■AT PIN-HOLE!(第30話) 発表1971年1月
評価 ★★★★★
依頼人 CIAフラナガン部長
ターゲット フリッツ・スタイン
報酬 $100,000
今回弾丸発射数 4 / 通算弾丸発射数 165
今回殺害人数 2/ 通算殺害人数 134
今回まぐわい回数 1/ 通算まぐわい回数 19
<ストーリー>
ハイジャック犯の狙撃を依頼されるゴルゴ。だが、依頼内容は針の穴を狙うに等しいものだった・・・
<この一言>
依頼主がおれを信頼するように、おれはあんたの腕を信頼しているんだ
<もう一言>
ありがとう
<さらに一言>
犬も歩けば棒にあたる
<解説>
神業とも言うべき射撃が描かれている傑作。1,020メートル離れたターゲットを一撃で仕留めるクールなゴルゴに感服せずにはいられない。また、銃職人『デイブ・マッカートニー』との出会いが記されているのも見逃せない。「アメリカでも五指にはいる銃のハンドメイカー」デイブをプロと認めるゴルゴ。真のプロフェッショナル同士の会話が本作のもう一つの見せ場だろう。完成した銃を見てゴルゴが「ありがとう」と感謝の意を伝えるシーンには胸が熱くなる。
余談だが、CIAフラナガン部長がゴルゴに「リスボンの”Bの店”の一件以来だな。あのときは君を敵にまわしてひどいめにあった」と述べている。これまでにリスボンが絡んだ事件は第4巻-2『WHO?』、第6巻-3『17人の渇き』のみで、いずれもCIAは関与していない。紹介されていない事案があるのだろう。
蛇足ながらもう一点。FBIから釈放されたゴルゴが「犬も歩けば棒にあたる」とつぶやいているのは何故か?謎である。
なお、デイブ・マッカートニーはパチスロ『ゴルゴ13 THE PROFESSIONAL』に登場。本作同様の会話が展開される。ゴルゴが銃の仕上がり具合を見て満足すればボーナス確定となり、ゴルゴ『ありがとう』、デイブ『GOOD LUCK!』の会話がなされる。しかしながら、パチスロ『ゴルゴ13 THE PROFESSIONAL』内でのデイブの信頼性は低く、5回に1度程度しかゴルゴが要求する水準の銃を作ることができない。デイブ、頑張れ!
ズキューン
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