ゴルゴ13総合研究所『俺の背後に立つな!』

ゴルゴ13の全ストーリーを解説

ゴルゴ13第49巻-3ニューヨークの謎

2007-02-24 15:57:22 | 第046巻~第050巻

■ニューヨークの謎(第175話) 発表1981年3月

評価     ★★

依頼人   フラッグ医師

ターゲット  悪徳医師バローズ

報酬     不明

今回弾丸発射数      1/ 通算弾丸発射数 1,096

今回殺害人数        1/ 通算殺害人数   1,038

今回まぐわい回数    0/  通算まぐわい回数    76

<ストーリー>
真夏のニューヨークで冬服を着込んだ男女10人の死体が川で発見された。死体は「フラッグ医師」と看護婦9名。特ダネの匂いを嗅ぎ取った新聞記者「リッキー」は事件を調査する・・・

<この一言>
・・・

<解説>
真夏のニューヨークで冬服を着た男女10人の死体が川で発見された。死体は「フラッグ医師」とバローズ病院で働く看護婦9名。奇異な事件に特ダネの匂いを嗅ぎ取った新聞記者「リッキー」は事件を調査する。
バローズは闇で堕胎手術を行い暴利を貪っていたが、バローズ病院の看護婦達は、堕胎手術をネタにバローズを強請ろうとし、フラッグ医師とともに殺されてしまったのだった。フラッグ医師はバローズが娘を手込めにしたことを知り、生前中ゴルゴにバローズ殺害を依頼していたため、バローズに天罰が下されたのであった。

ゴルゴは作品中何度か登場するが言葉を発せず、存在感も希薄である。依頼人の死後も契約を履行するゴルゴの誠実さが描かれる作品であるが、迫力不足であることは否めない。

ズキューン

ゴルゴ13 (49) 巻掲載
★ゴルゴ・グッズ紹介 デイブ・マッカートニーの店★

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ゴルゴ13第49巻-2依頼者の明日

2007-02-24 15:53:39 | 第046巻~第050巻

■依頼者の明日(第174話) 発表1980年3月

評価     ★★★

依頼人   KGBラジュエフ議長

ターゲット  KGBワシンスキー大佐

報酬     不明

今回弾丸発射数      1/ 通算弾丸発射数 1,095

今回殺害人数        1/ 通算殺害人数   1,037

今回まぐわい回数    0/  通算まぐわい回数    76

<ストーリー>
ソ連に亡命中の元オーストラリア労働党副書記「ハワード」とソ連宇宙工学博士「パブロフ」夫妻が亡命を画策。これを阻止せんと、KGBワシンスキーが己の地位保全を賭けて蠢く・・・

<この一言>
科白なし

<解説>
ソ連宇宙工学の権威「パブロフ博士」思想信条をマークするKGB「ワシンスキー大佐」。パブロフのアパートを訪れるワシンスキーは、かつてワシンスキーがソ連に亡命させた元オーストラリア労働党副書記「ハワード・フィルビー」が同じアパートに住んでいることを知る。パブロフとハワードの動向を気にするワシンスキーであるが、果たして二人は共謀して亡命を企てる。
KGB内での権力闘争に巻き込まれながらワシンスキーは二人の亡命を阻止しようと奔走、策を企てる。全ての策が後手に回ったワシンスキーは最後の手段として、ゴルゴに亡命者の狙撃をするようラジュエフ議長に進言する。しかし、ラジュエフがゴルゴに依頼したのはワシンスキーの狙撃であった。

ゴルゴが4コマしか登場しないサイド・ストーリーもの。亡命の阻止とKGB内部の暗闘がスリリングに描かれており、練られたプロットが読む者を飽きさせない。難癖をつけるとすれば、ハワードの部屋番号は「301」であるはずだが、ドアの表示が「201」と描かれている点だろうか・・・

ズキューン

ゴルゴ13 (49) 巻掲載
★ゴルゴ・グッズ紹介 デイブ・マッカートニーの店★

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