■依頼者の明日(第174話) 発表1980年3月
評価 ★★★
依頼人 KGBラジュエフ議長
ターゲット KGBワシンスキー大佐
報酬 不明
今回弾丸発射数 1/ 通算弾丸発射数 1,095
今回殺害人数 1/ 通算殺害人数 1,037
今回まぐわい回数 0/ 通算まぐわい回数 76
<ストーリー>
ソ連に亡命中の元オーストラリア労働党副書記「ハワード」とソ連宇宙工学博士「パブロフ」夫妻が亡命を画策。これを阻止せんと、KGBワシンスキーが己の地位保全を賭けて蠢く・・・
<この一言>
科白なし
<解説>
ソ連宇宙工学の権威「パブロフ博士」思想信条をマークするKGB「ワシンスキー大佐」。パブロフのアパートを訪れるワシンスキーは、かつてワシンスキーがソ連に亡命させた元オーストラリア労働党副書記「ハワード・フィルビー」が同じアパートに住んでいることを知る。パブロフとハワードの動向を気にするワシンスキーであるが、果たして二人は共謀して亡命を企てる。
KGB内での権力闘争に巻き込まれながらワシンスキーは二人の亡命を阻止しようと奔走、策を企てる。全ての策が後手に回ったワシンスキーは最後の手段として、ゴルゴに亡命者の狙撃をするようラジュエフ議長に進言する。しかし、ラジュエフがゴルゴに依頼したのはワシンスキーの狙撃であった。
ゴルゴが4コマしか登場しないサイド・ストーリーもの。亡命の阻止とKGB内部の暗闘がスリリングに描かれており、練られたプロットが読む者を飽きさせない。難癖をつけるとすれば、ハワードの部屋番号は「301」であるはずだが、ドアの表示が「201」と描かれている点だろうか・・・
ズキューン
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