのニュースでは各国の元首が民族衣装のアオザイを着て記念撮影が映っていた。その一連のニュースの中に昭恵夫人の活躍もわりと時間を割いて放映していた。見ていて感じは悪くなく、素人の感じでは下手な外交官よりは日本の役に立つのではと思った。日本のご婦人方は此の様なタイプに弱いので自民党の集票には役に立つ人だ。だから彼女には余り表舞台には出てほしくない。


 テレビで各紙の紹介欄があり東京新聞の中から長崎の地元で、原子爆弾投下日の正解率3割を切ると書いてあった。全国だったら1割を切るのではないだろうか。大学入試勉強を重視し歴史を蔑ろにした結果だろうが、一世紀も経たないうちに被害を被った年でも忘れ去られている。日本は戦争の風化が早すぎる。
 もうすぐ12月8日がやってくる70歳以上の老人に何の日にちか聞いてみたい。ひょっとしたら若者の悪口を言えない結果が出るかも分からない。

 もう一つオーストリア大使が「オーストリア」では「オーストラリア」と混同するから「オーストリー」と呼んでくれと言っているそうだ。私のように横文字がチンプンカンプンの人間にはよく分かる。外務省は定着していないと戸惑っているそうだが、私は大賛成である。

戦時体験者の証言・1

2006年11月20日 09時17分19秒 | 戦前・戦中・戦後を語る
 このコーナーに書くのは、2年前に護憲+の戦時を語るコーナーに、戦前・戦中・戦後に体験したり聞いた事を書いたものですが、再編してお送りしています。

  第一章
 戦争体験者の証言の様なスレッドは難しいのでしょうか。戦後半世紀以上経つと前線で戦を体験した方々は最低七十八~九才ですから、平均寿命から見ると、日本人男性の平均寿命以上になられていますので、天寿を全うされた方が多くなり、証言する人々か少なくなったのは間違いないと思います。

 私の弟も戦中戦後の事はあまり語りたくないようですし、この後に書く級友も、体験した刺激が強すぎて当時のことは絶対話しません。

 先日あるホームページで岐阜県飛騨市の尾下大造さん(八十二)の手記を読みましたが、「軍人恩給は当時の兵隊にその時軍隊のしたことを喋らせない口止め料だ」と受給を拒み続けていらっしゃる尾下さんが、手記の最後に「わしのようなもんがようけおってもいいはずなのになぜ、誰もしゃべらん」と書かれていたのが物凄く印象的でした。

 私の戦争拒否症候群は、普通に生活して家族のために一生懸命に働いてごく普通に過ごしている人々が犠牲になることにあります。

 戦後、復員してきて同じ職場で働いていた方が、命をかけた時の一時の休みは、女を抱くことしか考えて居なかったと話していたのを思い出しました。私も男の一人だから究極の状態では同じことを考えていたと思うのです。これは、この世に女性が居て男性がおる限り、この問題は永遠の課題だろうと思います。

 だから、この男女の問題をあえて書いてみようと思います。この性の問題でも何時も平常心で居られる環境は必要ではないだろうか。この問題だけでも戦争と云う殺人ゲームを地球から抹殺しなければならないと感じます。
 

  第二章
「軍隊と性」ついて、二〇〇四年十二月二十七日付け朝日新聞「駐ケニア英兵、住民に性暴力 三十数年間で二千人被害か」より。

 「ケニアに駐留する英軍兵士が長年にわたり、現地住民に性的暴行を加えてきたとする問題が、英国の弁護士やケニアの非政府組織(NGO)の調査で明らかになってきた。(一九六〇年代から二〇〇一年の)三十数年間に最大二千人が被害に遭ったとみられ、うち約六五〇人が英政府に損害賠償を求めている。過去に被害を届けた人もいたが、地元警察や英軍に黙殺され、表面化しなかった。英軍も独自に捜査を進めている。(略)暴行を受けた女性が、加害者の子を出産したケースも多いという。」
 
記事の序文には、こう書かれていました。

 「沖縄も駐留米兵によるレイプ問題が、しばしば起こっています。駐ケニア英兵も沖縄も、平時で、砲弾も飛び交わない所でも性の問題が起こるのですから、戦時だったら戦勝国であっても有って当たり前で、ただ勝った国の不祥事は表に出にくいということだろうと思います。」

                         以下次回

06年11月19日・日曜日・時事放談と官僚主導

2006年11月19日 14時05分36秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
06年11月19日・日曜日

 今日は早朝の時事放談から書いてみます。失礼だが年配の方の話は私に歳も接近しているので共感する部分も多々ある。

 民主党の渡部恒三氏と堺屋太一氏の話だが、
 談合について堺屋太一氏は
 まだ談合が悪いという意識がない。昔は官僚主導とか業界強調が日本の美徳だったのだ、皆で相談して過当競争を無くそうという加増施設をなくそうというのが一番の条件になっていた。
 だから談合を一生懸命にやっていたそれが会社のため業界のためと一生懸命にやっていた。その雰囲気がまだのこっている。

 渡部恒三氏は教育基本法について。
歳入・歳出など緊急な問題ではなく。教育基本法は憲法とおなじだから慌てて法案をとおすようなものでもなくもっと時間をかけるべき

 堺屋太一氏
 教育とは日本の未来を作る。その見本の未来というかたちが分かっていない。今までの基本法で描かれていた未来は、規格大量生産、近代国家それが駄目になった。強いがどうだか次の日本はどうだか其の為にはどのような人材が必要かが有って教育問題があって教育の基本法基本法を書かなければならない。処が未来を書かない基本法が出てきた。
 この基本法の一番のポイントは国が教育の基本を作成し実施する。と言う事は官僚統制を強くめようとするところがある。ほかの問題はゼロの目くらまし、官僚統制を強くするところがポイント。

渡部恒三氏
 どんな国にするか分からない。

堺屋太一氏
 何が美しいのか、どうしたら美しくなるのか、美しい言葉があるだけでビジョンがない。それを作るためのコンプセクトがない。だから今までの総理大臣の著書の中で一番中身の分かりにくい書き方だ。

渡部恒三氏
 はこの問題は強行採決する問題でも、審議拒否すると騒いでいる問題でもない。。こんなことが国民の教育に悪い影響を与えるのではないか。必要だが緊急性はない。今までの教育がどうだったか反省を含めて国民みんなで考えるべきだ。
 だいたい国会の議論は主義員で議論されてきてから国民に伝わる。国民に伝わり国民が議論したときは衆議院の議論が終わっている。衆議院が通って参議院になったときにようやく国民で議論になる教育基本法の中身についてどれだけ知っているか。

渡部恒三氏
 教育は学校教育ばかりでなく家庭社会も教育も教育改革
堺屋太一氏
 学校は自由に選択するべき。校長に権限与えるべき。官僚統制が一番問題。

 教育再生会議がスタート議論が始まっている。これに対してこれから再生会議をやるのに教育基本法を成立さす。手順がおかしいのではないか。教育再生会議で議論しつくしてから基本法に移るのが筋だと之だけは両者異論はなさそうで、私もこの部分は諸手を挙げて賛成。
 他の番組で教育基本法の討論を聞くと、やはり官僚主導ははっきり出ていると感じた。

 この対談の中で渡部恒三氏が自民党時代、最初に要職に就いた時に国会の答弁を官僚がこの通りに答えてくれと書いたものを持ってくる。実際実務のことは全く分からないのでそのまま答弁をする。これじゃ官僚になめられると思って勉強してからは自分で考えることにした。
 これを聞くと国会中継やネットの委員会風景で、答弁に立った大臣や要職の議員さんが、ただ下を向いて返答をしている風景ばかりを見ているのが納得できた。年功序列であまり勉強してない代議士が大臣になるから官僚主導の政治になってしまうのだろうか。


 チャンネルを変えて、サンデープロジェクトでは津島雄二自民党税調会長と新政府税調会長本間正明氏がでていたが、私が危懼した通り低所得者には目を向けていない税調で、ホワイトカラー・イグゼンフションと分けの分からないことを言っていたが、老人や年金生活者の首を息のできるくらい絞めて、これ以上絞めると窒息したら困るので、ホワイトカラーに目を付けた。月給取りの残業代のない法律を創る話で向かっ腹が立ってきた。業績回復した企業の減税。参院選で自民党が勝利すると消費税をアップしそうだ。

 私が何時も言っているが政府が訳の分からない仮名言葉を使うときは要注意で、残業代などは企業に任せるべきで国が首を突っ込む問題ではないのだろうか。此処にも完了の影が見えている。

 安倍内閣は美しい国といっているが、これも何が美しいのか見えてこなく見えてくるのは官僚主導だけの様な気がしてきた。

会計検査院の無駄遣い・2

2006年11月19日 07時17分34秒 | 政治・社会
 此の様な問題は皆さん興味が無いかも知れませんが、昨日の続き
カラの3点セットその1はカラ残業1億1746万円。大阪市役所で大騒ぎなったカラ残業。どちらが先に始めたか判らないが、国家が見本を示したのではないだろうか。

カラ出張。多いのは1月から3月に集注する。単年度予算の弊害か。簡単に予算方法が変えられると思うのだが、単年度予算の方が不正がしやすく公務員にとって都合が良いのだろう。
               
カラ雇用。幽霊職員の登場。そして率儀なことに所得税はきっちりと払っているそうだ。永田町にもお化け屋敷があるのだろう


06年11月11日土曜日・タウンミーティングと渡辺謙と硫黄島

2006年11月18日 15時21分16秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
 06年11月11日土曜日、

 土曜日は何故か毎週忙しい。

 今朝の新聞のトップは、診療報酬水増し横行とあった。
 むかし末端の医療に関わる仕事をしていた者にとっては、今更何をいっているのかとの感じだ。昔からこの行為はどうどうとまかり通っていたのではないかと云いたくなる。

 出勤しなくて給料を貰う。談合をする。みな同じようなものだと腹立たしい。

 先日,田中元長野県知事が、「私の知事時代はクリーンにだけを心掛けてきたが、水清ければ魚住ずじゃないけれども奇麗すぎるのも嫌われる」と言う様な事を言っていたが、私も今まで生きてきて、日本人の体質は汚い流れが好きなのではないかと思うときがある。

 今日はテレビ番組を見ながらの感想を庶民感覚で書いてみる。
 まず、飛び込んできたニュースは安倍首相のAPEC会議でベトナムのハノイに到着した映像で、夫婦が手をつなぎタラップをおりてくる映像。そしてサッカーの中田元選手との会談。それに夫人のベトナム庶民との交わりの映像だった。

 これを見て庶民感覚から見ると今までにない首相夫婦の態度。飾り気を感じない夫人の庶民的な感じのするの行動は天性のものか、安倍支持率を下げない要因になっているのではないかと感じた。
 民主党も人気が上がりかけると議員の中から不祥事を起こす。大阪の補選でも女子アナとキスをする馬鹿な議員がいなければどうなっていたか。政治手法は真似しなくてもよいが、家庭的な感じのする安倍首相の真似をすべきで、民主党の小沢党首では見た目では無理だろうなと、朝食を取りながら家内と雑談。

 続いて流れてきたのは、フランスのセゴネル・ロワイヤルさん4人の母親で大統領候補。4人も子育てをして其れも大統領候補。どこかの国の方かは知らないが子供も居ないのに子供の教育と子育ての話をする女性にセゴネル・ロワイヤルさんの爪の赤を煎じて飲んでもらいたい。日本にも本館的に女性の総理が欲しい感じがした。いつ頃現れるだろうか。

 次に現れた映像は、八戸のタウンミーティング
   参加者・765人の内
一般参加者は・186人
   関係者・279人 (青森県教委等95人・八戸市教委等59人・国立学校等13人・八戸市連合PTA112人)
と云う事。

そして過去のタウンミーティング155回の支出は19億6758万0.111円の支出。
その出資明細がテロップて流された。
その出資明細
空港(駅)での閣僚送迎
1万5000円×5名=7万5000円
会場での送迎
4万円×8名=32万円
エレベーターが手動なのでエレベーター娘を雇う
1万5000円×2名=3万円
エレベーターから控え室へ誘導する係
5000円×2名=1万円
幼稚園の子供でもあるまいし会場ぐらいには一人で行けよと叫びながらテレビを見る。
 これを見て分かるように人の金だったら湯水の如く使う体質が浮き彫りで、裏金などは当たり前になっているのだろう。


 チャンネルを変えると渡辺謙さんがクリント・イーストウッド監督の「硫黄島からの手紙」の逸話をはなしていた。

 映画の宣伝で出演されたのだと思うが、聞いているうちに当時、硫黄島で死ぬことが分かっていて守備についた兵隊さんのことを考えると胸が締め付けられて涙が溢れてきた。

 栗林忠道中将はアメリカに駐在した経験から日本が勝てないと判っていて硫黄島を守っていたというのだ。日本に戦うだけの資材も国力もなく分かっていて戦っておられたのだと言うのだ、それは戦後私も聞いたことがある。

 渡辺謙さんは
「リアルテイな言い方かも知りませんが若い世代の方だけでなく政治家とかそういう方も戦争というリアルテイがなくなったのではないかなという気がしてならない。我々が考えていることが何か、アメリカが考えていることが何かそれがちゃんと伝わってこない。自分の考えをちゃんと伝えて戦争のない世界にしなくちゃ」
要約すると此の様なことをはなされていました。

 今の時代の人々は兵器や軍隊が揃っていれば国を守れると勘違いしています。戦争をしないようにすることが、一番国を守れることではないでしょうか。

 来月のロードショーには全編拝見して、反戦の気持ちをあらためて心の中に叩き込もうと思った。
 

会計検査院の無駄遣い・1

2006年11月18日 10時04分38秒 | 政治・社会
 11月11日土曜日のサタデーズバットでは会計検査院の無駄遣い不正経理問題をやっていた。今は同じ様な番組が増えたが、この番組は同じテーマを二年以上に取り組んでいるのが好きだ。放送を参考資料にしてテロップを作りご紹介する
 会計検査院が指摘した「無駄遣い」「不正経理」は約453億円、これは全体の8.4%だそうだ。
             

その内の労基局の食いつぶしは78億4469万円。食いつぶしの財源は税金ばかりでなく雇用・労災の掛け金と云う事は個人のお金を使っている事は横領ではないだろうか。


労基局の裏金の3点セット職員の飲み代・夜食代・タクシーだい。岐阜県で問題になったが日本の都道府県で隠し金をしていない所は殆どないらしい。
             

外地での弟妹の体験

2006年11月18日 09時56分35秒 | 反戦
  日本国内の戦場は唯一沖縄だけでした。沖縄とはいささか違いますが、私の弟妹から聞いた話しを少し書いてみます。

 終戦直前ソ連の参戦で南下できず、仕方なしに北の満州に父母と逃れた小学校六年と三年の弟と妹は、満州でソ連兵や戦車に追われました。小さな自然の壕に隠れた頭の上を、ソ連戦車のキャタビラが轟音を立てて通り過ぎて行った時、「もう駄目だ」と、恐怖で体の震えが止らなくオシッコを垂れたと話したことがあります。しかし、あまり立ち入った話は今でも嫌がってしてくれません。

 その弟も七十四歳の年齢に成りましたが、色々な面で未だに戦争を引きずっている感じが抜けません。兄の私が見ても、ソ連兵に追われ、親に死なれ、今までよく生きて来たな、と感じる時があり、思いっきり、背伸びをして生きてきて、小学校も卒業できていない弟の気持を哀れに思う時があります。

 戦争は弱い者の犠牲者によって成り立っています。弟も妹も当時は子供でした。恐らく、私も含めて私たち兄妹は戦場で戦ってはいませんが、お墓に入るまで先の戦争を引きずって行くでしょう。

 未だに満州孤児の話しが新聞に載っています。その話になると妹は、「お兄ちゃん、もし満州孤児になっていたら今どうなっているだろう。自分の名前を憶えているやろうか。満州孤児にならず、ソ連兵に殺されずに生きて帰れたんやから、孫に囲まれた生活ができるようになったんや、喜ばなあかんな。でもお父さんやお母さんに孫を見せられなかっただけが残念、悔しい」と言います。

それを聞いて、「戦争だったのだから仕方がないな」と言いましたが、やはり戦後は今なお続いていると感じました。

 現在、憲法改正、武器輸出解禁、制服組の有事のシミュレーション。戦前の日本を感じます。そうなった時を想像すると、寝不足に成ります。

 もしイラクに武器は一切無く、車といえばバイクぐらいしか無い平和な国家だったとしても、アメリカは大量破壊兵器が有ると攻めたでしょうか。武力の無い国家を攻めるのに、大量破壊兵器とかよその国家を攻めそうだという口実は成立しないと思います。

「ニワトリが先か、卵が先か」の論争になりますが、イラクに最初に武器を与えた国家はどこなんでしょう。私は朝鮮戦争の時に警察予備隊のようなものは作るべきではなかったような気がしています。

 後日談
この文章は二年ほど前に書いたものですが最近あった出来事を追記します。

この二人の弟妹は、苦労して幼い二人だけで日本に帰っているのにあまり仲がよくありません。
兄の私が口出しするのはと思って戦後づっと見守っていました。

 先日、家内が涙を浮かべながら妹と二時間の長電話をしているのです。電話が終わって家内の話を聞くと、今まで話さなかったがと、昔の話をしたのだと聞いた話をしてくれました。
内容は
「引揚船に乗る直前になって、お兄ちゃんが『そこに待っとけよ』絶対に動いたらだめだ」といって居なくなって一時間ほど待っても帰ってこなく、不安になって泣いていると、知らないおっちゃんが、日本に帰る船に乗るのなら、速く行かんと乗れなくなると船着き場まで連れていってくれると、お兄ちゃんが乗船(引揚げ最後の船)するために並んでいた。
傍に行くと「あっ来たのか」と一こと言っただけであっちを向いていた。お兄ちゃんは私が手足まといになって、私を捨てて帰ろうとした。
と戦後半世紀の間思いを溜めていたことを切々と家内も泣きながらはなしていたようでした。
 当時、親でも子供を手放して帰ってきている方も居られます。それが悪いとは決して言えません。生きて行くいや子供を生かす為の選択かも分かりません。戦後多くの満州に置き去りになった子供たちが肉親を求めてかえってきています。しかし親のなかに子供を置き去りにしたという、自虐の念て遇うのを躊躇った方も居られるかも分かりません。

 弟の気持ちも分かり過ぎるほど分かります。妹の思いも痛いほど私の心を突き刺します。この気持ちは飽食で何の苦労もなく生きてきて人には割らないでしょう。それも時代の流れですから。
 私夫婦で話し合ったことは、無理に昔の話を出すより今まで通り普通にしておこう。私たち兄弟があの世に逝くまで今の思いを持って行くしか仕方がないとの結論になりました。

 戦争の傷跡は決して癒えることはありません。戦地でなく一民間人でも半生記立っても心に傷が残っているのですから。私たち兄弟の戦後は、あの世に旅立ってから始まります。

 だから首相が大統領がどのような綺麗ごとを言っても人が人を殺す戦争はやめなければいけません。

 護憲の精神は永遠です。

60億円で何が買える

2006年11月17日 14時40分55秒 | ごまめのぼやき
 難しいことばかり書いていると肩がこりますので遊んでみます。

 松坂選手の入札が60億円。庶民では計算できない金額で、年俸も2年で35億円から開始するという。

 
先日。テレビ放送で60億円で何が買えるかをやっていましたので、それを参考に作ってみた。
60億円で

東京タワーが二つ買えるそうです。
夫婦二人が宇宙旅行
       
吉野家の牛丼が1580万杯
一日3食たべて1万4.430年間食べられます。
            

年収538万円のサラリーマンの
1115年間の収入だそうです。
             
終わり

06年11月17日金曜日 あまり問題が多すぎる

2006年11月17日 12時30分22秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
06年11月17日金曜日

今朝の新聞とテレビ番組から。

 新聞はあまりにも問題記事が多いので今日も記事の見出しを纏めてみた。
         

 自民党は教育基本法改正は106時間16分も論議したのだからと衆議院本会議を強行採決した。この強行採決は沖縄知事選に影響はないとして強行したらしいが、そうなれば尚更沖縄では糸数慶子候補に勝ってもらわなければと思う。
 でなければ自民党は何でもありの姿勢を明確にして共謀罪も強行するのは目に見えている。それを阻止する第一歩は沖縄戦ではないだろうか。

 私は庶民感覚でしか話せないが、法案は庶民には分かりにくく見えにくい,と言う事は後でどのような操作もしやすい、言うなれば色々な解釈がしやすい法案ではないかと思うである。
         

 「天下り先要求に刑罰」
 「官の年金税補填を」一元化ご加算廃止
などは小手先ばかりの改革で実効性はないように感じるがみなさんどう思われますか。

 日本は完全に腐敗していることは、今日の一連の議事の見出しを見て良く分かる。このような記事が毎日続くのが良い証拠で.安倍首相が美しい日本といっているが、行政から美しくして欲しいものだ。


テレビでは
 新聞に出ないが夕張市の事を特集していた。負債総額632億円。市民の半分は高齢者だという。市民に負担が重く夕張難民が市から脱出しているらしい。
 改革の一つに小学校は7校から1校へ
       中学校は4校から1校へ
減るそうだ。
 庶民感覚では倒産すれば市の運営はできないと思うのだが、市長も、その他市に関係している人々に給料が支払えるということは、どこからお金が出ているのか不思議でならない。
 此処でも弱いものは貧乏人と老人のようだ。

昭和十六年十二月八日の開戦考

2006年11月16日 11時07分31秒 | 戦前・戦中・戦後を語る
 二年ほど前に護憲+グループの「戦時を語る」の中に書いたものを編集し直し書き込みます。

 戦時を語ると言っても現代人には、面白くない話だと思いますが気が向いたら見て下さい。書き貯めたのを少しずつ掲載します。

また12月8日が来る。
 何時ものように朝五時半に起きて、パソコンを開くとカレンダーは十二月八日を指していました。あっ今日は大東亞戦争の始まった日(昭和十六年十二月八日)だと、改めてこの半世紀前を振り返って見ました。

 遠い記憶の中では、開戦の報道を家で聞いたのか、学校で聞いたのかは思い出せません。ただ家では並4音声のハッキリしないラジオが軍艦マーチを奏で「大本営発表」を頻繁にながしていたこと。「太平洋上で米英両国と戦闘状態に入れり」位しか頭の中に残ってなく、海軍航空隊による真珠湾攻撃、その後特殊潜航艇の活躍を聞くにつれ、少年時代の私が胸の高まったのは事実でした。

 「鬼畜米兵」「進め一億火の玉だ」「欲しがりません勝つまでは」など、当時の国民は何の疑念もなく戦争に突入。日本は神風が守ってくれるとの先生の言葉を信用し、絶対勝てるのだとの信念で、耐乏生活も我慢をしていたと思います。

 教育がそうさせたのか、当時の私は、国家のために命を陛下に捧げるのは当たり前だ、と思っていました。それが、昭和十九年、兄が戦闘機乗りになるために、駅に見送りに行った後の母の苦悩を垣間みると、大東亞共栄圏を謳って戦っている日本中で、多くの銃後の家族が、親兄妹が、戦いのために引き裂かれているのだな、と思うようになりました。しかし、それでもこの戦さには勝たねばならない、と思ったのも事実です。

 戦後、色々言われる方が居られますが、当時国の政策に反対すればどうなっているかは、私の年代以上の方はお判りと思います。戦争の良し悪しはともかく、国の方針に従うのが日本国民なのです。ですから軍隊を作るような誤った政策は拒否しなくてはなりません。

 皆さんはどう思われているか分りませんが、現在の北朝鮮の事を見ていると、当時の日本の縮図を見ている感じがして、北朝鮮があの当時の日本と同じ過ちをしてほしくないなと、彼の地から引き揚げて来た私は思っています。
昭和二十年八月十五日終戦の詔勅を京城師範の講堂で聞いた時、ただ茫然として居たのは事実です。今考えても、八月十五日のことは全く思い出せません。戦後、級友の集まりでこのことを聞いても、皆さん私と同じ状態のようで、ただ「腹が減ったことだけは憶えている」でした。

 今は飽食の時代。戦争のため国家に命を差し出すこともない豊かな時代になると、人心も豊かになると思っていましたか、現実は全く逆で、その乱れは目を被うばかりの時代になってしまいました。

 その原因については、政治家や識者が色々言っていますが、昭和十六年十二月八日の開戦と、昭和二十年八月十五日の終戦の日からの誤った民主主義の教育で、その狂いは始まったと、私は認識しています。私は戦後の教育は全く受けていません。戦後まだ有った徒弟制度の中で育った人間が見ると、そう感じるのです。
 
明治より、列国に負けないようにと背伸びして、少しづつ狂ってきた日本が、大きく狂いを生じはじめた昭和十六年十二月八日。同じ十六年十二月八日。昭和と平成の違いで、昭和十六年十二月八日が昭和の狂いの始まりですから、平成十六年十二月八日は狂った日本を元の道に戻す、平成の戻り道の年にしたいものです。

 これが私の昭和十六年十二月八日の開戦記念考です。
             

 筆者のビカビカの一年生・元山(ウォンサン)・感興南道元山府泉町小学校にて父が写す

06年11月16日木曜日・紀香に津波に教育基本法

2006年11月16日 10時16分55秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
06年11月16日木曜日

何時も暗い事ばかりなのでテレビの番組からの明るい話題から。

 テレビで女優の藤原紀香さんが、お笑いの陣内智則さんと結婚とあった。何故かお笑い系には美人の奥さんが多い。
式は未だだそうだか先ずはおめでとう。

 択捉島沖地震で、大平洋沿岸に津波警報。昨晩のテレビは日本列島地図の津波情報地図が貼り付いていたが何事もなかったのはよかった。
 が、しかし警報を聞いて非難した者は極少数、国民が行政を信用していないのか馬鹿にしているのか、危機意識が欠如しているのか、不思議な民族に成ってしまった。

 関西の朝日新聞のトップは和歌山県知事逮捕とあった。
 毎日、此の手の記事ばかりで嫌に成る。
 政治家ばかりを責めているが、政治家を腐敗させているのは企業家で、己の会社に公共事業を受注する為に手を変え品を変え、選挙時の応援や政治献金とのしがらみが、長い間のうちに政治家の心が麻痺してしまう。
 宮城県知事の浅野史郎氏は政治家は選挙時の敵より選挙で応援してくれた見方(団体)が怖いと言われた事は重く感じる。
 と言う事は、政治家を腐らせているのは国民かもわからない。

 社会面には、残留孤児のお名前が載っていた。私の残留孤児に成りそこないの弟妹がいるので、早く身元が判ればと祈るばかり。

 法案は見お送りかと勝手に思っていたが、昨日午後教育基本法改正案が野党欠席のまま委員会採決した。
 野党は全ての審議を拒否するそうだが,安倍内閣が目玉にしている法案内容は別段之と云って悪いとも思わないが、何か心に伝わるものがない。自民党は何故こんなにこの法案を通すのに慌てるのだろう。
 仮にこの法案が完璧なものとしよう。しかしこの法案を施行する時に行政側で勝手な解釈で全く違うものになる。
 憲法9条も創った時はこれは世界に誇る完璧な憲法だと思ったが、今は全く違う方向に走っていることが其れを証明している。

 飲酒運転で死亡事故が絶え間ない。携帯電話をしながら運転禁止だが、町を歩いていると電話を運転しながら走っていく車はゴマンといるが捕まらなければ罪にはならない。いくら立派な法律を創っても其れを施行する行政側の対応が法律を絵に描いた餅にする。

06年11月15日・水曜日  ユーロの不思議・松坂大輔60億円

2006年11月15日 13時09分48秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
今日はテレビ番組のミステリーから始まる。
 
 ドイツ各地で現金自動預け払い機から引き出したお金が取り出した瞬間から溶け出すという世にも不思議な現象がドイツ社会を騒がせているとTVで言っていた。今年6月ベルリンから始まりドイツ各地におこっているそうだ。ミステリーな話は戦争と違い肩がこらなくていい。

            
 10時にテレビのテロップで松坂大輔レッドソックス50億円提示とあった。
 日本人としては喜ばしいことだが、一生懸命に働いても働いてもの人種には桁が違ってこのお金の流れはどうだか、知りたいなと思うが全額西武ライオンズの懐に入るのだろうか。戦後アメリカ型の経済になり、スポーツなどの成功者に対する報酬が上がったことは喜ばしい。
 彼等を目標に励む者には良き指針になるが、またその逆もありを考えるとアメリカ型の経済が良いのか悪いのか分からない。


 新聞は、あまりにも話題が多すぎ、記事の見出しをひとまとめに集めてみた
        
         
 GNPは伸びて賃金は上がらず個人消費は減る、日本のミステリー
 イラク米軍半年以内に部分撤退、ベトナムと同じ感じだ。アメリカの人権団体がラムズフェルド前国防長官等12人を戦争犯罪で告発したと言っていた。
 その他、やらせタウンミーティング質問に500円の報酬。
 奈良の職員問題も関西地区以外の方は分からないと思うが、関西全域の地方の自治体同じようなウイルスに感染して頭の痛い自治体ばかりで大改革が必要で、次回の首長戦は総入れ替えが必要な気がする。

 教育改革は自民党がゴリ押ししているようだ。沖縄知事選挙があるので成立は来週ではないかと言っている。自民党も党が出す法案が国民のためになると思うなら、沖縄選挙に不利になるからと法案採決をのばすのは、この法案が国民のためにならない法案ともいえるのかも分からない。


 今日の番組で義務教育の四文字熟語の中の義務についてはなしていた。
 ごまめの考えは古すぎると言われるかも判らないが、今の時代の親は親としての義務を放棄しているとしか見えてこない。
 親の義務を放棄して家庭で行う教育を全部義務教育に押し付けているのが現代の世の中だ。給食も戦後物のない時代、子供たちの栄養の補給のために始めたと認識している。

 私たちの子供の頃、ガスもなく水道もない時代では、早朝より母がコンロに消し炭でコンロに火をおこし朝食と弁当を作ってくれていた。冷蔵庫のない時代だから夏は腐らない御数に苦労していた。辛い塩鮭、梅干し等は弁当の必需品。
 此れと同じにはならないが、朝の食事もとらずに学校に行く子もいるという親の義務を放棄し、子殺しの親が少なくなることを祈りたい。

 挨拶の出来ない子も多い、笑われそうだがこの歳になっても婆さんにお早う、お休み,頂きます、ゴチソウサマは忘れない。挨拶や箸の持ち方は学校教育ではないのだ。
 あまり物が溢れている世の中は助け合いの精神も薄れてくるのだろう、もっと書きたいことがあるが今日はこれで終わる。

06年11月14日火曜日・安倍内閣支持率は下がったがまだまだ高すぎる

2006年11月14日 13時28分34秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
06年11月14日火曜日

 相変わらず明るいニュースは少ない。もし明るい事に取り上げると朝日新聞が電話世論調査で安倍内閣支持率が下がったことだろう。

 私には明るくても安倍支持者には暗いニュースだ。朝日のグラフを参考にして新しく作ってみたのであげてみる。
          

 私はこのグラフを見て感じることは,改憲を目指し自衛隊を省に昇格して、昔の日本に逆戻りしつつある自民党、それを戦争を知っている高齢者が支持していることだ。

 もう一つ、自民を支持している高齢者を乳母捨て山に捨てるような医療改革や増税。この後に述べるが、業績好調な企業に消費税2%に当たる大型減税をする自民党を支持することは、自分で己の首を絞めている事に気が付かないのだろうか。
 日本国民は長い間ぬるま湯に浸かった生活を続けたために正常な感覚が失われたとしか考えられない。
 

もう一つ企業の減税である。
              
 先日、テレビで01年企業の正規雇用者
72.8%から66.8%に落ち
 非正規雇用者は
27.2%から33.2%に増えた
とあった。これを分析すると、人件費の高くつく正規社員をリストラして低額の賃金で雇える人間を減らすと云う事は、企業が弱いもの虐めを率先して国民の範を示している。
 そして、政府は好調に利益を上げている企業の減税する。消費税の2%に当たる4.4兆円だそうだ。全く逆なことをやっている。
 もし参議院で自民党が勝利するならば必ず消費税を上げてくるだろう。と言うことは、企業の減税で減った金額を弱者の個人に負担させるということだろう。
 老人よ目を覚ませ。


 最近は分からないことばかりが多い母親が子供を殺害するなぜだろう。日本国民と名乗るのが恥ずかしい。
 政治も社会的荒廃も著しい。先日関西でしかやっていないテレビ番組で、今の社会を正常にするにはどうしたらよいかの質問に鴻池祥肇参議院議員は「ない」とパネルに書いていた。
 その心は「戦後半世紀以上かかって捩じれた政治や社会を正常にするには、それ以上の年月が必要だから『ない』」とかれたそうだ。
 これは私がいつも思っていることで,政界も真面目な人間ほど人気が薄い感じがする。
 失礼いたしました。

戦争は誰がする・反戦のうた・4

2006年11月13日 18時42分05秒 | 反戦
議員になれば 偉くなり
 庶民を戦地に 送り込む
  話するのに 料亭へ
   危険な所へ 行くなれば
    戦国時代の 武将のように
     先頭に立って 行きなさい 

      イラクであった 無抵抗
       寝ていた 市民に弾丸を
        打った兵士は 怨めない
         あべこべ 撃たれることも有る
          それが戦争 昔も今も 変わらない

            おんな子供も 敵になる
             少しの 油断が命とり
              それが戦の 定めなの
               だから戦争 駄目なのよ
                それが戦争 昔も今も 変わらない


                   

若者が 犯したその罪は
 兵士を戦地に 送り出す
  大統領の 罪なのよ
   見えない罪は 誰が取る
    やはり 大統領よ とりなさい

      政治家の 隠れた罪は
       地球の重さと 比べにならず
        あなたの作った 法律で
         多くの若者 地獄行き
          その時あなたは 何してる

            建国いらい アメリカは
             侵略されてた 経験ない
              経験無いから アメリカ人は
               戦争の無惨さ 判っていない
                だから戦争 賛成してる
 

     真珠湾 日本が攻撃 したために
      アメリカ中が 頭に来
       広島、長崎、原爆落とし
        無差別攻撃 正当化
         それが戦争 なんだけど
          勝てば官軍 わしゃえらい

            国に謝りたくないならば
             無抵抗の 人々を 殺した罪
              地球が宇宙に 浮いてる限り 
               これは絶対に なくならない
                被害者にくらいには 謝れよ

                         終わり