ゴルゴ13総合研究所『俺の背後に立つな!』

ゴルゴ13の全ストーリーを解説

ゴルゴ13第48巻-4機関全開

2007-02-21 23:48:50 | 第046巻~第050巻

■機関全開(第172話) 発表1980年7月

評価     ★★★

依頼人   不明

ターゲット  反政府極右組織 国民戦線アルマス議長

報酬     不明

今回弾丸発射数      2/ 通算弾丸発射数 1,074

今回殺害人数        1/ 通算殺害人数     992

今回まぐわい回数    0/  通算まぐわい回数    76

<ストーリー>
エクアドル囚人訓練船が”漂流中”のゴルゴを救助。直後に囚人達の反乱が発生する・・・

<この一言>
タバコをくれ・・・   ・・・まずい。

<もう一言>
俺はあんたらにとっても、あのサリナス号にとっても・・・ただの拾われた”漂流者”だ・・・

<解説>
エクアドルの囚人訓練船「サリナス号」が、南太平洋東部・ガラパゴス群島南500キロの沖合で”漂流中”のゴルゴを救助。その直後、囚人達が蜂起し船長以下を武力制圧する。しかし、海が大荒れとなり、囚人達の操舵では時化を乗り切ることができない。事態が極限まで達した刹那、ゴルゴが舵をとることを名乗り出る。ゴルゴはリーダーシップを発揮、即席のシー・アンカーを作り、天才的な操舵で難局を乗り切る。

ゴルゴは標的を狙撃後、ペルーの海岸から消息を絶っている。その後、手こぎボートで漂流中のゴルゴが発見されたのは、沖合500キロのポイントである。いくらゴルゴでも500キロも手こぎボートで進むのは無理と思うのだが・・・

ゴルゴが図らずも語った「漂流者」というのは、今回のシチュエイションに限らず、ゴルゴの人生を象徴しているのではなかろうか?チリキンガのゴルゴ評と「漂流者」も呼応している。
『あの冷え切った鋭い目・・・ひとりで生きることしかできない男の目だ・・・革命、民族、同志愛・・・どんな言葉もあの男に幻想や希望をいだかせはしない・・・』

ズキューン

ゴルゴ13 (48) 巻掲載
★ゴルゴ・グッズ紹介 デイブ・マッカートニーの店★

<script type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript" src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js"> </script> <script src="http://www.google-analytics.com/urchin.js" type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript"> _uacct = "UA-792331-1"; urchinTracker(); </script>

コメントを投稿